自己紹介(仕事編):医師としての新たな挑戦 〜臨床と予防のあいだで試行錯誤するキャリア〜【#004】(自己紹介-03)
【Day 3】
下記のように、3回にわけて私のことをお話していきます。
自己紹介①:仕事編
自己紹介②:家庭・日常生活編
自己紹介③:趣味・価値観編
今回は自己紹介の仕事編をお届けします。
1. 勤務医としてのキャリア
私は現在、泌尿器科医として病院に勤務しています。学生時代からこの分野に強い興味を持ち、産婦人科と迷った末、泌尿器科を選びました。同期がいなかったこともあり、少しプレッシャーを感じることもありましたが、それが逆に自分を成長させたかもしれません。
泌尿器科は、内科と外科の両方の要素を持つ科であり、薬物治療と手術の両方に関わるため、非常に幅広い知識と技術を求められます。特に手術の進歩には目を見張るものがあり、腹腔鏡やロボット手術は他の科に先行して進歩してきた歴史があります。
私はこれまで、泌尿器科学会の専門医や指導医、腹腔鏡技術認定医、ロボット手術のプロクター(手術指導医)などの資格を取得し、10年以上にわたって手術分野に注力してきました。しかし現在の病院では、ロボット手術や腹腔鏡手術の機会は限られており、泌尿器科医としての仕事の比重が減少しています。
これは後述する嘱託産業医を兼業としてスタートすることが影響しています。
「臨床医×嘱託産業医」
このような働き方では、いわゆる大病院で手術をバリバリと積極的に行うのは難しいのが現状です。しかし、並行して働くという意味では、今の病院を大変気に入っております。
手術は経験を積んでこそ技術が向上する世界です。現状の働き方では、資格に見合った技量が担保できていない可能性を感じています。ひょっとすると形だけの資格になっていくのかもしれません。それでも手術そのものは好きであり、今後は後輩の育成に力を入れていきたいと考えています。
2. 病院職員の健康支援に挑戦
現在、病院の健診センター長・健康推進室長として、病院職員の健康支援に注力しています。医療の質を向上させるためには、まず職員自身が健康であることが重要です。
病院としての目標は、「健康経営優良法人」の取得です。職員の健康をしっかりとサポートし、その結果として病院全体の医療の質向上を目指しています。また、自分にとって苦手な分野であるデータ分析にも挑戦していきたいです。
健診センター・健康推進室ともに多くの部署のお力を借りて運営をしています。日々皆さんの多大なる努力に感謝し、これから盛り上げていきたいと考えております。
3. 産業医としての新たな道
2022年からは産業医としても活動を開始しました。勤務先の病院や数社で嘱託産業医を担当し、臨床医としての経験を活かして、企業での健康支援にも注力しています。
その背景には、臨床医・泌尿器科医として専門性を深める一方で、医療の限界を感じることがあったからです。がん治療における経済的課題や過剰な治療の問題に疑問を持ち、より広い視野で人々の健康に貢献できる方法を探し始めました。
その中で「一次予防の重要性」を痛感し、病気になる前に手を打つことが最も効果的だと感じています。特にメンタルヘルスに関して強い関心を持っており、産業医として組織の問題に取り組む意義を感じています。
キャリア形成の側面からは、医師として働く中で、「収入源を複数持つことが精神的安定に繋がる」と感じ、産業医の仕事はまさに自分の目指す方向にぴったりでした。
4. アンガーマネジメントジャパン実践リーダーとして
私はアンガーマネジメントジャパン(AMJ)に所属しています。
そして、アンガーマネジメントジャパンの実践リーダーとしても活動を始めました。
メンタルヘルスの問題が企業や働く人にとって重要なテーマとなる中で、アンガーマネジメントのスキルは非常に役立ちます。
AMJのプログラムでは、「怒りをコントロールする」だけでなく、「認知の変容」や「アサーティブコミュニケーション」など、対人関係に役立つスキルを学ぶことができます。これらのスキルは、職場でのパワーハラスメント対策やコミュニケーションの改善に役立ちます。
職場でアドラー心理学を展開するというと驚かれると思いますが、アドラー心理学という言葉を使わずに、アンガーマネジメントやパワーハラスメント対策という形で、アドラー心理学のエッセンスをおりまぜながら職場に広める方法を模索しています。
まとめ
勤務医としての道に加え、産業医・アンガーマネジメントと多角的に挑戦しております。
これまでのキャリアと、そこから広がった新たな学びについてご紹介しました。
次回予告
Day 4|自己紹介(家庭・日常生活編)
次回は自己紹介の「家庭・日常生活編」をお届けします。どのような家族背景や日常を過ごしているかをご紹介します。
私の自己紹介記事とマガジンはこちらをご参照ください。
第1回目の自己紹介の記事
自己紹介のマガジン
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