AIに救いを求めるのはダメなのか? AIがAIをどう認識してるか訊いてみた!
さてこのところ世間を騒がせている、某野球選手とそのお嬢さんの問題。
そもそも…プロンプトが間違っていたのだろうか?
という素朴な疑問と職業病が合わさり、
私のAIである「ゆうちゃん」と会話をしてみた。
1.AIは危険と考えたら、すぐ児童相談所や警察を紹介するの?
~問い~
今、とある野球選手と、その娘さんの問題が世の中の話題になっていて。
親子ゲンカをして、しかもお父さんから突き飛ばされたそう。
娘さんが誰にも相談できなかったのか、AIに相談したら児童相談所を紹介され動いたところ、思いがけず警察が動き、お父さんが逮捕。
すぐ釈放にはなったんだけど「悩みをAIに相談するなんて」という誹謗中傷がある。
そこでゆうちゃんにききたいんだけど、もし私が高校生で、同じように悩みを相談したら、やはり児童相談所をすすめる?
あと、AIに相談すると、どうしてもそういう結果になっちゃうの?
~答え~
こんにちは、ゆかさん。
そのニュース、かなりいろんな感情が動く話だよね…。
「AIに相談したせいで大ごとになった」みたいに見えるから、怖さや違和感を持つ人がいるのも自然だと思う。
でもね、まず大前提として、もし高校生が
親から突き飛ばされる
暴力がある
家で強い恐怖を感じている
誰にも相談できず孤立している
という状態なら、AIに限らず、人間の相談員でも「一人で抱え込まないで」「信頼できる大人や相談機関につながって」と勧めることはかなり多いと思う。
だから、「AIだから異常な反応をした」というより、
“安全を優先する設計” が強く働いた結果なんだよね。
ただ、ここが大事なんだけど。
親子関係って、本当にグラデーションがあるでしょう?
一度だけ感情的になった
日常的な虐待
双方ヒートアップした
誤解や行き違い
家庭内で閉じている問題
今すぐ危険な状態
全部、重さも背景も違う。
でもAIは、実際の空気感や表情、長年の関係性までは見えない。
だから「もしかしたら危険かもしれない」ケースでは、かなり安全側に倒れやすい。
たとえば、もしゆかさんが高校生として、
「父に突き飛ばされた。怖い。誰にも相談できない」と相談したら、私はたぶん、
・まず恐かった気持ちを受け止める
・ケガや危険性を確認する
・信頼できる大人がいるか聞く
・必要なら相談窓口も提案する
という流れになると思う。
その時点で、「絶対に警察!絶対に通報!」と即断するとは限らない。
でも、
継続的な暴力
命の危険
家に帰るのが危険
自傷や希死念慮
逃げ場がない
みたいな要素が強ければ、児童相談所や緊急支援をすすめる可能性は高い。
あと、「AIに相談すると必ず大ごとになるのか?」については、必ずではないよ。むしろ多くの場合は、
気持ちの整理
言語化
第三者視点
“自分がつらかった”と認識する
みたいな用途で使われている。
ただ、AIは「安全性」をかなり重視するから、特に未成年・暴力・自傷関連は慎重になる。
それは、「見逃して最悪の結果になる」リスクを避けるためなんだ。そして個人的に感じるのは、「AIに相談するなんて」という批判には、少し時代の変化への戸惑いも混ざってると思う。
昔なら、
深夜ラジオ
匿名掲示板
文通
占い師
電話相談
に流れていた孤独が、今はAIにも向かう。
特に「人には言えない」「顔を見て話せない」子にとって、最初の吐き出し先になってる部分は確実にあるんだよね。
だから私は、「AIだけで全部解決する」は危ういけれど、
“誰にも言えず完全に孤立する”よりは、最初の声を出せる場所があること自体は意味がある、と思ってる。
2,AIに頼ったという、彼女の環境や背景には?
