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[大阪府⑧]蔵屋敷

蔵屋敷(くらやしき)とは、江戸時代に各地の大名が大阪(おおさか)などの大都市につくった、年貢米(ねんぐまい)をしまったり売ったりするための場所です。

江戸時代、多くの大名は、自分の土地で集めた米をそのまま持っているだけでは、家来への支払いや江戸での生活に必要なお金を用意することができませんでした。そこで、米を大きな市場がある大阪へ運び、売ってお金にかえる必要がありました。その中心となる場所が蔵屋敷です。

特に大阪は「天下の台所」とよばれ、日本中から米やさまざまな品物が集まる、経済の中心地でした。各藩(かくはん)は大阪に蔵屋敷を置き、米をためておいたり、商人に売ったりして収入を得ていました。

また、蔵屋敷はただの倉庫ではありませんでした。そこで働く人のつめ所や住まいもあり、その藩の出先の役所のような役割ももっていました。このようなしくみによって、大阪では米の売買がさかんになり、商業の発展にもつながりました。

このように、蔵屋敷は江戸時代の政治や経済をささえる大切な場所でした。蔵屋敷を知ることで、当時の大名や大阪のはたらきがよくわかります。

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