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フリーランスライターが自社サービス「折れ線グラフストーリー」を作るまで

こんにちは!自称ぽっちゃり系ライターの出口やえのです(他人からみてもぽっちゃりです)。

今回はわたしのサービス「折れ線グラフストーリー」の誕生秘話をお伝えします。

「折れ線グラフストーリー」とは、その人の人生のストーリーを折れ線グラフで見える化するというサービスです。
こんな感じです。

誕生秘話っていうほど世間で話題になっていないのにほんと、すいません。
でも結構「面白いサービスですね!」と好評いただいており、現在30名近くの方に体験していただいております。

今回は、ただのフリーランスライターが自社サービスを作るまでの物語をお伝えします。
フリーランスで自分のサービス作りたいと思っている方の参考になれば嬉しいです。


雇われ根性、限界を知る

わたくし、これまで下請けのお仕事をメインに活動をしていました。

「こういう案件があるので、出口さんお願いできますか?」

クライアントのメール

という感じで仕事が始まるスタイルですね。紹介とかもいただいて5年以上仕事をやってきたんです。

でも、去年の11月。私は限界を迎えました。

その月行った取材は佐世保市、東彼杵、長崎市、佐賀、福岡……。
取材回数は計算すると2日に1回。走行距離にして650キロメートル。
体力の限界です。

それなのに売り上げが20万円行かない……。

地獄です。

時間給にしたらたぶん最低賃金以下です。

こうして、46歳のおばさんライターは下請け業務の売上に限界があることに気が付きました。

よくよく考えれば当たり前のことなんですね。なぜなら、

・クライアントは予算内で仕事を依頼している
・クライアントの報酬はこちらでは決められない
・見積もりを出したとしても結局予算内
・単価交渉などにも限界あり

「外注さん」は「雇われている」状態に近い働き方。

結局自分は”いい案件を待ってる”だけなんだと気が付きました。
わたし、個人事業主なのに、めっちゃ「雇われ根性」やんか!と愕然としたんですね。
これじゃあ絶対おカネ稼げない!

そう思い、直接営業して、自分を売っていこうと決意しました。それが2024年12月。
とはいえ、自分のサービス?そんなもんはないぜ!ただスキルはある!
そんな感じで大海原に飛び込みました。ビジネス交流会という大海原に。

そして、やっと6月から自分のサービスを開始したんです。それが「折れ線グラフストーリー」です。半年。かかりすぎやん。めっちゃ時間かかりすぎやん。

でもねぇ。これができるまで本当にしんどかったですし、できたときめっちゃ嬉しかった。その経緯もお伝えしますね。

交流会に出るものの、何をプレゼンすればいいかわからない……。

直営業だ!

そう思って、ウェブライターの山口なつめさんのお誘いをうけてビジネス交流会に参加することにしました。

オンライン交流会では4人から5人のテーブルに分かれ、それぞれ2分ほどプレゼンを行い、質疑応答をしていきます。

商品サービスのさわりを話してくれるので自分の気になることを詳しく聞けたり、どんなお客さんを紹介してほしいか確認したりします。

そういう感じでどんどんみなさんお話するのですが、いかんせんわたしは自分のサービスが何もない状態。

「文章書きます」「執筆代行します」
「ブログ記事とか、SNSとか、えーっとえーっと、とにかく文章書いてるんです!ヒルナンデス!(とは言っていない)」

みたいなプレゼンしかできませんでした。
同じテーブルの人、みんな困っていました。

プレゼン?あたち腹踊りしかできないよ。

「どんなビジネスシーンでどう役に立つ人間なのか」という視点がまったく欠けていた。

つまり自分のスキルを説明するだけ。これまでいかに自分が他者にセッティングされた環境下で仕事をしていたのかを痛感しました。

まずは交流会で使えるようなツールを提供しようと、自己紹介シートを1枚デザインするという仕事に取り掛かりました。

50分くらいインタビューしてその方の思いや伝えたいことを確認し、キャッチコピー&業務内容などのテキスト&デザインをする、というものです。
5500円。

ただ、結局これをフロントサービスにしたところで、何につなげたいかもわからない。

プレゼン資料をがっつり作りたいのかというと、そうでもない。

しかも、私はデザイナーでもないからデザインにも自信がない。

交流会を見回すと「プレゼン資料作成します」とサービスを販売している人がたくさんいることに気が付きました。

やめよ。

3か月で辞めました。

プレスリリースを武器にしよう!

