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#85 本番を終えて見える景色'24(小学校受験・小受)

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 毎年お届けしている本テーマは、昨年秋の受験期を振り返り、幼稚園・小学校受験(以下:お受験)のリアルや不変性などの気付きにお役に立てればとの主旨になります。お馴染みのデータ検証は別の記事にてしっかり行ってまいります。
 22年・23年版に引き続き、皆さまのポストや個別にお寄せ頂いたお話がベースです。個別相談や新企画のお受験レポートも多数の方からご応募いただきました。誠にありがとうございました。
 
なお、かなり突っ込んだ内容も多いため、本年は有料とさせていただくことご容赦ください。
 それでは、今回も長い長い約17,000字でお届けいたします。

■はじめに

 22年は「多様性」、23年は「リアタイ」と振り返りましたが、24年秋を一言で言うならば、「解像度の向上」でしょうか。Xのポスト、個別相談や受験レポートを拝見するに、数年前よりもお受験の解像度が極めて高くなっている印象を受けます
 やはりネットからの情報が圧倒的に増えたことで、そこからの情報はもとより、受験家庭からの質問が鋭くなれば、受験産業も情報を抱えておくことができないのだと思います。逆に言えば、情報戦の全体のスタートラインが高くなるため、戦いそのものは一層厳しくなるかもしれません。

 なお、Xに限って言うならば、24年秋のテーマは「エンタメ」とつけたいところです。比較的信頼性の高かったXでも、真実を見つけるのは難しくなってきました。この24年はSNSの匿名性が猛威を振るった印象です。情報収集の役割から、喜怒哀楽を隠さない、よく言えばストレス解消の場への移行です。
 もちろん発信は自由です。それゆえ、懇意のアカウント以外は、東京カレンダーのコラム感覚で読むのがよろしいかと思います(もしくはミュート)。
 一方で、真摯なご家庭のリテラシーは一段と高くなり、受験期は完全にXをシャットダウンしているであろう層もかなり見受けられました。
 そのような状況から、お受験におけるSNSの役目は一時代を終えた感があります。詳しくは最後にも振り返りたいと思います。


■考査について

・大手教室の情報の活用

 では、具体的に振り返ってまいりましょう。
 各校の考査内容は、個人の発信情報を見る必要は全くありません。ましてや高額な有料noteなど話になりません。なぜなら、ヒアリングがベースとなるお受験の考査内容は、その精度はヒアリングのサンプル数に比例するからです。つまり、各校に強い大手教室の情報が最も有用となります。

 また、大手教室に所属していなくても、各教室が十分に有益な情報を発信してくれています。特に、以下の3教室の発信は貴重です。以前Xにポストしましたが、木を見て森を見ずにならないように、このような情報に触れて、全体像を俯瞰できる視野をぜひ身につけてください。

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