#23 附属幼稚園を紐解く(幼稚園受験・幼受)
2026/07/01 リライト
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本記事の初版は2021年11月ですが、あれから附属幼稚園(以下:附属園)受験の景色も随分と変わりました。
あの頃は、狼侍のアカウントも規模も小さかったですが、幼稚園受験に関する発信にもほとんどリアクションはなく、ほんの一握りの方にお届けするものでした。
それが今や、「小学校受験回避」という言葉を頻繁に目にするようになり、幼稚園受験についてのSNSの発信も増えました。幼稚園という物理的な制約があるため激増とは言わないまでも、受験の裾野は明らかに広がっています。
さらに、一時期話題にもなりましたが、附属園に内部進学を申告しておきながらの無断での小学校受験など、モラルの低い在園家庭も非常に増えました。
受験の解像度を上げている狼侍自身がそういった家庭の出現を助長しているという面への葛藤もありますが、いずれにしても、その家庭像はもはや雲の上の存在でも深淵の門でもありません。
その意味で、早い者勝ちの競争優位はだいぶなくなりました。しかし、受験産業も限られる幼稚園受験では、その本質に辿り着けているご家庭はまだまだ僅かです。情報商材も少なく、AI記事もネットの情報が少ないので薄っぺらいもので終わります。
4年半ぶりのリライトですが、その意味で本質は変わってません。謎に包まれた附属園受験についての知見を深める一助になれば幸いです。
▌附属園の魅力
・小学校受験回避
小学生高学年に多大な負荷を掛ける中学受験回避もさることながら、幼稚園児に教室通いやペーパー学習を詰め込む小学校受験を回避できることは大きなメリットです。
私立小学校入学のチケットを持ちながら、バレエやピアノ、サッカーなどの好きな習い事に明け暮れて伸び伸び過ごすことは、親心を大いにくすぐる話です。
世の中の多くの教育熱心な層でも、その多くは中学受験が我が子の受験活動のスタートです。それよりも6年も早く気がつくのが小学校受験ですが、その層が小学校受験を検討し始めた時には、附属園組は、すでに大学卒業までもしくは高校卒業までを見据えた長期で教育を考えています。
さらに、その多くのご家庭は英語教育に力を入れていますが、小学校受験・中学受験の時期も、英語の学習が途切れないのは大きなアドバンテージです。
また、女の子を中心に芸事に打ち込める環境も魅力的です。東京オリンピックを見れば最年少のメダルの獲得が12歳11ヶ月でした。単純に小学校受験回避による幼稚園期の負荷が軽減されるというだけでなく、こういった何かに打ち込める可能性と私学という環境を両立できるのが実は一番大きなメリットでしょう。
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