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オリジナルソングのプレゼント/母の夢は息子が受け継いだ

今日は二番目の息子の結婚記念日です。

息子夫婦は大学で知り合い、5年ほどの交際を経て6年前の今日結婚しました。子どもたちの中で最初に結婚したのが次男でした。ウェディングには日本からも母と妹、義母と義妹もかけつけてくれました。

わたしは朝起きるとまずいちばんにBGMを立ち上げるほど音楽好きです。演奏も楽しみます。そんなわたしは、子どもたちがまだ家にいるころ、「若い頃は、結婚するなら音楽好きでわたしのために曲を作ってピアノでポロンと弾いてくれるような男性を夢見ていたけど、現実はお父さんだった」と話してよく笑いました。

なぜなら、ピアノポロンどころか、夫は音痴なので歌すら歌えなかったのです。そんな夫でしたが自分がからきし音楽がだめだからこそ、子どもたちには音楽を楽しめる大人になってほしいと望み、音楽を楽しめる環境だけはしっかり整えてくれました。おかげで、夫以外はみな演奏も楽しみます。

6年前、母から息子のウェディングへのリクエストとして「ブライドのために曲を作って当日プレゼントしてあげてよ」というと、すんなり受け入れてくれました。若かりし頃の自分の夢が砕かれた母からのささやかなお願いでした。もともと作曲も演奏も趣味な次男にとっては、“おやすいごよう”だったはずです。

彼女への気持ちを込めたとっても素敵な歌詞と曲ができてウェデングの日に生ギターと共にみんなの前で披露してくれました。花嫁の双子の妹たちは歌を聴き、感極まって涙が頬をつたうほどで、そこにいた誰をも感動させてしまいました。今となってはとってもいい思い出です。

以来、毎年結婚記念日になると、妻への愛を歌った自作曲を新しいアレンジで動画にして発表してくれるようになりました。ギター、ドラム、ベース、歌とひとりで何役もこなして、メタルバーション、ロックバージョン、パラードバージョンと元の曲が同じなのに毎年変わったテイストに生まれ変わってまるで別の曲のようです。わたしも義ムスメの家族も、二人の結婚記念日にアップされるニューアレンジをとても楽しみにしています。

妻への愛を歌った曲なので、夫婦が仲良しのうちは、この恒例アレンジが続くってことだよねっと、みんなで😊ニンマリ😊

わたしの憧れは叶わなかったけど、わたしの育てた息子が妻のために、毎年曲のプレゼントをしてくれていることが、今のわたしにとってはとってもうれしいことです。



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yahoi /ライフエディター・エッセイスト 🌺 共感、応援いただけたならうれしいです。 感謝の気持ちは次のどなたかに恩送りします。