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陰キャでごめんなさい

陽キャとか陰キャとか。
「そんな安易な言葉で片付けないでほしい」
ずっと思っていた。もちろん陰キャなので声には出さない。


電話が苦手

そんな私は、いつの頃からか電話が苦手になっていた。電話を掛けるという行為すら極度に緊張してしまう。「今日電話しよう」が「あとでいいか」になり、「明日電話する」になる。更に翌日以降になることもしばしばだ。

電話を掛ける直前、色々なことを考えてしまって手が止まる。世の中にインターネットが普及したことを感謝している。ダイヤルアップ接続時代を生き抜いた世代として考えられない進化だ。

電話が掛かってくることに関しては不慮の事故のようなものだと思っている。避けようがないので諦めて出るが、自分から電話を掛けることはまずありえない。

最近は携帯電話の電話番号を使って「SMS(ショートメール)」という技を覚えた。SMSなら電話を掛けなくて良いのだ。

知り合いに、LINEやSMSで連絡をした直後に電話を掛けてくる人がいる。明らかな貰い事故だ。相手が高齢なので仕方がないと諦めるしかない。

ただし、ときには不在着信に気がつかず、無視してしまうこともある。しかも、不在着信に気がついたとしても、こちらから電話を掛けることは少ない。

掛けようとは思うのだ。しかし、思っていてもできないのでしかたがない。

申し訳ない……

とも思わない。電話は苦手なのだ。できれば文字だけでのやり取りをお願いしたい。文明の利器を使いこなせる高齢者になってほしいものだ。

口から言葉が出て来ない

SNSやブログでは言いたいことが書けるが、実際に会うと全く話せない。まるで別人になってしまうのだ。

もうお気づきだろう。
何を隠そう、私は人と話すのが苦手なのだ。

気がついたのは中学生の頃だった。推薦入試を受けることになり、校長先生を相手に面接の練習をすることになった。しかし、思ったように言葉が出て来ない。

本番の面接でも上手く言葉が出て来なかった。考えがまとまらないのだ。しかも、一般的な面接とは別に口頭試問の面接もあった。残念ながら、提示された問題に答えることができなかった。

私は落ち込んだ。「はい、今日でこの世界は終わりますよ!」と宣告されたかのように落ち込んだ。たかが推薦入試ごときに。

しかし、試験は合格した。

絶対に不合格だと思っていたので、合格の報せを受けた日は一日中、鳩が豆鉄砲を食ったような顔をしていたに違いない。

推薦入試の面接など、ほとんどオマケみたいなものなのだろうか。そうでなければ、私が合格できるわけがない。何せまともに話せないのだ。恐らく、面接会場に着く前に、試験の合否はほとんど決まっているのだろう。

しかし、どうして話せなくなってしまったのだろうか。

先天的?それとも後天的?

私の両親は良く喋る。父は既に他界しているが、とにかく喋る人だった。母はそれ以上に喋る。80歳を超えてもなお、喋り続けている。つまり、私に喋るスキなど全く与えられない厳しいスパルタ環境で育ったのだ。

結果、ほとんど喋らなくなった。後天的な要素がかなり強いと思われる。

しかし、実際は後天的要素だけではない。

幼少の頃より、一人で絵を描いたりマンガを読んだりすることが多かった。生まれながらにして陰キャの素質を持ち合わせていたようだ。

もちろん、友達とも遊ぶが、家では常に一人で遊んでいた。5歳年上の姉と3歳年上の兄がいたが、あまり一緒に遊んだ記憶がない。喧嘩したイヤな記憶はあるのだが、なぜだろうか。

つまり、私の陰キャは先天的要素に後天的要素が覆いかぶさって出来上がったものらしい。陰キャのサラブレッドが完璧な英才教育を受けた結果が、コレだ。

人はこれを内向的と呼ぶ。

ほとんど当てはまる

ジル・チャンの書籍【「静かな人」の戦略書】はそんな内向的な人に向けて書かれた書籍だった。ページをめくった瞬間、ビビビ婚と同じくらいの衝撃が走る。

ちなみに、ビビビ婚の松田聖子さんは2年半で離婚したらしいが、縁起が悪いので知らなかったことにしておいてほしい。

書籍の中には内向的な人の特徴が「これでもか!」というほど書かれてあった。

ほとんど当てはまってるやん!

私自身、内向的である認識はあった。しかし、ここまでピッタリだと逆に笑うしかない状況だ。その中でも特に下記の項目はその通りと言わざるを得ない。

・じっくり考えるため、考え事に時間がかかり、会話のときでも黙っている時間が長い。
・もの柔らかな口調で話す。
・記憶力に優れているが、思い出すのに時間がかかる。
・話すよりも書くほうが、自分の言いたいことを明確に表現できる。
・昔のことをくよくよ考えてしまうことがある。
・友人の数は少ないが、つながりは深く、友情は長続きする。
・仕事などの場での人柄と仲間内での人柄は少しちがう。

静かな人の戦略書

友達の数が少ないというか、ほぼゼロだ。あと、職場では本当に喋らない。一日中誰とも喋らない日もあるくらい、寡黙な人を演じている。演じているわけではないが、逆に演じていると思っていた方が幸せな気がするのだ。

勝手な想像だが、私のnoteを読んでいるあなたも内向的な傾向が強いに違いない。そうでなければ、こんな文章を読むはずがないだろう。安心してほしい。既にバレている。

図星のあなた!
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内向的で悩んでいるのなら

「静かな人の戦略書」は内向的な人がどのように生きるべきかが記されている世界的なベストセラーだ。もし、あなたが内向的なことで悩んでいるのなら、悩み過ぎて禿げ散らかす前に手に取っていただきたい。

書籍の中で、グーグルの元CEOエリック・シュミットの言葉が引用されていた。

「宇宙船に乗らないかと誘われたら、どんな席ですか、なんて訊くもんじゃない。飛び乗るんだ」

静かな人の戦略書

今こそ飛び乗れ!
同志たちよ!

ちなみに私は内向的ではあるが、特にそのことで悩んではいない。悩んではいなかったが、曇っていた空がスッキリ晴れてきた感覚を覚えたのは確かだ。

禿げ散らかすとすれば、別の要因に違いない。
逆に髪の毛が生えてきた。

こんな私へのお仕事依頼は下記まで。
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