6日間で57万人が来場した「台北国際ブックフェア2025」と、注目の電子書籍リーダー「Readmoo」について
台北国際ブックフェアが終了しました。
今年は29カ国から国内外合わせて504の出版社が参加され、来場者は6日間で57万人だったそうです。ちなみに昨年は6日間で55万人、コロナ前の2019年は58万人。
私が台湾に来たばかりの頃は本を安く売るだけのイベントのような印象があったものの、近年では本当に盛り上がるイベントになっています。
台北国際ブックフェアが開催されるのは、台北101のお隣にある台北世界貿易センター。東京ビッグサイトみたいな感じの巨大なイベント会場です。

チケットは一般が150元(日本円でおよそ750円)、18歳未満の学生は無料です(台湾の身分証明書が必要)。さまざまな学校や教育機関などとも連携しているようで、幼稚園から小中学校まで、よく団体で学生たちが来ているのを見かけます。
あと、ブースも近年本当に活気付いてきているように思います(個人の感想)。
版権の商談に来台された日本の出版社のブースも毎年出展されています。


一般客に向けて、翻訳書もたくさん販売されています。『100かいだてのいえ』シリーズが台湾でも大人気の岩井俊雄さんは、ブックフェアで岩井さんによるトークイベントも開催されました。

ここ数年、蔡英文総統や文化人たちも毎年台北国際ブックフェアを訪れ、その年のブックフェアで購入した本をSNSにアップするのが話題になります。

私が好きなブース「読書共和国」
私が好きなブースは、70以上の出版社や独立系レーベルが参加している「読書共和国」。



「読書共和国」創業者の郭重興さんはご自身が生まれ育った大稻埕に、「郭怡美書店」という独立書店を開いた方です。今の出版界にとってかけがえのない存在の方ですね。
著書を出してくださった出版社のブース
もちろん、私の本を出版してくださった出版社さんのブースには必ず立ち寄ります。
オードリー・タンさんについての書き下ろし単行本『想法才是主角:轟動日本的「天才數位大臣」唐鳳,打破框架的30種破繭思考。』を出版してくださった、「尖端出版」。


エッセイ『台湾はおばちゃんで回ってる?!』の台湾版『我成為台灣歐巴醬的修練之路:近藤弥生子的台灣在地生活隨筆』を出版してくださった、「大都会文化出版/大旗出版」は、ブックフェアのVIPチケットを送ってくれました。ありがたい限りです。


今年は2回行くつもりで、1回目は冬休み中だった長男(中一)と一緒に行きました。尖端出版がたくさんのRoblox本を出していたので、入手できてとても嬉しそうでした。Robloxについては、台湾版ヒカキンのような存在の「有感筆電 Daptoper」というYouTuberが人気のようです。(動画に「Discordで僕に挑戦しに来てね!」って書いてあって距離感近いのが台湾っぽいw)

写真を撮り忘れてしまいましたが、『心を守りチーム力を高める EQリーダーシップ』の台湾翻訳版を出版予定の「時報出版」のブースにも立ち寄りました。

2回目に行こうとしたその日、次男が胃腸炎になり、そのまま行けずじまいでブックフェアが終了してしまいました。残念無念。
個人的に気になったのは、台湾発の電子書籍リーダー「Readmoo讀墨」
ここから先は
こちらでいただいたサポートは、次にもっと良い取材をして、その情報が必要な誰かの役に立つ良い記事を書くために使わせていただきます。ありがとうございます!
