『ビブリオシカ』(2024年6月1日放送)を聴いて──チームワークの本質を考える。
ラジオ番組『ビブリオシカ』(2024年6月1日放送)を、渋滞にはまりながらradikoで聴きました。今回のテーマは「チームワーク」。日本ラグビーリーグワン監修の書籍『ラグビー流「人材成長」』をベースに、チームで成果を出すための考え方が語られていました。
番組冒頭はおなじみのアイスブレイクから。話題は「どこで読書するか?」というもの。図書館派、お風呂派、カバーを外して読む派などさまざまな意見が飛び交っていましたが、私は完全にお風呂読書派。『三体』もビジネス書も湯船で読破します。忙しいときほど、本に浸る時間がリフレッシュになるんです。
図書館トークでは、欅坂の近くにある「広尾中央図書館」が紹介されていて、開架式でゆったり過ごせるとのこと。今度、子どもと一緒に週末にふらっと行ってみたいなと思いました。
チームワークの話へ
さて、本題の「チームワーク」について。番組では、スポーツごとの人数から個人の役割や連携の意味を比較していました。
ラグビー:15人
サッカー:11人
野球:9人
バスケットボール:5人
人数が少ないスポーツほど、個の力が求められる傾向があるように思えます。NBAなんてまさに「超・個人技」の世界。サッカーも、伊東純也選手や三笘薫選手のような突出した存在がいて、潰し屋タイプの遠藤航選手のように、役割ごとにスペシャリスト化しています。
ラグビーもまた、ポジションごとに役割がしっかり分かれているスポーツ。番組を聴いていて、自分の母校が花園に出場したときの記憶がよみがえりました。スクラムを組む人、パスを出す人、それぞれが自分の持ち場をまっとうするからこそ、全体として機能する。まさにチームの力ですね。
プロジェクトチームに必要なこと
番組内では「理想的なチームを作るために必要な3つの要素」として、以下が挙げられていました。
負けを認める(現状を知る)
チーム内に“敗者”を作らない(責任の押しつけ合いを避ける)
競争と協調のバランスを取る
このバランスが非常に難しい。特に「負けを認めつつも悪者を作らない」というのは、組織でもよく起こるジレンマです。
また、印象的だったのが山口周さんのこの言葉:
「1人はみんなのために、みんなは勝利のために」
よくある「ONE for ALL, ALL for ONE」は「1人はチームのため、みんなは1人のため」と訳されがちですが、それではチームが空回りすることもある。本質は**“勝利のために”チームが機能すること**。これは目から鱗でした。
ビジネスの現場でも、「この行動は、勝利=成果に近づいているのか?」という視点が欠かせません。ただ仲良しのチームでは意味がなく、目的を共有して、それに向かって動けているかが鍵なんですよね。
実践につなげる
この考えは、自分が関わっているプロジェクトチームにも当てはまります。自分の行動がチームの成果にどう影響するか?それが売上や価値につながるか?を意識することが、信頼と連携の土台になると思います。
そして、印象的だった「良いパスとは?」という話。
腰が入ってるか?取りやすいか?ではなく、
そのパスで“勝利に近づくか”が重要
これは少年サッカーの現場でも伝えたい考え方です。技術の話ではなく、目的思考を子どもたちに伝えたい。すべての行動は「勝つため」「成果のため」にある。
おわりに
チームワークという言葉には、どうしても「仲の良さ」や「調和」が先行しがちですが、**本当のチームとは「勝利のために動く集団」**だと、今回の放送を聴いて改めて感じました。
自分の働き方も、成果のために動けているか?を日々見直しながら、これからもチームでの仕事を楽しんでいきたいと思います。
