🎈お題①:「おむすび山のたぬき」
桃太郎は白へび退治の為の準備をしていました。
その様子を見ていた一人の老婆が、
桃太郎におむすびを作ってくれました。
「これを、道中で食べてください」
老婆は残り少ないお米を桃太郎の為に与えて
くれたのでした。
「ありがとう、お婆さん。必ず白へびを退治して
きますからね。」
と、お婆さんの手を握りしめ誓いを立てる桃太郎。
白へびに向かう道中に1匹の狸が桃太郎と出会います。
その狸が言うには、
「君か、桃太郎と言う青年は。
白へびを退治に行くと言う噂だが、本当か?」
「ああ、本当だ。それがどうした」
「だったら、私も連れて行って欲しい。
あのおたんこの白蛇には許し難いものがある」
と、参戦を決意しているようだ。
「腰にぶら下げているものは、なんだ」
と、狸が聞いてくる
「これは、おむすびだ。食べるか」
「僕は、おむすびに目が無いんだ。
一つもらえたら、桃太郎様の家来になるよ」
と、山に棲む狸が桃太郎の家来になるのでした。
続きは 山ねずみの灯りや にて
