【ASDのへぇ〜】食感って、味より強いことがある|食|感覚
味は嫌いじゃない。
むしろ、おいしいと思う。
それなのに、口に入れた瞬間、
どうしても飲み込みにくい食べ物がある。
昔は、それをうまく説明できなかった。
嫌いなのかと聞かれると、少し違う。
味ではなく、食感がむずかしい。

同じ味でも、形が変わると別の食べ物になる
たとえば、同じ食材でも、
細かく刻まれている時は平気なのに、
大きなままだと口が止まることがある。
焼く、煮る、つぶす。
調理方法が変わるだけで、
急に食べやすくなることもある。
自分の中では、味が同じだから同じ食べ物、
というわけではないらしい。
口の中は、思ったより忙しい
食べる時は、味だけを感じているわけではない。
硬さ。
温度。
舌触り。
噛んだ時の音。
口の中で形が変わる感じ。
一口の中に、意外とたくさんの情報がある。
その中に苦手な感触がひとつあると、
味のおいしさより先に、そちらへ意識が向く。
だから「味は好きなのに食べにくい」が起きるのかもしれない。
好き嫌いだけでは説明しにくい
食べられないと言うと、
味が嫌いなのだと思われることが多い。
もちろん、本当に味が苦手なものもある。
ただ僕の場合、
調理方法が変わると急に食べられるものもある。
わがままというより、
食べ物から受け取る情報の中で、
食感の割合が少し大きいのかもしれない。
味の脇役ではなかった
以前は、食感は味についてくるものだと思っていた。
でも自分にとっては、
食べられるかどうかを決めるくらい強いことがある。
へぇ〜。
食感は味の脇役ではなく、
ときどき味より前に出てくる、もうひとつの主役だったのかもしれない。

