【誇り#3】子どもたちが自分らしく生きる大人になってくれた
わたしには4人の子どもがいる。子どもといっても、今では全員が大人になってそれぞれが自立している。もう四半世紀も前になってしまったが、長女が中学にあがったときに、我が家は家族6人で南太平洋のサモアという国に移住をした。親の決断で異国暮らしを強いられ、言葉のわからない異文化に放り込まれるという、災難に見舞われた子どもたちなのである。
今思えば、子どもたちにはほんとうに苦労かけて気の毒なことだったと思う。それでも親として後悔はしていない。なぜなら、つらいことも含めて、それをしっかり糧として、りっぱな大人に育ってくれたと思えるから。
中でも娘は、多感なときの移住でいちばんたいへんだったと思う。その彼女、米国の大学院でファションデザインを学んだあと、アメカジの老舗ブランドのテキスタイルデザイナーの職を得て以来、米国内のアパレル界でテキスタイルデザイナーとして奮闘中。2015年に米国人のダーリンと結婚。
一番うえの息子は、大学院で産業心理学を学んだあと、データアナリストとしてグローバル企業に勤めている。完全リモートなので自宅で好きなときに仕事するのみ。写真を撮ること、ギター演奏、テコンドー、旅が大好きで、いつもヘラヘラ笑っている。2018年に米国人ワイフと結婚。
二番目の息子は美術大学院を卒業後、美大や、地域の子どもから大人までのアートクラスの講師の傍ら画家として活動中。メタル音楽が大好きで、自らもギターで自作自演のメタラー。2015年に米国人ワイフと結婚。
三番目の息子は大学で音楽を専攻。在学中はジャズトランペッターとして数々の受賞歴有り。大学時代に組んだバンドで初オリジナル・アルバム発表。演奏できる楽器はベース、ギター、ドラム、トランペット、サックス、とマルチ演奏家。現在はデトロイト拠点のミュージシャン/プロデューサー。
と、それぞれが自分の道を進んでいるが、4人とも異文化の中で育ってきて苦労した経験からか、人権や差別、環境や社会悪に対してはかなりこだわる大人たちだ。
これからも、「自分の道」を歩んでシアワセな日々を生きてほしい。
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