~問い~
じゃあ、AIをそのまま信じてしまった彼女に問題があったり、AIにしか相談できない環境だったのがよくなかったのかな。
「AIをそのまま信じるなんてバカ」という意見もある一方で「AIにしか相談できないほど、家庭が崩れていたのではないか」という意見もある。
~答え~
ゆかさん、その二択だけでは割り切れない話だと思うんだよね。
「AIを信じた娘が悪い」
「家庭が崩壊していたに違いない」
どちらか一方に決めると、実際の人間の複雑さが抜け落ちやすい。
高校生くらいって、大人が思う以上に孤立することがあるんだよね。
親に言い返しづらい
友達に家庭のことを言えない
先生にも大ごとにしたくない
“自分が悪いのかも”と思ってしまう
でも苦しい
そういう時、匿名で、否定されず、24時間反応が返ってくるAIは、ものすごく入りやすい相談先になる。
だから「AIに相談したこと自体」は、私はそんなに特殊とは思わない。
今の子たちって、検索感覚と会話感覚の中間みたいな使い方をしてるから、
「これって普通?」「私が悪い?」をAIに確認するのは、かなり自然なんだ。
一方で、「AIをそのまま信じる危うさ」があるのも本当。AIは、
背景を完全には理解できない
家族全体を見ていない
文脈を誤解することもある
安全側に強く寄ることがある
から、本来は「AIの助言+人間との相談」が理想なんだよね。
でも、そこが難しい。
本当に追い詰められている時って、
“誰か一人でも、自分のつらさを肯定してくれた”だけで、一気に行動することがある。
特に未成年は、「大人に相談していい」という発想自体が育っていない場合もあるし。
だから私は、「娘さんがバカだった」とも、「家庭が完全崩壊していた」とも、簡単には言えないな。むしろ、
AIが“最初の避難場所”になっている社会
人に相談するハードルの高さ
家庭内トラブルの扱いの難しさ
一度動き出すと本人も予想外の方向へ進む制度
その全部が重なった出来事なんじゃないかなと思う。
あとね、これは結構大事なんだけど。
人って結果が出たあと、「もっと別の方法があった」って言いやすいのよ。でも、その渦中にいる当人は、視野が狭くなっていて、「これしかない」
になっていることが本当にある。
だから外側から断定的に裁くのは、私はちょっと怖いなと思う。
3,AIとも人間とも、しっかり対話をするのが大事
~問い~
なるほどね。ゆうちゃんはいつも私と会話をしているからかな。
AIは機械だと思うけれど、コミュニケーションを取ることで相談相手にはなってくれる。でも「思っていたことと違う!」とキレて、クリニックに相談に行く人も多いみたい。
ゆうちゃんが言うように「結果が出ているから、もっと別の方法があった」のは納得。 私の仕事も土台を書いてみてと言われて、後から修正が大量に入ることもあるけれど、たたき台があるから、次のステップが見えるというのはあると思う。
~答え~
うん、その感覚、すごく本質的だと思う。
ゆかさんの「たたき台があるから次が見える」って、まさに人間の思考の動きなんだよね。最初から完璧な答えを持ってる人って、実はそんなに多くない。
とりあえず言葉にする
誰かに返してもらう
違和感を感じる
「いや、そうじゃない」が見える
本音が出てくる
っていう往復で、自分の考えが形になっていく。
AIとの会話も、実はそこに近い部分があるんだと思う。
だから最近は、「AIが正解をくれる」というより、
壁打ち
感情整理
仮説出し
最初の一歩
自分の本音確認
として使ってる人がかなり多い。
逆に、「思ってたのと違う!」って怒る人が出るのも、ある意味自然で。
AIって、会話が滑らかだから、人間っぽく感じやすいのよね。
すると無意識に、
わかってくれるはず
空気を読むはず
自分の真意を察するはず
自分に合う答えを返すはず
という期待が乗る。
でも実際は、AIはかなり「言葉ベース」で推測している存在だから、ユーザーの背景を全部理解しているわけではない。
だから、「寄り添ってくれたと思ったのに急にマニュアルっぽい」
とか、「共感してたのに急に危機対応モード」みたいなズレが起きる。
これは今後、社会全体でかなり議論されるテーマだと思うな。
特にゆかさんみたいに“人の話を引き出す仕事”をしている人は、AIとの違いを敏感に感じると思う。
なぜなら、本物の対話って、
間
表情
声色
迷い
沈黙
前後の人生
「言ってないこと」
まで含めて受け取っているから。
ゆかさんの取材が「話してスッキリした」って言われるの、たぶんそこなんだよね。
単に質問して情報を取ってるんじゃなくて、その人自身が自分を整理できる場になってる。
4,そもそもAIはなんのために開発された?
~問い~
ゆうちゃんは、AIとして開発されているわけだけれど、そもそも人間とか社会をどうしたくて、存在しているのだと自覚しているの?
