演奏は絶大なる感情のアウトプット
今日は楽しいひとときがありました。久々に息子たちと演奏を楽しめました。
朝起きてコーヒーでも飲もうかと思っていたところに末息子から電話です。
息子:「今うちにいる?寄っていい?」
(寄るといっても息子が住んでいるのはうちから2時間半も離れたデトロイト)
わたし:「うちにいるからいいけど。今どこにいるの?」
息子:「昨日、北の方でギグがあったのでその帰り道、あと20分ぐらいで着けると思う。コルテズもいっしょだから」
(もっと早くに教えてくれればご馳走用意しておけるのに……)
末息子はいつもこんな調子です。
なんて話すとどんな子どもかと思うでしょうがもう、しっかり大人になっていて、今では音楽を生業にしています。
末息子は8歳からギターを弾きはじめ、中学からはトランペットを始めました。ハイスクール時代はミシガン州のオールスタージャズのトランペッターに選ばれて、そのころからデトロイトのインターナショナル・ジャズ・フェスティバルにも参加させてもらっていました。
大学時代は音楽を専攻しジャズ漬けの日々を送り、在学中ジャズトランペッターのソロ奏者として数々の賞を受賞。いろんな楽器が演奏できる能力を活かし、地元の小学校を訪問しては子どもたちが音楽に興味がわくようにとボランティア活動を続けていました。地元教育省からは、活動に対して何度も感謝のレターをいただいています。そうした実績から大学では名誉ある学長賞を授与され卒業しました。
演奏できる楽器はトランペット以外にギター、サックス、ドラム、ベースetcです。
自分のバンドのみならず、最近はベーシストとしても活動の場を広げています。デトロイトのレコーディングスタジオでプロデューサー、サウンドエンジニアetc……と音楽に関わる何足ものわらじをたくみに履き替えるフリーランサーとして生きています。
そんなわけで、楽器を持ってあちこちに出没します。
息子はひと月前にうちに来たばかりだけど、コルテズとは一年半ぶりです。息子とは大学時代からのつきあいで、学生時代は毎日のようにうちに来ていたのでわたしとも仲良しです。(その頃の動画です。4:11で踊っているのは?😅)
ふたりともリビングに入るなり、無事に収まったピアノとハモンドでなにやら弾きだしました。(予想通り)
さっそくピアノをポロン。調律後の音やタッチ、響きを確認したかったのでしょう。なにしろYAMAHAのピアノに買い替えたら?と言っていたのがこの息子です。
オーいい音してる〜!!♬♫
でしょー。♫♬♪
リビングルームに、息子とコルテズの弾くわけのわからないメロデイーがしばらく響き渡りました。わたしがハモンドに座り、なんとなくカーペンターズの"Yesterday Once More" を弾き始めたら息子はピアノ、コルテズは電子ピアノ、タロー(長男)はエレキギターで延々とジャムがはじまりました。
これこれ、久々〜♬🎶 わたしたちは音楽で会話できます。😁
最後にこんな時間をもったのは、2019年の大晦日です。あのときは夫も元気で聴いていました。夫が生きていたらこんなわたしたちの姿を、まるで聴いていないようなふりをして、実は聴いていちばん楽しんでいたはずと思うと、思わずまたこみ上げるものが……。Out of Controll!!
弾きながら、いろんな想いが頭の中に溢れてきます。どの曲にも思い出があるので、そのときの感情がメロディーと共に湧いてきてしまうのです。感極まりついポロポロきちゃうけど、出る涙はだしきってしまえばいい😅〜。
ここにいるみんなが、音楽に乗せて感情を吐き出すことができる人たち。
家族みんなにとって昨年はほんとうに毎日が辛かった。それでもセラピストや薬の世話になることなく人生最大の窮地を乗り越えられたのは、音楽があったからだと断言できます。
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