小飛俠じゃなくて忍者隊
僕が最初に日本文化を意識し始めたきっかけはアニメです。
でも今みたいなアニメブームじゃなくて、もっと昔の作品で、マジンガーZ、科学忍者隊ガッチャマン、海のトリトン、タイムボカンとか、そういう時代のやつです。ちなみに日本のアニメって、台湾で放送されるのはだいたい日本よりかなり後で、数年遅れてるのも普通でした。
そういうのは今みたいにグッズがあちこちにあったりイベントが盛り上がってたりって感じじゃないけど、アニメ自体はもうかなり前から台湾に入ってきてて、ほとんどの子供たちが見てました。
あとから知ったんですけど、90年代くらいまでは台湾のテレビとかいろいろ制限があって、日本の番組そのままではあまり見れなかったらしいです。劇場とかだと日本の映画は見れました。
それでもVHSの字幕付き海賊版みたいなので回ってて、そういうのも当時はわりと普通のことみたいな感じでした。
ちなみに日本製品とかの輸入や販売は、特に制限がある感じではなくて、とても人気がありました、例えばうちのテレビもSONYでした。
でもアニメは普通に放送されてて、ただ全部ローカライズされてました。
例えば
マジンガーZ → 無敵鐵金剛
科学忍者隊ガッチャマン → 科學小飛俠
タイムボカン → 救難小英雄
海のトリトン → 海王子
みたいな感じで、音声も中国語吹き替えで、主題歌も中国語でした。ただ不思議なのは、最初どうやってそれが日本の作品だって知ったのかは、今でもあまりはっきり覚えてないです。
あとでデパートで日本のおもちゃの箱を見て、そこで初めて僕が知ってた科學小飛俠って科学忍者隊って名前だったんだって気づきました。(当時まだカタカナは読めなかった)
「小飛俠ってだせぇな」
「忍者隊かっけぇ」
「なんで変えたの?大人たちセンスねぇな」
って当時九歳(多分)の僕そう思いました。
