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広東語夜話(31)- 終助詞「だ」はどこからきたんでしょうか?さらにどうして文法にイレギュラーが多いのでしょうか?広東語の世界を見てみましょう。

日本語の終助詞「だ」はどこから来たんでしょうか?
「いい天気だ」とか「これは私のだ」とかね。

しかも日本語の文法は確かにややこしい。
めんどくさいですね。
「だ」の活用形を見てもどうですか?

未然形 連用形 終止形 連体形 仮定形 命令形
めんどうですね。

しかも連体形では一部の助詞(の、のに、ので)のみに接続する。
結構イレギュラーがあるのです。
どうして文法にイレギュラーが多いんでしょうか?

広東語の世界を見てみましょう。

得[dak1]   カタカナで表すと「ダ」です。
意味は取得、獲得、完成、可能、効果、必須などで
この漢字は万能ですね。
すべて「得」でいいんです。
日本語の「だ」と広東語の「得」同じ発音で意味も同じですね。

そして香港で生活していて頻繁に耳にする言葉があります。
得架勒[dak1 ga1 laak3] ダガラ (架勒 口篇)

「ダカラ ダカラ」と聞こえます。

架勒(口篇)は軽く確認するという語気で
意味は得の可能、平気と合わせて「大丈夫だよ」ということです。

広東語夜話(22)にも書いていますが
日本語の接続詞「だから」はイレギュラーな接続詞とされています。
私は広東語の得架勒と、大いに関係あると推測しますが、どうなっているのでしょうか?


日本語の未然形の「だろう」と似た言葉もありますよ。

得囉[dak1 lo1] カタカナで「ダロ」
相手に考えを思い出させる語気を示して
~だろう?なんてまるで日本語みたいです。

囉[lo1] ~だよ。~じゃないか。
半詰め、非難、同意、協力を求める、解決を表すなどの語気(『東方広東語辞典』p575)
囉[lo3]~だよ。
新しい事態の出現もしくは現状への言及を表す。
あきらめや同情してほしいというニュアンスも表す。(『東方広東語辞典』p577)

しない、できないという意味の咪[mai6]をつけて
咪得囉[mai6 dak1lo1] マイダロ
しないだろうですね。
もう少し意味を広げてみると
~なら~すればいいだろう?です。(『東方広東語辞典』p641)

日本語でも「しないだろう」という意味合いで
「~するまい」という言葉がありました。

文法の世界に足を踏み入れるのは大変です。
だから読み物で書いていきます。




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蜜瓜(メロン) 読んでいただいてありがとうございます❤ 言葉の興味が止まりません。 書き続けていくのでよろしくお願いします。 多謝❤