#50 志望校選びを紐解く(小学校受験)
志望校選びについて、「子どもの性質から選ぶ」か「親の志向(教育方針)から選ぶ」かは、SNSでも度々見られる議論です。
「#28 この子は◯◯小学校ぽい雰囲気は本当か?」でも述べた通り、狼侍としては「現在の子どもの性質で選ぶべきでない」との方向性はお伝えしていますが、もう少し詳しく紐解いてみましょう。
■性質か教育方針か
ここで言う「性質」とは、「長所」と「短所」と言い換えても良いでしょう。
「子どもの性質から選ぶ」とは「長所に合った学校を選ぶ」と言えます。
つまり、短所から選ぶ方針は、「親の志向で選ぶ」学校選択となります。
・子どもからの学校選び①
では「長所に合った学校選び」は本当に子どもの性質で選んでいるでしょうか。
これも以前の例ですが「ウチの子(女子)は活発だから共学に向いている」とは一見筋の通ったきっかけに見えます。活発な長所に重きを置き、窮屈さを感じる女子校よりも共学を選ぶのも納得感もあります。
しかし、志望動機とは「その学園でどう育ってほしいか」です。教育方針への共感とは、どう「教育」されるかへの共感です。
そう考えると、現時点の「活発」な長所だけでは学校は選べません。親御さんがその「活発さ」をどう教育してほしいのか、すなわち、「長所をどう伸ばしたいのか」の視点が学校選びとなります。
「活発さで周囲を引っ張る力を身につけてほしいと考え、男子顔負けで応援団長を女子が務める御校に」となれば、成蹊小学校の志望動機が出来上がります。
一方で、女子校であっても、東京女学館の運動会の活発は、成蹊小学校にも引けを取りません。
活発な子は共学向き、女子校はおとなしいなどの先入観は禁物です。
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