いつか羽ばたける場所探しを エッセイ ┃子育て┃育児
息子の行き渋りは、
2歳半頃から始まりました。
「保育園、行きたくない。」
すごく早く起きていても、
遅く起きてきても
いかない。
最初は、
「今日は眠たいのかな」
「気分が乗らないだけかな」
と思っていました。
でも、それは1日や2日では
終わりませんでした。
3歳になっても。4歳になっても。
そして5歳になった今も。
息子は毎日のように言います。
「保育園、楽しくない。」
親としてはどうしたもんかと。
「今日は何があったの?」
「お友達とケンカした?」
そう聞いても、特別な理由は出てきません。
誰かにいじめられたわけでもない。
先生が嫌いなわけでもない。
ただ、
集団生活そのものが、
この子にとっては、
とても疲れる場所なのだと
思うようになりました。
そんな息子が、
最近夢中になっているものがあります。
ヒカキンとはじめしゃちょー。
気がつけば、生活の中にすんなり入り込み、
ものの見事に夢中になりました。
動画を見ながら、とてもよく笑う。
「僕もヒカキンになりたい!」
そう話す息子の目は、
本当にキラキラしています。
保育園で「楽しくない」と話している子と、同じ子とは思えないくらい、生き生きしているのです。
でも、親としてヒヤッとすることもあります。
風船を体につけて空を飛ぶような企画を見た日のこと。
息子が真剣な顔で言いました。
「僕、飛べるよ?」
本当に飛べると思っているような、
まっすぐでキラキラした目でした。
子どもは、
好きな人の言葉や姿を、
そのまま信じるんだなと。
だから、「絶対に真似しちゃダメだよ」と
伝えることも、親の役目なんだと思いました。
でも同時に、こんなことも感じました。
「飛んでみたい」と思えるくらい、
心が動いているんだ。
保育園では「楽しくない」と言いながら、
家では目を輝かせて夢を語る。
そのどちらも、息子。
実は、
そんな息子に
「通級」という話がありました。
わたしは、前から感じていたから安堵。
旦那は、「みんなと同じ」にこだわりがあり、
少し焦っているようにみえた。
私は、息子を
「みんなと同じ」にしたいわけではありません。
保育園を好きになってほしいけど、
それだけでもありません。
息子が少しでも生きやすくなる方法を、
一緒に探したい。
そのための選択肢の一つが通級なら、
いいんじゃないかな、て
思ってました。
子どもは、一人ひとり違います。
みんなと同じ場所で笑える子もいれば、
自分だけの世界で思い切り羽ばたける子もいる。
親にできることは、
その子を変えることではなく、
その子らしく羽ばたける場所を、
一緒に探すことなのかもしれません。
いつか本当に空を飛べる日は来ないかもしれない。
でも、この子が自分らしく羽ばたける場所は、
きっと見つかる。
私は、そう信じています。
本日もみなさん、素敵な一日を!
私もあなたも最強の運と笑顔で!
日々是好日。
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