お題三題まとめ丼(ボケ学会)
🎈お題①:「春を待つ猫」
🐾お題②:「消えかけた魔法」
⏳お題③:「しゃべる木」
凍りつく冬の季節に1匹の猫が思う事は、
「早く暖かい春が来ないかな
野良猫の僕には、こたつに籠ることもできないの。
外は寒いし、身を寄せる場所もない」
その、猫の声を聞いているのが、
一人の少女。
彼女は魔法使いなのです。
今春、ホグワーツ魔法学校に入学予定の
ハマーヨーニーのいとこの知り合いの友達である、
ハーマヨネーズでした。
「可哀想なあの猫、私が魔法を掛けてあげるわ。
すぐに春が来るからね。」
と、ハーマヨネーズは、覚えたての呪文を唱えて
春を呼びますが、何故か巨木に顔を掘り込むだけでした。
「可笑しいわね、もう一度」
と、また試みたのですが、春は訪れては来きませんでした。
ハーマヨネーズは
「春の来ない冬は無いわ、もう暫く我慢しなさい」
と、猫に告げるのでした。
時が経ち、不思議な巨木があると言う噂が流れてきます。
人の顔が掘り出されている巨木があるのです。
その立て札に「何でも聞いてね」
と、書いてあるのです。
その立て札を見た少女が、巨木に問いかけます。
「貴方は何故顔があるのですか?」
でも、巨木は何も答えてはくれません。
何度聞いても無視されるのです。
少女は思いました。
…この事は巨木にとっては聞いはいけない事なんだ!…
質問を変えて聞いても答えてはくれません。
そうなのです、巨木には顔があるのですが、
聞く耳を持って無いのです。
