萌え系美少女キャラとディズニープリンセスは本質的に同じ
※2025/09/15 誤字脱字修正と追記を実施
前回意図的に触れなかったこと
この記事に入れるとテーマが発散すると思ったので外した論点がある。
「大きなお友達」の内実である。
これが日本国内の場合はセーラームーンを嚆矢としてジャンルとしては女児アニメを中心に議論になるのだが、英語が通じるエリアを中心に以下のような光景を撮影した動画が多数アップされており、最初見た時は「何だこれは!」と岡本太郎状態に陥ったわけである。
どうやら、こういうディズニースタジオ作品のコスプレをしてパフォーマンスをや読み聞かせなどの活動を行なっている、同好会なのかサークルなのか、それとも劇団なのか、こういう集団が複数活動しているのが実情のようだ。
(2025/09/15追記) #partyprincess というタグで多数ヒットするので、興味がある方は探してみるとよいだろう。
単なる趣味としてのコスプレというよりも、一歩進んで何かが動いていると言う他ない。
(2025/09/15追記)たまに下のツイートのような光景が出回るのだが、こういう皆様も日本国内で活動しているという実情は頭に入れて置く必要があるだろう。
<拡散希望> 3月31日(日) 豊島園
— 玲奈★9月前半は推しの為の時間 (@vitamin0228) January 4, 2019
プリキュアオールスターズ合わせ☆
撮影メインではなく、小さなお友達と交流がメインになります☆
プリキュア合わせで大変お世話になった会場でしたので、最後のイベント日に合わせをします。
気になったプリキュアレイヤーさん、集まれ♪#併せ募集 #プリキュア pic.twitter.com/vdD5Fvrels
るぶちゃんが撮ってくれた女児(姪っ子でもある笑)とお話しするわたしの写真でも置いとこう pic.twitter.com/4r2bhOEjdU
— ミツト⇆9/21 東7Q03a (@mitsuto2319) November 20, 2023
ただ、2023年8月の非公式着ぐるみ騒動の件があったことで、本邦では先に紹介した海外の事例のような活動が厳しくなっているのが実情ではなかろうか。
(追記終わり)
更にアメリカのカリフォルニア・ディズニーランドおよびフロリダ・マジックキングダムに関して、公式が上げた動画に付いたコメントが興味深い。
問題の公式動画はこちら。
@disneyparks Now the magic words…Bibbidi-Bobbidi-Boo, we have some news for you ✨💙 Cinderella's Fairy Godmother will soon be joining Bibbidi Bobbidi Boutique at Walt Disney World and Disneyland! #Disney #DisneyParks
♬ original sound - Disney Parks
舞浜にもあるけれども、アメリカにある2ヶ所のBibbidi Bobbidi BoutiqueにFairy Godmotherが来る、という宣伝である。
Bibbidi Bobbidi Boutique自体は子供向けの貸衣装サービスなのだが、コメント欄には「大人サイズの衣装も」というコメントが複数ついている。
そして2025年8月にはディズニーの映画部門の苦境について、こんな記事も出ていて話題になっていたようだ。
私見
今回の話題も、前回記事で触れた「大きなお友達」の中で大きな割合を占める「大きなお姉さん」に関する指摘とも通じるところがある。
7月にカリフォルニアのディズニランドリゾートに7泊8日で滞在していて感じたことなのだが、日本国内で言うところのプリキュアと同じようなビジネスモデル?で、ディズニー社はプリンセスキャラクターを扱っているのではないか?という印象がある。
ぶっちゃけ、やってることが同じじゃない?とすら思ったのである。
少なくとも本邦と事情が違うと感じるのは、1960年代の禁書運動によって日本が出遅れたのとは対象的に、1950年代以来、順調に積み重ねてきたファン層及び客層の厚みが違う。
そのおかげで、妙な大人フィルターのような仕掛けをしている印象もない。
カリフォルニアディズニーランドでの観測範囲で感じたのは、向こうの女児にとっての、例えばキャラクターとしてのシンデレラは、本邦だとプリキュアのような存在である、ということだ。
多くの人からすれば、ビジネスモデル的に女児アニメの構造・手法はディズニーも使っている、という言い方に驚いたり反論したくなったりするとは思うのだが、白雪姫が「◯」でプリチャン(敢えて違う例を出しておく)は「✕」のような、リベラルが好んで使う「良い表現、悪い表現」の土俵に乗せると理屈が狂う。
おそらく表現の歴史という観点で言えば、日本の女児アニメの起源の一つに、ディズニースタジオ版の白雪姫とシンデレラの表現が入っているはずで、そこからの歴史を踏まえれば、ディズニー社は「元祖」を大事にしているとも言えるわけだ。
それにしても、萌え系美少女キャラとディズニープリンセスは本質的に同じという話は、一部の連中にとっては「不都合な真実」だと思うが、しょこたんのラプンツェルや神田沙也加のアナの声を聞いていると、1周回って「恩返し」モードに入ってきたとも思えてくるわけで、太平洋を隔てて相互作用を起こしている現状を象徴しているようにも見えてしまう。
余談
Bibbidi Bobbidi Boutiqueの大人サイズの話は、定期的に上がってくるようなところもあるのかもしれないが、カリフォルニアの方で見て気づいたのは、男の子向けの王子衣装があるっぽいという点。
これ、要はマーケットがあるということなんだよね…それも興味深いところではある。
