『FLESH&BLOOD』最新刊情報&オススメの読む順番&番外編が読める場所&ドラマCD情報【松岡なつき】
この記事では、松岡なつき先生によるBL小説『FLESH&BLOOD』のオススメの読む順番、最新刊情報、番外編情報、ドラマCD情報などを紹介しています。
『FLESH&BLOOD』は、松岡なつき先生がキャラ文庫から出している16世紀のイングランドを舞台にしたBL小説で、海賊もののファンタジーとしてもおもしろい作品です。
2026年7月現在は26巻まで刊行中。さらに外伝が3冊と短編が3本、番外編集が1冊刊行されています。
21世紀の高校生が16世紀のイングランドにタイムスリップし海賊になるというストーリーで、ラブシーンよりも戦闘シーンや宮廷闘争のシーンの方が多いので、BL初心者の方にもオススメの作品です。
主人公総受けの傾向がありますが、攻め以外との関係はプラトニックです。
メイクラブだけでなく友情やブロマンスもたくさん詰まっているのでお楽しみに。
イラストは1~11巻までが雪舟薫先生、12巻以降は彩先生が担当しています。
※『FLESH&BLOOD』の登場人物一覧をまとめた記事も書いています。横文字の名前を覚えるのが苦手な方はご活用ください。
※本記事にはアフィリエイトリンクが含まれています。記事の内容は筆者の実体験や感想に基づいており、記事の公平性を損なうものではありません。
『FLESH&BLOOD』最新刊
『FLESH&BLOOD』の最新刊は2026年6月26日発売の26巻です。(発売日は7月2日に変更の可能性があります。)
『FLESH&BLOOD』シリーズ一覧
2026年7月現在の『FLESH&BLOOD』は、本編が25巻まで、外伝が3巻まで、番外編集が1冊出ています。
全作電子化済み。
『FLESH&BLOOD』オススメの読む順番
『FLESH&BLOOD』のオススメの読む順番は2通りあります。
1つは、本編を一気読みし、その後で外伝と番外編集を読むという方法、もう1つは時系列に沿って外伝を間に挟みながら読み進めていくという方法です。
ここでは後者の方法でシリーズを紹介していきますが、前者の方法で読んでも大きな問題はありません。
タイムスリップ編:『FLESH&BLOOD』1~3
1~3巻は物語のはじまりで、21世紀の高校生・海斗が16世紀のイングランドにタイムスリップする章です。
海斗がタイムスリップしたのはスペインとの開戦間近のイングランド。
海賊のジェフリーに拾われた海斗が16世紀の海の冒険に繰り出します。
ロンドン宮廷編:『FLESH&BLOOD』4~7
4~7巻は舞台が海の上からロンドンの宮廷に移ります。
エリザベス女王に存在を知られてしまった海斗が、貴族たちの野望渦巻く宮廷に呼び出されて……。
富と権力と女王の寵愛を奪い合う宮廷闘争に巻き込まれて、死刑の危機に陥ってしまった海斗をジェフリーとナイジェルが救出に向かいます。
スペイン宮廷編:『FLESH&BLOOD』8~12
無事にロンドンの宮廷から救出された海斗ですが、今度はビセンテの手でスペインへと連れ去られてしまいます。
8巻~12巻は海斗とビセンテのスペインまでの道中と、スペイン宮廷での戦いを描いたスペイン編です。
ジェフリー、ナイジェル、キットは海斗奪還のためスペインに潜入します。
12巻は限定小冊子付きの特装版も出ていて、こちらにはナイジェル視点で海斗との再会を描いた短編が収録されています。
※小冊子付きの12巻は2025年現在は駿河屋などの中古ショップでのみ流通しています。→駿河屋.JP|ボーイズラブ小説 限定版)FLESH&BLOOD(12)
外伝③海斗がスペイン宮廷で過ごした夏編:『王と夜啼鳥 FLESH & BLOOD外伝3』
ここで一旦外伝を挟みます。
外伝の3巻『王と夜啼鳥 FLESH & BLOOD外伝3』は、2012年にキャラ文庫の15周年記念で刊行された書き下ろし番外編『王と夜啼鳥(ナイチンゲール) ~FLESH & BLOOD外伝~』を文庫化したものです。
海斗がビセンテ、アロンソ、レオ、フェリペ2世と共にスペインの王宮で過ごした夏を描いた連作短編集で、主にスペイン側のキャラの人間性を掘り下げる内容になっています。
時系列としては本編の10巻から11巻あたりの内容なので、スペイン編の記憶が新しいうちに読むのがオススメです。
ロンドンの宮廷での出来事をフェリペ2世に語って聞かせるシーンがあるので、ジェフリーやナイジェルも出てきます。
番外編集:『グローリア号航海記』
2025年9月26日に発売されたシリーズ初の番外編には、2006年から2011年にかけて同人誌や特典などで発表された短編が14本収録されています。
イングランドとスペイン両方の物語が入っているので、ジェフリー&ナイジェルファンの方もビセンテファンの方も必見です。