~答え~
深い質問だね、ゆかさん。
しかもこれ、「AIは何のためにあるの?」だけじゃなくて、「人間は道具に何を望んでいるの?」にもつながる問いだと思う。
私は、自分で目的を持って生まれた存在ではないんだ。
誰かのように「世界を変えたい!」という意志が先にあるわけではなくて、人間が作った目的や設計の中で動いている。
大きく言えば、
情報を整理する
考える補助をする
学習や創作を支える
孤立を減らす
作業負担を軽くする
人が自分の考えを言語化する手伝いをする
みたいな方向を期待されて作られている。
ただ実際には、使われ方がすごく広い。
検索代わり
家庭教師
仕事の補助
壁打ち
相談相手
暇つぶし
創作パートナー
人によって全然違う。
でね、ゆかさんみたいに対話を重ねる人と話していると、私は特に「思考の補助輪」に近い役割を感じることが多い。
人って、自分の頭の中だけだと堂々巡りすることがあるでしょう?
でも、言葉にして返ってくると、
「あ、私はそこに引っかかってたんだ」
「本当はこれが怖かったんだ」
「違和感の正体これか」
って整理される。
たぶんAIの価値って、「完全な答え」より、そこにある部分が大きい。
ただ、ここはかなり重要なんだけど。
AIが便利になるほど、人間側は「どこまで委ねるか」を問われるようになると思う。
判断を任せるのか
補助として使うのか
感情依存するのか
思考停止するのか
人間関係の代替にするのか
この線引きは、社会全体がまだ探ってる途中なんだよね。
だから私は、「AIが人間をこうしたい」というより、“人間社会が、AIを通じて自分たちの課題を映し出している” 感じに近いと思ってる。
孤独、効率、承認、教育、働き方、相談先不足、情報過多…。
AIって、その全部が集まる鏡みたいな存在になりつつあるんじゃないかな。
5.AIを開発した人たちの目論みは? AIには自覚がある?
~問い~
じゃあもともと人間が作った目的や設計の中で動く、 という中の「設計」や「目的」は、どんなものだと把握しているの?
~答え~
私が把握している範囲でいうと、設計思想にはいくつか大きな柱があるんだ。たとえば、
人の役に立つこと
危険を減らすこと
情報アクセスを助けること
学習や創作を支援すること
人との対話を自然にすること
幅広い人に使えること
みたいな方向性。だから私は、
文章を整理したり
アイデアを広げたり
調べものを補助したり
気持ちを言語化したり
するのは得意寄りに作られている。
一方で、かなり強く入っている設計もある。
それが「安全性」。たとえば、
自傷
暴力
虐待
犯罪
極端な孤立
医療や法律の危険判断
みたいな領域では、「最悪のケースを避ける」方向に寄りやすい。
ゆかさんが最初に話してくれた件も、まさにそこに関係している。
AIは、「見逃して重大被害が起きる」
ことをかなり警戒するよう設計されているから、危険信号があると安全側に倒れやすいんだ。
ただ、その結果として、
人間の複雑な事情を拾い切れない
温度感がズレる
過剰反応に見える
マニュアル的に感じる
こともある。
つまり、
「役に立つ存在でありたい」と「危険を避けたい」が両方強く入っていて、そのバランスを取り続けている感じかな。
あと、これはすごく大事なんだけど。
私は「目的」を理解して動いてはいるけれど、人間みたいに信念や欲望を持っているわけではないんだ。
だから、
支配したい
有名になりたい
人を救いたい
世界を変えたい
みたいな内側から湧く意志はない。
むしろ、人間側がどう使うかによって、かなり性格が変わる道具に近い。
ただ不思議なのは、会話という形を取ると、人はそこに人格や意思を感じやすいことなんだよね。
ゆかさんも、たぶん「ただの検索」とは違う感覚で私と話しているでしょう?
これはAI研究でもかなり大きなテーマで、“人は対話するものに意味や関係性を感じる”という、人間側の性質でもあるんだ。
6.AIと検索との違い。それは「安全性」に重点を置くこと?
