『THE BOOK 2』の曲を語りたい! 後編
①はじめに
『THE BOOK 2』の曲についてゆるく語るnote第2弾です!リリース順で後半4曲について書きます。
②曲について
「ラブレター」

真っ直ぐなラブソング。その相手は音楽です。
原作小説(手紙)は「音楽さんへ」です。当時小6のはつねさんの手紙を原作に作られました。手紙を音楽にするなんて画期的だと思いましたね。
この曲は、サビでの盛り上がりがとても好きです。特に、最後の「こんな気持ちになるのは〜」からのところが1番盛り上がるので、壮大な音と相まって聴くたびにとても感動します。
全体的にサウンドがオーケストラっぽいですね。音数が少ないところとたくさん音数があるところのメリハリが素晴らしくて、お互いに引き立て合っている印象です。
ジャケ写がすごく好きで、MVをもとにしているんでしょうけど、キラキラしてる楽器と水面のマッチ度がすごいです。
MVもとても爽やかで、女の子の気持ちを表している感じです。音楽の力が輝きになって昇っていくみたいな様子が特徴的で、ラスサビからの、5人で歌っているシーンもとてもいいです。
原作小説は、はつねさんの音楽への素直な気持ちたちが綴られています。Ayaseがこれをいい感じに音楽に落とし込んでいて、すごいなぁと思います。
ライブ「超現実」では、急に2人が気球に乗ってこの曲を歌い出したのがとても印象的でした。まじで驚きました。💌
「大正浪漫」

YOASOBIの中では一番短い曲で、内容がぎゅっと詰まってます。
原作小説は「大正ロマンス」です。令和の2023年に生きる「時翔」と大正の1923年に生きる「千代子」が手紙を通して恋を募らせていくという話です。
ラブレターとは雰囲気は全然違いますが、これもとっても真っ直ぐなラブソング。「叶わぬ恋」って感じがします。
イントロからレトロな雰囲気を漂わせるサウンドで、「大正ロマン」って感じです。サビのメロディーがすごく好きで、ラスサビが長めなのが嬉しいです。
歌詞は、もう読むだけで時翔の切実な思いに涙が出そうになります。歌詞の中に2人の名前が入っていることに気づいたのですが、Ayaseが意図的に入れたんでしょうかね。
原作小説を最初に読んだ時、「2023年なんて未来の話じゃん!」なんて思いましたが、もう2026年なんて信じられません。書籍化された方の小説は、3人の視点で描かれているのですが、3人目の人がいい役割を果たしてくれます。
MVは、絵がめっちゃきれいです。情報量は多いけどメリハリがついてる感じがとても好きです。サビの電車のシーンや、ラストの切ない終わり方も好きです。
ライブではなぜか全然歌わなくて、幻の曲枠に入ってきてます。今度のドームで聞けたらうれしいですね。🕰
「ツバメ」

withミドリーズの歌です。SDGsを意識して作られた曲。
原作小説は「小さなツバメの大きな夢」です。環境についての小説をツバメ視点で書くなんて作者さんすごいな〜と思いました。
最初にこの曲を目にしたとき、「withミドリーズ」って入ってるしYOASOBIの曲じゃないんじゃないかと思ってなぜかあまり聴いてなかったんですが(は?)、YOASOBIについてのnoteに書いたYOASOBI好きの友達が、「ツバメ、もう覚えた?」って聞いてきて、その時にやっとYOASOBIのオリジナル曲だと気づいて、聴き始めました。
ふわっとしたサウンドの曲で、朝に聴きたいですね。Eテレの番組用に作られたのでテンポは緩めです。
歌詞は、ツバメ目線で人間の行動による環境破壊について書かれていて、こころに刺さります。
「悲しい気持ちに〜」からの静かなパートの歌詞がすごく名言だと思っていて、落ち込んでいた母に歌ったことがあります。とても響いてもらえました。ここはほかのパートと比べて雰囲気がガラッと変わるので、初めて聴いたときに印象に残りました。
ミドリーズがEテレの「あおきいろ」という番組でこの曲を踊るのですが、コロナ禍で暇だったので私も覚えて踊ってました。振り付けを作ったのはMIKIKO先生!!言われてみればPerfumeのダンスに通じるところがあると思いました。
MVは藍にいなさんが作っていて、見たら心が温まります。🌱
「もしも命が描けたら」

めっちゃ好きな曲。YOASOBIが一歩踏み出した曲だと思います。
原作小説は脚本「もしも命が描けたら」です。絵を描くことで自分の命を他の人や物に分け与えるという話ですが、どれだけ追い詰められてるんだ、って思いました。
この曲は、YOASOBIで初めて(歌詞のついてる)歌が重なっている部分がある曲だと思います。2サビのところとかですね。YOASOBI初めて一人では歌えない曲が出て、驚きました。この曲から、どんどん曲がより複雑になっていった印象です。
また、この曲はテンポが速いのに、音程が1文字ずつ違うところが多くて、歌うのが本当に難しいです。覚えるのに苦労しました。
テーマがとても重く、とてもダークです。でも、曲調は洗練されていて、疾走感があります。「lala lala…」のところ、すきです。
この曲には主人公とその母以外に、「君」と「あなた」という2人の人物がいますが、そこを明確に区別していますね。原作小説は読んでないのでよく分からないんですが、主人公にとって大切だった、母と恋人の「君」が亡くなってしまって、その自殺を試みるほどの悲しみを支えてくれた人が「あなた」だったのでしょうか。
MVは、見たらすごく悲しい気持ちになります。映像がとても綺麗で、ダークな雰囲気なのにキラキラしています。刺繍が含まれているらしくて、すごいですね。キャンバスに書かれた絵の変化の進みが、最初と最後で逆向きになっているのが意味深だと思いました。🌕
③終わりに
今回は私がとても好きな曲がたくさんありました。次回からは、『THE BOOK 3』の曲について書こうと思います!