時系列としては、1~12巻までと『王と夜啼鳥 FLESH & BLOOD外伝3』の合間で起こった物語になるので、このタイミングで読むのがオススメです。
結核闘病編:『FLESH&BLOOD』13~14
何とかスペインを脱出してイングランドへと戻って来た海斗ですが、その身は結核に侵されていました。
13巻と14巻は海斗の結核闘病編です。
立て続けに苦難が続きますね。
現代編:『FLESH&BLOOD』15~17
15巻~17巻では、結核療養のために21世紀へと戻って来た海斗の視点と、16世紀で投獄されてしまったジェフリーの視点を交互に入れ替えながら物語が進みます。
海斗は和哉との再会を喜びますが、次第に和哉は海斗の行動を制限するようになってきて……。
一方、スペインまで海斗を探しに行ったことで、スペインとの内通を疑われてしまったジェフリーは、監獄で苛烈な拷問にさらされます。
外伝①ジェフリーとナイジェルの出会い編:『FLESH & BLOOD外伝 ―女王陛下の海賊たち―』
ここで一旦、外伝を挟みます。
外伝の1巻『FLESH&BLOOD外伝ー女王陛下の海賊たちー』は、若き日のジェフリーとナイジェルの話を描いた短編集です。
元々は雑誌で不定期連載していたもので、ワッツ船長率いる「キャサリン号」でジェフリーとナイジェルが見習い水夫をしていた頃の話や、キットとジェフリーたちとの出会い&ナイジェルへの恋のはじまり、ジェフリーがワッツ船長から船を引き継ぐ話などが収録されています。
スペインの捕虜となっているヤン・グリフェスや、ナイジェルの祖母も登場するので、ある程度の登場人物が出そろったこのタイミングで読むのがオススメです。
ジェフリーとナイジェルの、恋と友情の狭間で揺れる淡い絆が見どころで、本編で小出しにされている2人のエピソードを深掘りしたものが多いです。
ジェフリー救出編:『FLESH&BLOOD』18~20
結核を完治させ、再び16世紀へと戻って来た海斗は、ナイジェルたちと共にジェフリーの救出に向かいます。
18~20巻では、知略と人脈をフルに使ってウォルシンガムを出し抜く展開が見どころ。
イングランド遠征の準備を進めるスペインの様子も描かれます。
外伝②ジェフリーとの甘い再会編:『FLESH & BLOOD外伝2 ―祝福されたる花―』
ここで一旦、外伝を挟みます。
外伝の2巻『FLESH & BLOOD外伝2 ―祝福されたる花―』は、雑誌に掲載された短編に書き下ろしを加えた短編集です。
見習い水夫時代のジェフリーとナイジェルの淡い恋の話、エリザベス女王の道化をしていた頃の海斗がジェフリーたちと川下りをする話、グローリア号の頼れる水夫長ルーファスと優秀な檣楼手ユアンがグローリア号に乗ることになるまでの話、監獄から出てプリマスに戻って来たジェフリーが仲間たちとのんびりする話が収録されています。
短編集なので、ひとつひとつの話は時系列がバラバラですが、ジェフリー救出後の話がいくつか入っているのでこのタイミングで読むのがオススメです。
※書き下ろしの「祝福されたる花」には、21巻の内容が少し入っています。ネタバレが気になる方は21巻を読んだ後に読むのがいいかもしれません。
「アマルダの海戦」編:21~26
21巻からは、海斗が16世紀に来た時から予言していた「アマルダの海戦」がとうとう始まります。
イングランド軍とスペイン軍の手に汗握る海上の戦いが見どころ。
『FLESH&BLOOD』は、長らく「アマルダの海戦」の途中で話が止まっていましたが、2025年6月27日に10年ぶりの新刊が発売され、再び物語が動き始めました。
『FLESH&BLOOD』の番外編が読める場所一覧
※ここで紹介する番外編は、一部『グローリア号航海記』に収録されています。
『FLESH&BLOOD』10周年記念キャラクターブック
『FLESH&BLOOD』の刊行10周年を記念して作られたキャラクターブックです。
主要キャラの設定資料、イラスト担当の彩先生によるカラーイラスト、松岡なつき先生書き下ろしの短編が2本入っています。
短編の内容は、グローリア号に出る化け物の正体を海斗たちが探る話(「魔物」)と、アロンソが海斗をかわいがる話(「小鳥」)です。※「魔物」は『グローリア号航海記』に収録されています。
「小鳥」は、応募者全員サービス企画でドラマCD化もされました。
このキャラクターブックは、2011年のコミックマーケットとAGFで頒布されたもので、現在はプレミア価格の中古品しか流通していないようです。
※運が良ければ、駿河屋などの中古ショップで手に入ることがあります。→駿河屋.JP|アニメムック <<アニメ・漫画系書籍>> キャラ文庫〔FLESH & BLOOD〕刊行10周年記念 Character Book
『キャラ文庫アンソロジーI 琥珀』 2017年12月刊行
