エッセイ:人間関係はむずかしい…このままじゃ僕らの未来が…
上司が退職する。50歳を目前にして会社を去る。
「新しいことに挑戦したい」と語るが、本音は会社の上層部と考えが合わなかったのだろう。
仕事力が高く、実力のある人物だ。仮に名前を”山田氏”としよう。
山田氏は、うんざりしてしまったのだろう。
人柄も良く、「責任なら俺がとる。だから思いっきり仕事をしろ」と言える、尊敬すべき上司だった。
ただ、考えてしまう。人間関係とは、なぜこうも難しいのか。
仕事ができるがゆえに疎まれ、提案は聞き入れられず、邪険にされる……。
しかし、一方的に上層部だけが悪いとも言い切れない。
山田氏にも問題はあったのかもしれない。
仕事の実力があるからこそ、時に強引に事を進める傾向がなかったとは言えない。
もし双方が協力できていたら、もっと大きな力を発揮できたはずだ。
「友達になっちゃえば、うまくいくのに」
子どもの頃はそう思っていた。
でも、大人になってわかった。
仲良くなんてできないし、協力なんてしない。
お互いの感情が邪魔をする。
人間は、どうあがいても感情で動いている。
僕たちは感情の動物なのだ。
⸻
「SINIC(サイニック)理論」をご存じだろうか?
1970年にオムロン創業者が描いた、人類と技術の未来予測だ。
驚くほど的中しているこの理論によれば、次に訪れるのは、
“気持ちと心を制御する生体技術”——「サイコネティクス」の時代。
……僕たち、ロボットみたいになっちゃうよ。
いや、違う。ロボットではない。多分、ゾンビだ。
仲良くするか、ゾンビになるか。
僕たちの未来はそんな二択しかないのか……?
でも知っている。
僕たちは、感情をそこまで制御できない。
このままじゃ、みんなゾンビになってしまう……。
……ん? でも、みんながゾンビになったら、誰が指示を出すんだ?
AIか!? AIなのか!?
未来には、ゾンビとAIしかいなくなってしまうのか……!?
山田氏~~~~~~!! 上層部~~~~~~~!!
何とか、仲良くできんかねぇ~~~~~!!!
(※フィクションですからね)
いいなと思ったら応援しよう!
ありがとうございます!チップはよりいいnoteが書けるよう、経験に使わせて頂きます。