【夫婦の子育て】子育ては「どちらが大変か」を争うものじゃない
子育てって、想像以上に心も体も削られます。
昼も夜もない生活。泣き止まない子ども。
激しくなく娘を抱いて部屋の隅から隅まで往復しながら
「あと何往復すれば泣き止んでくれる?」と思うこともありました。
体調を崩すたびに振り回される日々。
親になった瞬間から、自分のペースでは過ごせない時間が始まります。
何より「思い通りにならないことが増えることのストレス」が大きいです。
今のうちに部屋の掃除やっちゃおう、と思っても
「ママー!これやってー!」「ママー!これどこー?」「ママー!かくれんぼしよう!」
と計画通りには事は進みません。
私も最初は「母親としての役割」を必死にこなす毎日に、余裕なんてありませんでした。
そして、いつの間にか「私ばっかり頑張ってる」「私ばっかり大変だ」と思うようになっていました。
「私の方が大変だ」の罠。
夫ももちろん、仕事に家事に子育て、一生懸命してくれました。
だけど当時の私は、自分の大変さしか見えなくなっていたんです。
「私は24時間赤ちゃんと一緒にいるのに」
「夜中だって何度も起きて授乳してるのに」
「昼間も休む暇なんてないのに」
「大変な時になんでそばにいてくれないの」
ついそんなふうに、相手よりも自分の方が大変なんだ、と心の中で主張してしまう。
会話ができない赤ちゃんと過ごす1日は想像以上にメンタルがやられました。
相手の努力やしんどさを想像する余裕が、当時の私にはありませんでした。
そして、小さな不満やモヤモヤは、やがて夫婦ゲンカに繋がります。
「こっちの方が大変」「こっちだって頑張ってる」
そんな言い合いを繰り返すたびに、疲れ果てていました。
責め合っても何も解決しないのに…
感謝の気持ちが、すべてを変えた。
でも、ある日ふと気付いたんです。
「私だって大変だけど、夫も大変なんだ。」
「仕事に行きながら、家でもできる限り子どものお世話をしてくれている。」
「私が泣きそうになってる時、何も言わずそばにいてくれた。」
そうやって、相手の頑張りに意識を向けるようになったら、自然と心が軽くなりました。
いつも小さなことでも「ありがとう」と言ってくれたり
「これやっとくから座ってて」と休ませてくれる夫。
「私ばっかり」と思っていたはずなのに、「一緒に頑張ってるんだ」「私もちゃんと夫のがんばりに目を向けなきゃ」と思えるようになった。
それと同時に、「私もここまで頑張ってる、自分も偉いな」と素直に思えるようにもなったんです。
自己肯定感って、相手を責める気持ちとは両立しないんですよね。
夫婦は「戦う相手」じゃなく「同じチーム」。
夫婦って、つい近すぎて「自分がどれだけ大変か」を主張したくなります。
でも実は、どちらが大変かを比べても、何も解決しないんです。
相手だって自分のために頑張っている。
私だって、家族のために毎日を必死に生きている。
その事実に目を向けるだけで、不思議とイライラは消えていきます。
「ありがとう」を口にする習慣ができれば、「なんで分かってくれないの?」と責める気持ちも生まれません。
夫婦は戦う相手ではなく、「同じチーム」なんだと、今は心から思っています。
子どもは夫婦の空気を敏感に感じ取っている。
そして何より大事なのは、夫婦関係が良くなると、子育ても自然とスムーズになるということ。
子どもって、親がどんな空気で生活しているか、想像以上に敏感に感じ取っています。
親同士がギスギスしていると、子どもも不安定になる。
逆に、夫婦がお互いを思いやり、笑顔でいられると、子どもは安心してのびのびと育っていきます。
「どちらが大変か」じゃなくて、「一緒に頑張ろうね」と支え合える関係を目指すこと。
それが結果的に、子育てを楽にしてくれる最大のコツなんだと思います。
「人という文字は支え合って〜」と言いますがまさにその通りだなと思っています。
私たちは今日も「よくがんばった!」と言い合う。
今でももちろん、育児も家事もバタバタで余裕がなくなる日もあります。
だけど、あの頃みたいに「私ばっかり頑張ってる」なんて思うことはなくなりました。
夫の頑張りに気付けると、自分の頑張りも素直に認められる。
「今日も1日よくがんばったね」「大変だったね〜お疲れ様!」と言い合える関係が、何より幸せです。
夫婦で協力して子育てすること。
お互いを思いやること。
それだけで、子育ては想像以上にうまくいく。
たとえ完璧じゃなくても、たまに愚痴をこぼしても、
「ありがとう」と「がんばったね」を伝え合える毎日があれば、子育てはきっと乗り越えていける。
子どもを育てるのは、ふたりで一緒に、楽しく、笑いながら。
夫婦にとって大切なコミュニケーションについてもまた記事にしようと思います。
