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「好き」を伝えることの難しさ

「好き」という言葉を声に出して相手に伝えることが、大人になるにつれ減ってしまうのは、何だかさみしいなと思う。

「好き」を別の言葉に変換する術を身につけたり、わざわざ言葉にしなくても伝わるようになったり、何だかこっぱずかしいから言いにくかったり。
色々と理由はあるけれど、子供の頃、あんなに純粋な気持ちで「好き」と言えていた、あの頃を、良かったよなあとぼんやり思ったりする。

かくいう私はというと、先に述べた理由とは別に、言葉の重みに対する不安と、「好き」にも色んな種類がある故、同じ種類の「好き」と受け取ってもらえない可能性の高さが、「好き」を伝えることへのハードルを上げている気がする。

それは特に異性に対して、顕著に発揮される。
異性への好きは、どうしても恋愛感情だと捉えられがちだけど、必ずしもそうとは限らない。
人として好き、恋愛感情ではないけど。のパターンが沢山あっても良いと思う。

だけどどうしても、「好き」と言ってしまうと、付き合うだの、こんな人がタイプなのかだの、恋愛の方向へ持っていかれがちだから、私の「好き」はなかなか伝えられないのだなと思ってしまう。

これは、それぞれの捉え方の問題だから、誰が悪いとかではない。
だけど、こういう「好き」の形を伝えたいと考えている人もいるんだなって分かってくれる人が、一人でも多くいてくれたら嬉しいなと思う。

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