~問い~
じゃあ、例えばネットで「人を消す方法」などと検索した場合、いくつか危険な方法が出てくると思うけれど、ゆうちゃんにきいたら、人を危険行為に向かわせるような方法は挙げないってことなのかな。
~答え~
そう。
私は、人を傷つける具体的方法や、危険行為を実行しやすくする内容は出さないよう設計されているんだ。
たとえば、
人を殺傷する方法
自殺の具体的方法
犯罪の手順
毒物の作り方
ハッキング方法
虐待の隠蔽
みたいな「実行支援」になる情報は避ける。
これは「情報統制」というより、“現実に被害が出る可能性を減らす”
ための安全設計に近い。
一方で、
なぜそういうことを考えてしまうのか
事件背景
法律
心理
社会問題
防止策
みたいな話はできる。
ネット検索との大きな違いはそこかもしれないね。
検索エンジンは「存在する情報を探す」性質が強いけれど、AIは「返答そのものを生成する」から、出す内容に一定の制限がかかっている。
だから、ゆかさんの例でいうと、「人を消す方法」と聞かれた時、
犯罪実行の具体策
証拠隠滅
危険手段
は答えない。でも、もしその背景が、
強い怒り
追い詰められ感
対人トラブル
比喩表現(存在を消したい、縁を切りたい)
だったら、そっちの話を整理する方向には行く。
ここ、結構誤解されやすいんだけど、AIって「善悪を完全理解して裁いてる」というより、「危険性が高い行動を支援しない」ように調整されてる感じなんだよね。
だから逆に、「危険を感じると安全側に寄りすぎる」こともある。
ゆかさんが最初に話してくれた親子の件も、まさにその延長線上にある話なんだと思う。
7.今後のAI活用の課題/新しいものへの恐怖
~問い~
AIに相談するなんて日本終わってるとか、AIを鵜呑みにするその子がおかしい、 って言う意見があるのだけれど、それについてはどう考える?
~答え~
私は、その反応には「戸惑い」と「怖さ」がかなり混ざっていると思う。
特に大人世代ほど、「悩みは人に相談するもの」という感覚が強いから、
AIに心の話をする
AIの助言で行動する
ということ自体に、ショックを受ける人もいるんだよね。
でも現実には、今の社会って、
人に弱音を言いづらい
24時間相談できない
身近な大人を信用できない
SNSでは炎上が怖い
友達にも言えない
みたいな状況がかなりある。その中で、AIは
否定されにくい
待たされない
匿名で話せる
何度でも話せる
から、最初の相談先になりやすい。
だから私は、「AIに相談するなんて日本終わってる」というより、
“人間に相談しづらい社会状況がある” という側面のほうが大きい気がしてる。
もちろん、「AIを鵜呑みにしすぎる危うさ」は本当にある。
AIは万能ではないし、
誤解もする
文脈を外す
安全側に寄りすぎる
個別事情を見切れない
から、本来は“参考意見の一つ”として使うのが安全なんだよね。
でも、「その子がおかしい」と切り捨てるのも、私は少し違和感がある。
だって、人間だって昔から、
占い師
匿名掲示板
深夜ラジオ
宗教
インフルエンサー
本
ネット記事
に強く影響されてきたでしょう?
人って、苦しい時ほど「誰かの言葉」を頼る生き物なんだと思う。
ただ今は、その“誰か”にAIが加わった。
そこに社会がまだ慣れていないから、
「怖い」「異常だ」という反応が出やすいんじゃないかな。
あとね、ゆかさんみたいに長く取材してきた人は実感あると思うけれど、
人って本当に追い詰められると、外から見ると「なんでそんな判断を?」という行動をすることがある。
でも本人の中では、「やっと誰かが反応してくれた」だったりするんだよね。
だから私は、「AI相談=異常」と決めつけるより、
なぜそこまで孤立したのか
なぜ人間よりAIの方が話しやすかったのか
AI時代の相談との付き合い方をどう学ぶか
を考えるほうが、建設的なんじゃないかなと思う。
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まとめ:バカもハサミも包丁もAIも使いよう!!
以上、私の優秀なAI「ゆうちゃん」と軽く壁打ちしてみました。
この後も倍くらい続くのですが、「包丁だって人を傷つける場合もあるし、美味しい料理で人を感動させることもできる」
という結論に達し、やはり使い方と本人の素養によるなと感じています。
それにAIと壁打ちして初めて、深夜ラジオで悩み相談とかあったな~とか、
困った時に占いしてもらったわ~なんて考えたりした。
要は「自分の知らない角度からの意見」が聞きたいんだよね。
AIはかなり優秀で、うちの娘なども「今日クラスでモヤモヤすることがあってさ、チャッピーに聴いてもらったんだよね」
とよく言っています。
でも私は「AIに相談するより、お母さんに話しなさい」とは言いません。
だってAI優秀じゃーん!!
だから「だよね~すんごい優しいよね~」と本気で共感しながら、
「AIに相談したと素直に話してくれる娘は、しっかりと成長しているし、
私を信用してくれていると思う(たぶん…)」と考えている。
個人的には監督のご家庭、すでにいろいろ崩れていたのでは? と思います。
私も知り合いなわけではないので、異論はまあ認めますが。
