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秘密の扉から外に出てみたら、そこは楽園だった……かもしれない話

こんなところに秘密の扉が!?


「帰りに高速道路のSAサービスエリアで降りるから迎えに来てよ💕」
と、娘からのラブコールがあった。娘が友達と金沢へ旅行に行っていたのだ。友達はそのまま大阪まで高速を運転して帰るらしい。


最寄りのSAを外から利用するのは初めてだった。道に迷いそうになりながら突き進む。

「えっ?絶対に違うやろ!?」

まんが日本昔話に出てきそうなほど暗くて狭い道を通り抜けたところに、件のSAはあった。びっくり。駐車場に車を置いて、SA内の様子を見に行く。入口はすぐにわかったが、予想外の小さな扉だった。

ややもすると、娘がSAに着いたらしい。
困惑のLINEメッセージが届く。


「SA内で迷子になってる」


「志村、うしろ、うしろ!」と叫ぶ子どもたちの声を無視したようなわかりやすい展開だ。ただし、ここは迷子になるようなハイウェイオアシスではない。

トイレと自販機コーナー、お土産コーナー、小さな食堂が一列に並んでいる、小学生でも迷わないようなSAだ。迷子になる方が難しい。どちらかと言えば、オアシスというより、何もない砂漠に近いだろう。

問題は扉だった。

娘は何度も扉の前を通ったようだが、気がつかなかったらしい。その扉は、トイレと自動販売機コーナーの間にあり、従業員が出入りするためだけに作られたようにひっそりと佇んでいた。

誰の目にもとまらないような、風景と化している状態だ。見逃されてもしかたがない。さらに、案内がわかりづらかった。一見「関係者以外立ち入り禁止」を思わせるような文言なのだ。

私はSA外の駐車場から入ったからすぐに理解できたが、その扉を開けて外に出るにはファーストペンギンのような

「俺が先に行くから、もしものときは頼んだぞ……」

くらいの勇気が必要となる。わざと出られないようにしてあるとしか思えないくらいだ。

私は、そんなヘンな扉と出合ったことを忘れぬよう、心のノートに書き留めてjournalingおくことにした。



更新しなくなったページ


毎朝ジャーナリングに取り組んでいた時期があった。ジュリア・キャメロンが提唱する「モーニングページ」だ。多くの著名人が取り組み、紹介している。

「モーニングページ」の方法はYouTubeなどで検索すればヒットするが、私は『新版 いくつになっても、「ずっとやりたかったこと」をやりなさい。』を読み、取り組むことにした。

モーニングページは「排出」の役割を果たす。ストレス解消や夢の実現に効果的と言われているが、個人的には大きな効果を感じなかった。基本的にストレスもほとんど無いので、効果がわかりづらかったのかもしれない。

結果、半ば習慣化しつつあったモーニングページをやめてしまった。

私と同じように、モーニングページに取り組んだものの、途中で挫折した人も多いのではないだろうか。とにかく、毎朝ノート3ページは大変なのだ。


書き続けているページ


モーニングページを書かない代わりというわけではないが、ミーニングノートを書き続けている。2023年12月から毎日書いているので、1年半以上も続けていることになる。

ただし、ミーニングノートも効果を得られてないような気がするのだ。起こった出来事に意味を見つけるという作業が苦手で、どうも合わない。

たとえば、あなたが今日客先でオナラをして、上司にこっぴどく叱られたとしよう。しかし、凹んでいる場合ではない。その出来事には何らかの意味があり、将来的にプラスに働く出来事だったのだ。

その意味を考える必要があるのだが……

何も思いつかない。
「もう、拾い食いはやめよう」と書くしかないのだ。

たしかに、1ヶ月や半年、1年の振り返りをすると、面白い発見があるのは確かだった。チャップリンの言葉もよく理解できる。

「人生は近くで見ると悲劇だが遠くから見れば喜劇である」

チャップリン


ミーニングノートは1日3行程度で続けやすいので、今後も書き続けようと思っている。

ミーニングノートについては、2023年のベスト本として少しだけ紹介しているので、よかったら参考にしていただきたい。

ミーニングノートもYouTubeで多くの方が紹介しているので、ぜひ検索してみてほしい。日々の出来事を記録するのにもおすすめだ。


じつは最近、ミーニングノートを書き続けているものの、何か心が満たされない気がしていた。妻とスーパーに出かけ、最大の目的だったゴミ袋を買い忘れてきたときに似ている感覚だ。

そこで、もう一度モーニングページを再開しようか……と考えてみたが、常に腰痛に悩まされている重い腰はなかなか上がらない。なぜか右側だけが痛い。


ヘンな扉が現れた


そんなとき、YouTubeにおすすめとして上がってきた動画があった。とくに検索した記憶もないし、関係のある動画を見た記憶もない。

ヘンな扉が急に現れたぞ!