そしてまたしんどくなります。
わたし、何を売ればいいの……。

そんな時に交流会で同じテーブルになったプレスリリースを執筆しているOさんと出会いました。

Oさんは、広告代理店の経験を経て独立し、プレスリリースやさまざまな媒体の発信のお仕事をされてきた方。
プレスリリースの講座を販売していると聞き、「これならわかりやすいし、自分のスキルを活かせる仕事だ」と感じ、受講することにしました。

Oさんは毎週グルコンも開催してくれ、ビジネスの進捗を相談できます。これがまたとてもありがたい。いつもありがとうございます。

グルコンの中で私のサービスについて相談したところ「結局、どこでそれを書いてくれるのかってことだと思うんだよね。場所の提供もしないと依頼する側も依頼できない」と言われ、なるほど!と思いました。

そうですよ。ほんと。
かといって私はメディアを持っているわけでもなく、ホームページ制作ができるわけでもなく。
場所を作ることができない……。

さらに、プレスリリースって結構難しいということも実感しました。まず、大企業のようにリリースするネタをもっていない場合、ネタ探しから一緒に考える必要があります。
これはマーケティングの知識や経験が必要。自分には自信がない……。

とりあえず実績を作ろうと、知り合いの個人事業主に「無料で書かせて」とお願いしましたが、断られてしまいました。さらに、クラウドワークスに募集してみましたがなしのつぶて。

そしてまた詰んでしまいました。

経営者インタビューのポータルサイトにジョイン

そこで、山口なつめさんが助っ人に再登場。

Iさんが新しいメディアを立ち上げるらしいから、話きいてみる?

ディスコードより

と、ある方をご紹介してくださいました。
経営者のインタビューを掲載するプラットフォームで、都道府県別にページが展開されているメディアです。

プロジェクトリーダーのIさんのお話を聞くと、自分のインタビュー力や文章力などそのまま使えそうなお仕事でした。
20分の簡単なインタビューとAIでサクサク執筆するというものでした。

お客様からいただく報酬も自分で設定して、自分のお客様としてお付き合いをそこから進めてほしいということでした。

これならできる!

そこから交流会のプレゼンはこのメディアの紹介にしました。「長崎県の経営者探しています」という感じでメッセージもわかりやすくなりました。

がしかし……。

やってみて気が付いたんですね。ライターとしての矜持が邪魔してしまうということを。

インタビューは20分で、というルールなのに60分話を聞いてしまう。
AIでさくさく記事を作成する、というのにAIで出てきた文章をこねくり回してしまう。

これではフロント商品とは言えない。
3万以上いただく通常の作業を低価格もしくは無料でやってしまうという一番やってはならないことをしていたのです。

さらに難しいなと思ったのが、これをどうバックエンドにつなげていくかという導線が作れずにいました。なぜならあいかわらずバックエンドがないから。

そこでまたプレスリリースのOさんにご相談。
「AIで書く記事より、もっといい記事書きますよ、とご案内すればよいのでは?」と。

確かに、深堀りして他の方のインタビューとは違う読み応えのある記事を書けそうです。なぜならこのメディアに登録されているインタビュアーは他の業種の専門家であり、ライターではないから。差別化が測れるわけです。

でも、そもそも、このメディア自体はAIを活用して自身のビジネスを加速させるというコンセプトでやっているわけです。なんか主旨が違ってきます。

そんなこんなで、また詰んでしまいました。

コンサルでガチるという決意

そしてまたまた、なつめさん登場。

「フロント商品構築されているNさんとおつなぎしましょうか?」

ディスコードより

はい、おつなぎ2人目!

