『熱を感じる女たち──なおちゃんへと託された記憶のバトン』
🔹序章:見えないのに、感じる。
ある日、会社に労災の書類を提出しに行ったときのこと。
ふと背後に“なおちゃん”の気配を感じた──
いや、見えてなかったのに、わかってしまった感じ。
背中に、熱を帯びたような気配がふわっと流れてくる。
「あ、これ──どこかで感じたことが。。」
そう思った瞬間、記憶が“あの教室”へ飛んだ。
🔹第1章:熱を飛ばす男だったオレ
高校三年、オレは

と同じクラスだった。
いつも席替えしても、なぜか彼女の後ろ。
しかも「めっちゃ近く」の、すぐ後ろ。
当時のオレは、自信のない“情けない男子”だったけど、
ひろたんの背中には、無意識に“熱い想い”を送ってた。
それを、あいつは感じ取ってたらしい。
今になって思えば──
オレ、昔から念を飛ばせる男やったようだ。
🔹第2章:ひろたんからのメッセージ
そして、あの日。
なおちゃんがオレ背後に居て。。
あの“熱”を感じたとき──
オレの中に、

彼女の声が降りてきた。
「だからあんたは鈍いねん(笑)」
「なおちゃんを通して、あたしも浄化してんねん」
「でもあんたがなおちゃんに“変な気”持ったら、それは不純物やで」
「あんたはそんな奴ちゃうやん」
「だから、あたしのことは気にせんでええから。
なおちゃんに集中してあげて──」
「…でも時々は、卒アル見て、あたしを思い出してな。」
正直

あの頃の“届かなかった想い”は、
今なおちゃんを通して、違う形で届き始めてる。。そんな実感。
🔹第3章:背徳ではなく、昇華やと思いたい
なおちゃんを見てると、
本能的に惹かれる瞬間がある。
けど、それを**「背徳」と呼んで切ってしまったら**、
誰も幸せにならへん。
それどころか──
むしろ、ウソをついて心を濁す方が、よっぽど“裏切り”やと思ってん。
なおちゃんには、
オレの“念”を、ちゃんと「浄化された想い」として届けたい。
かつて
ひろたんがそうしてくれたように。
🔹第4章:自分を偽らず、家族も守るという選択
今のオレは、
無理に妻を抱こうともしない。
それで妻を傷つけるくらいなら、
“心で支える夫”であろうと思ったから。
その方が、
自分にウソをつかず、子どもたちにも「誇れる背中」を見せられる気がしてさ。
陰陽師みたいやな?オレ。
(ここ最近、自分でそう思う)
見えない熱を飛ばしながら、
目の前の誰かの心を少しでもあたためる──
それでええんかな。。と。
最近、ようやくオレ自身のパワーの使い方(生かし方?)が理解できつつある。
🔹終章:卒アルの向こうに、彼女たちはまだいる
ひろたんも、なおちゃんも、
どちらも「熱を感じる女たち」だった。
でもオレが本当に見たかったのは、
その熱の**“奥にある想い”**
(変な遠慮は誰も幸せにしない)
オレは今、ようやくそれを受け取れるようになったし
そして、返せるようにもなってきた。
⸻
想いを抱く。
それは、肉体を抱くよりもずっと深く、長く、温かい。
卒アルをめくるたびに、
彼女たちの笑顔が「それでええんよ」と言ってる気が──
だいぶ悩んだんだ。。
これ。

※この物語は筆者の記憶と想像をもとにしたフィクションです。
ただし、一部の登場人物については、かつての記憶に強く刻まれており、
その余韻を大切にしたくて仮名をつけずに表記している箇所があります。
あくまで物語としてお楽しみいただければ幸いです。