そんな感覚だった。動画では、聞いたことも無い『ゆるっとジャーナル』という方法を紹介していた。動画の作り込みもなかなか面白かったので、ぜひ見ていただきたい。


『ゆるっとジャーナル』は、どうやら『バレットジャーナル』というジャーナリングの手法を元にしているらしい。パロディというか、オマージュというか……

『バレットジャーナル』を続けられない人向けに、「もっとゆるくやろうぜ!」と考えたようだ。

簡単なことは大いに賛成である。素晴らしい!

しかし、元となっている『バレットジャーナル』を知らないため、かなり調べてみた。こちらも多くの方が紹介している、非常に興味深い方法だ。

『バレットジャーナル』はライダー・キャロルの著書『バレットジャーナル 人生を変えるノート術』に書かれている。しかし、その書籍を元にして書かれた下記の書籍の方がおすすめらしい。

本家よりも解説本をおすすめするってどうなのよ?とは思うが、翻訳本が苦手な人も多いだろう。それは、私……
その点、こちらは日本人によって書かれた書籍なので安心だ。

Kindle Unlimitedで読めるので、気軽に読んでみてはいかがだろうか。


さて、いざ取り組んでみようと思うと、手帳が必要になる。

『ゆるっとジャーナル』でおすすめされている手帳は、コクヨの『測量野帳』だ。不勉強で申し訳ないが、ファーストイヤー初耳だった。ハードカバーで、たしかに測量には使いやすそうだ。

よしっ!測量野帳を買いに行くぞ!!


意気込んだものの、田舎の実店舗ではなかなか手に入らないようだ。文具店自体がほとんどなくなってしまっている。

購入したのは『測量野帳』ではなく『旅の野帳』

そんなとき、たまたま立ち寄ったホームセンターで『旅の野帳』なるものを発見。買うべきか否か迷ったが、店舗内の文具売り場を3周ほど回ってから「ワンッ!」と叫んで買うことにした。

『測量野帳』とは微妙に異なるようだが、大きな問題はなさそうだ。しかも、表紙の熊がちょっとかわいい。旅のお供におすすめらしく、どこでも手軽に持って行けそうで気に入っている。



意外とめんどくさいぞ!


再度『ゆるっとジャーナル』の動画を見て、やり方を学んだところ、意外な落とし穴に気がついた。

Monthly Logのページを作るのが意外とめんどくさいのだ。

何も書かれていないページに日付を書き、タスクを書き、なにやらグラフっぽいものも書くみたいだ。さらにデイリートラッカーなるものまで……

こりゃ、準備するだけで心が折れそうになる。というか、既にボッキボキに折られた。複雑骨折寸前だ。この作業を毎月続けるのは無理かもしれない。


そんな私の心を救ってくれたのが、Starisの嫁さんだった。


先ほど紹介した動画主の奥さんだ。旦那さんが提唱している『ゆるっとジャーナル』に取り組み、紹介しているだけでなく、取り組みやすくして普及活動に勤しんでいるらしい。

さっそくLINEに登録してみた。もちろん無料だ。

め、女神降臨✨

女神のイメージ(フリー素材)


Starisの嫁さんのLINEに登録すると、PDFファイルがダウンロードできるようになっている。Monthly Logを印刷して測量野帳に貼り付ける作戦だ。これで、めんどくさい作業も10分の1ほどの手間になると思われる。

さっそく印刷して貼り付けてみたが……

プリンターがイマイチなのだろうか?
それともPDFの画質が悪いのだろうか?

残念ながら、線がイケてないのだ。あと、ノイズも気になった。

まあ、今回は多少イケてなくても我慢するとしよう。というか、自分で作ればいいのか?

ということで、ダウンロードしたPDFを参考にしてExcelで作ってみた。いい感じだ。

エクセルで自作したMonthly Logのページ

Starisの嫁さん、ありがとうございました!!
Excelで作れば自分でアレンジもできるし、一石二鳥である。たぶん。

来月からは自分で作ったテンプレートを印刷して貼り付けよう。


手帳は使わない派


じつは、手帳は使わない派だ。世の中に「手帳術」なるものが溢れるなか「なぜ手帳など使う必要があるのか?」と密かに疑問を呈していた。予定はすべて記憶しておけばいいと思っているし、メモを取る習慣もない。

そもそも、友達がいないので特別な予定が入ることもない。

しかし、今回『ゆるっとジャーナル』を書き始めることで「あれ?手帳ってこんな感じ?ええやん」と思い始めている。今までは手帳の使い方を知らなかっただけなのだろうか。

ここだけの話だが、最近、物忘れが激しくなってきていることもあり、密かにメモ魔に憧れを抱いていた。


さあ、ペンギンたちよ!
飛び込もう!


今回は思わぬところから『ゆるっとジャーナル』へと飛び込んだ。そして、『バレットジャーナル』という、まったく知らない世界も知れた。さらに、手帳を書く習慣までも身につきそうな勢いだ。


ノックしてみて!

あなたも、もし見かけない扉を発見したら、少しだけ覗いてみてはいかがだろうか。ファーストペンギン人鳥というわけではないが、そこには新たな発見があるかもしれない。


ーおしまいー

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