コンサルかー。コンサル……高いよな……。

とりあえず、交流会で同じテーブルになったので観察することにしました。
めっちゃテンション高めで声でかいけど、なんかよさげだな
そう思い、1on1させていただきました。
というのがね、上手だったんですよ、プレゼンが。
「交流会で”アンテナはっときます”って言われてスルーされてませんか?」
って。

なるほど!!!「アンテナはっておきます
常套句というか、社交辞令で使う言葉!
興味あんまりないし、ピンとこないし、誰も紹介できないって時に言う言葉!

うまいなーと思いました。

コンサルを検討している背景に、もう一つ困っていたことがありました。
正直、交流会で私が餌食にされているような気がしてきたんですね。いろいろなお誘いの嵐でした。

誘われたら断れないし、どこにどれくらい興味もって交流すればいいのかわからない。自分の目的があいまいだから。ぶっちゃけ、交流会が苦痛でしかありませんでした。

いい加減サービスを構築したい。誰でもいいからサポートしてもらって取り掛かりたい。そんな気持ちでした。

でも、本当に今回なつめさんに紹介してくださったNさんに出会えて私はラッキーでした。なつめさんありがとう❤

Nさんはしっかり私のお悩みを聞いてくださる方でした。明るくて、ポジティブ。嘘がない感じがしました。

やっぱり、ちゃんと話を聞ける人って違いますね。普段、人の話を聞く仕事をしているせいか、本気で耳を傾けている人なのか、自分の言いたいことをいうために単に促して聞いているだけなのか。結構観察しています。
ほんと、腹黒くてすみません。

ということで、人生で何番目かに大きいお買い物!!!残高がもうほんとヤバイけど、コンサルを半年間受けることにしました。

コンサル開始!がさらにラビリンスへ……

すいません、もうこの時点で4000字いってますね。申し訳ありません。

講座→グルコン→講座→グルコン
という感じで、みんなでワチャワチャいいながら学び合うのですが、業種が本当にさまざまで、生徒さんは自分のサービスをちゃんと持っていらっしゃいます。自社サービスにお客さんを連れていくための導線づくりをしたいということでコンサルを受けているんですね。

私のように「自分のサービスがない」という人はいませんでした。そう、私が一番ヤバイ受講生でした。

最初の1カ月はもう何をどう考えていいかわからず。課題を出しても講師が「えーーーーーーーっとね……」うなっちゃうような漠然とした文章が羅列されるだけ。グルコンで参加されている方もなんとコメントしていいかわからなくて困っているご様子でした。
多分、絞り切れていないと思うんですよね
言葉通りで、何をする人なのかという看板がつけられずにいました。

しかも、自分のスキルって取材と執筆の二本柱。何をしたいのかも考えがまとまらず、講座の動画を何度も何度も見返すも、なんかピンとこない。

他の方がいい感じで気づきを発表するなかで私は何も答えが見いだせず、劣等生として焦りを感じる日々でした。

移動中のバスの中でひらめく

課題をしつつ、仕事もこなす日々。

長崎での取材に向かう高速バスの車中。私はウトウトとしながらも、課題のことをずっと考えていました。

その時考えていたのがフロント商品。
じぶんらしいサービス、そしてバックエンド商品に繫がるようなサービス。

夢と現実の境目。白目むいていたときにある言葉がうかんだのです。
それは……

しくじり

しくじりを聞いて表現するのはどがんかな?
人の失敗談やしくじり、黒歴史なんかを聞き出して、学びに変えて、表現する。成功している人も必ずしくじっている。それ、みんな知りたいよね?

かつて、私が自分の自己紹介をするときに作った折れ線グラフとリンクしました。
これを使って自己紹介したときに
やえのさん、面白い人生を送ってきたんだね
と興味を持ってもらえた経験があったんです。

私の人生は前半真っ暗でしたが、それも、今の仕事に活かされた経験といえます。それを説明するために、折れ線グラフを使っていたんです。

「これをやろう!」

そこで一気にこれまで取り組んでいた課題をもう一度やり直しました。

そして「折れ線グラフストーリー」というサービスが爆誕しました。

学びと経験が一つになった瞬間です。

↓気持ち的にはこんな感じです。

交流会で爆走

リアルの交流会でまず、反応を取れるかチラシを作ってみました。

リアルの交流会では無料にしていました。

自己紹介では「しくじり、黒歴史のある経営者をご紹介ください!」といったところ、「おれや!」「あいつや!」「ここ全員や」と笑いが起きました。

オンラインの交流会でも、実際にお申込みいただいたり、興味を持っていただいたりと反応をとることができました。
必ず「それ面白いですね~」と言ってもらうというありがたい反応。

60分のインタビューをさせてもらうわけですが、これが本当に面白い!

