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相手をコントロールしようとして失敗した話

コントロールされる側の気持ち

私自身、物心ついたときから高校生くらいまで、親や家族から「〜すべきだ」「〜した方がいい」など、やることなすこと口を出されて育ってきました。

親や家族は、私に良かれと思ってそういった風に声をかけていたと思いますが、長年そのようなことを言われて育てられてきた私は、物心ついた頃から「指示されること」「コントロールされること」に窮屈さを感じていました。

特に思春期のころは、自由にさせてもらえている家庭の友人をとても羨ましく思っていました。

自分も同じことをしていた

他人のことを自分の思う通りに動かしたいという欲求は、多かれ少なかれ誰にでもあるものかなと思いますが、大人になった私は、周囲の大切な人に対して知らず知らずのうちに同じことをしていました。

当時お付き合いしていた彼女から、他愛のない今日のできごとなどを聞いているだけなのに、「もっとこうした方がいいんじゃない?」「それは君の言い方が悪いから直したほうがいいよ」などど、思ったことを脊髄反射的に相手に伝えていました。しかも日常的に。

私としては、本音を伝えることが正しいことだと思っていたのですが、当時お付き合いしていた彼女からは、日頃の不満が最高潮に達したタイミングで「私のことをコントロールしようとしないで」と激怒されてしまいました。

振り返ると

振り返ってみると「自分の思う通りに相手を動かしたい」という気持ちが根底にあったのかもしれません。

あれほど自分が嫌がっていた「自分の思うように動かしたい」「コントロールしたい」ということを、私は周囲の大切な人に対してやってしまっていたのです。

気づいたときには遅く、たくさんの人を傷つけてきたと思います。

変えたアプローチ

大切な人を傷つけ、その人が自分の近くから離れていくような経験を何度もしてしまい、私がこういった思考・行動を変えようと思ったのは、30代半ばからです。

遅すぎますが、自分自身でこれまでの過ちに気付けてよかったと思っています。

それ以降、私は妻や友人に何かを伝える時に、まず「自分がコントロールされる側だったら、どう感じるだろうか」と考えるようになりました。

具体的には、以下のようなことを意識するようにしました。

  • 自分の気持ちを真っ直ぐ伝えることが正しいと思えるほど相手は心に余裕がありそうか?

  • 話を聞く前に、「アドバイスを言ってほしい話かな?それとも、いったん聞いておくだけで大丈夫そう?」と相手に聞いてみる

  • 「〜すべき」「〜した方がいい」ではなく、「私は〜だと思うけど、どう思う?」という聞き方に変えてみる

  • 相手の判断を尊重し、最終的な決定は相手に委ねる

これは、気軽な場面での会話でも、シリアスな場面の会話でも意識するようにしています。

関係の変化

相手の選択を尊重しながら、自分の気持ちや希望をなるべく柔らかく伝えるような歩み寄るアプローチに変えてから、相手の抵抗感が減って、お互いの意見を聞き合える関係になったと感じています。
相手との会話も今までよりもスムースになったと感じています。

ただ、それでも時々、私の考えと相手の考えが真正面からぶつかるようなこともあります。

最後に

私は、「歩み寄り」の第一歩は、相手の状況を思いやることから始まると考えています。完璧である必要はありません。

今でも失敗することはあります。それでも、相手のことを考えようとする気持ちがあれば、きっと関係は良い方向に向かうと信じています。

もしあなたにも似たような経験があれば、ぜひコメントで教えてください。一緒に学び合えたら嬉しいです。

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