毎回鼻血が出そうになりながらお話聞いています。

しくじりメインでお話してもらいますが、もちろんしくじりでなくてもOK。
転機となることもどんどん話してもらっています。

でも、やっぱり「しくじりを話して」というセットアップが大事なんじゃないかなと思っています。

だって、たいていショックな出来事が人間を強くさせますからね!嬉しいことよりがっかりしたり傷ついたり、落ち込んだりしたことで、その人らしさが見えてくるというか。その人の人生観が出るんですよね。

ここで、これまで作らせていただいた方を少し紹介しますね。ご本人に許可いただいているものです。

プレゼン資料に組み込んでくださいました。

ちかのさんの折れ線グラフでは、AIにイラストを作ってもらいました。
イラストを統一するのって結構難しいですよね。ほんと、折れ線はすぐできるのに、、そこに貼る素材がなくて一番時間かかっているかも……。

自分のビジネスを語る上で、自分のストーリーって武器になると思うんです。お客様は、サービスの良し悪しだけでなく、「あなた」という人間に興味を持ってくださる。このグラフは、まさにそのきっかけづくりにぴったりなんです。今やUSPからMSPに変わってきています。

バックエンドも目下準備中!

本来ならば、バックエンドを考えて、その地続きでフロントエンドを考えるのが王道です。

私は逆をやってしまったがゆえに、結局バックエンドはどんなものを売りたいのかが決まらずにいました。

なので、また講座を1回目から見直してみたんです。

そうすると、1回目、2回目では気づかなかった重要な会話を見つけることができました。それが講師業の人のサポート。そこから講師業をしている人の悩みを出して、それを解決するサービスを考えました。

それが「小さな一歩を大切にするお客様の声インタビュー(仮)」です。

簡単に言うと、ユーザーインタビューです。
私がサービス提供者の代わりに顧客のインタビューをするサービスで、
サービス提供者はレビューとして活用、顧客は成功体験、モチベーションの向上という効果を狙っています。

現在講師業をされている方限定で3名無料モニターを募集しているので、気になった方はぜひお声かけください❤

フリーランスが自社サービスを設計する意味

この過程で得られたまなびは本当に大きかった。

そして、なによりマーケティングの視点が養われました。

自分のサービスを作る
=ターゲットの悩みを理解し、自分を理解し、伝わるように設計する

これって、誰かのサービスをサポートするようになっても重要な視点だと思うんですね。

ライターもマーケティングを学びましょうと言いますが、本とか読むより、自分のサービスを考えるのが一番いいマーケティングの勉強になると思います。

で、実際に売れているサービス作れれば、説得力が出ますからね。

売上が伸び悩んでいるというフリーランスの方。
ぜひ自社サービス作って爆上げしてくださいませー。

私はまだまだ爆上げじゃないけど、やっぱり直接販売して振り込まれたお金見ると「めっちゃありがとうーーーー」と感謝も沸くし、めちゃくちゃ嬉しいですね。

口座をスクショして、その画像に「ありがとう」って書いてます。
ちなみに支払いにも「ありがとう」って書いてます。オススメ。

ここに至った要因として
・人がつないでくれた(とくになつめさん❤)
・素直に言われたことをやってみた
・複数の人に相談したことでさまざまな視点をもらった
・違和感があることはやっぱりしない
・お金を使う
・お金を使ったからには絶対無駄にしたくないと決める
・ちいさくすぐに動く
・完璧主義より完了主義(とにかくやる)
ということが大事かなと思います!

以上参考になれば嬉しいです!

折れ線グラフストーリー作ってほしい!という方はこちらまでご連絡くださいませ!


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