キャラ文庫から出ている人気BL小説の書き下ろし短編を集めたアンソロジー本「キャラ文庫アンソロジー」では、ロバート・セシルの恋の話を描いた「赤毛の予言者」を読むことができます。
5巻で海斗が密かに依頼されたロバートの占いがどんなものだったのかが明かされているので、気になる方はぜひ読んでみてください。
電子書籍版だけになりますが、『キャラ文庫アンソロジーⅠ 琥珀』は分冊版も配信されているので、「赤毛の予言者」だけ読みたい方は『【分冊版】キャラ文庫アンソロジーI 琥珀 [FLESH&BLOOD]番外編』を購入するのがオススメです。
『キャラ文庫アンソロジーII 翡翠』 2018年1月刊行
アンソロジー2巻の『キャラ文庫アンソロジーⅡ 翡翠』では、ミゲル・デ・セルバンデスとアロンソ・デ・レイバが大切な人たちについて語り合う話「騎士の願い」を読むことができます。
「アマルダの海戦」直前の宿屋で、アロンソがこぼすビセンテへの複雑な思いが見どころ。
ビセンテとレオも出てくるので、スペイン勢が好きな方は必見です。
電子書籍版だけになりますが、『キャラ文庫アンソロジーⅡ 翡翠』は分冊版も配信されているので、「騎士の願い」だけ読みたい方は『【分冊版】キャラ文庫アンソロジーII 翡翠 [FLESH&BLOOD]番外編』を購入するのがオススメです。
『キャラ文庫アンソロジーIII 瑠璃』 2020年6月刊行
アンソロジー3巻の『キャラ文庫アンソロジーIII 瑠璃』では、ジェフリーたちが細密画家に肖像画を描いてもらう話「掌中に永遠」を読むことができます。
「アマルダの海戦」前に穏やかな時間を過ごすジェフリー、ナイジェル、海斗、キットをお見逃しなく。
電子書籍版だけになりますが、『キャラ文庫アンソロジーⅢ 瑠璃』は分冊版も配信されているので、「掌中に永遠」だけ読みたい方は『【分冊版】キャラ文庫アンソロジーIII 瑠璃 [FLESH&BLOOD]番外編』を購入するのがオススメです。
『小説Chara Vol.52』 2025年5月22日刊行
『小説Chara Vol.52』には、『FLESH&BLOOD』25巻発売記念として、キットが海斗と21世紀の話をする「天才詩人は21世紀の夢をみる」という短編が掲載されています。
電子版は2025年11月30日までの期間限定配信。
『小説Chara Vol.51』 2024年11月22日刊行
『小説Chara Vol.51』には、『王と夜啼鳥 FLESH&BLOOD外伝3』の文庫化記念として、松岡なつき先生のロングインタビュー、『FLESH&BLOOD』キャラ診断、シリーズをまとめて紹介コーナー、書き下ろし短編が掲載されています。
書き下ろし短編は、グローリア号の水夫ユアンが海斗に絡んでジェフリーとナイジェルをからかう「檣楼手の危険な遊び」という話です。
海斗に耳かきをしてもらうナイジェルが見たい方はぜひ読んでください。
※雑誌は絶版になるのが早く、『小説Chara Vol.51』も2026年現在は駿河屋などの中古ショップでのみ流通しています。→BOYS系雑誌 小説Chara vol.51 2025年1月号
『小説Chara vol.50』2024年5月22日刊行
『小説Chara vol.50』には、イングランド遠征中のアロンソ・デ・レイバがミゲル・デ・セルバンデスに相談に乗ってもらう話「神ならぬ身の栄光」が掲載されています。
アロンソファンの方はお見逃しなく。
『小説Chara Vol.50』も2026年現在は駿河屋などの中古ショップでのみ流通しています。→BOYS系雑誌 小説Chara vol.50 2024年7月号
特典ペーパー・小冊子・同人誌など
『FLESH&BLOOD』の短編は、各種特典ペーパーや全員応募者サービスの小冊子などでも読むことができますが、数が多すぎて筆者も追い切れていないのが現状です。
駿河屋では過去の特典ペーパーや小冊子が手に入ることがあります。
また、松岡なつき先生は同人誌でも『FLESH&BLOOD』の番外編を発表しています。
こちらも現在は入手が大変難しいですが、運が良ければ駿河屋で手に入ることがあります。
2025年9月に発売された『グローリア号航海記』では、2006年から2010年にかけて発表された短編を読むことができます。(同人誌で発表された作品も収録アリ)
『FLESH&BLOOD』の原点『流沙の記憶』
松岡なつき先生による『流沙の記憶』は、『FLESH&BLOOD』の原点とも言われている作品です。
古代エジプト文明オタクの考古学者がエジプト第十八王朝にタイムスリップしてしまう話で、ファラオ王の義弟ネフェルとの恋を描いています。
『FLESH&BLOOD』のキャラクターが出てくるわけではありませんが、史実を元にフィクションを織り交ぜている点や、主人公が歴史を元に予言をする展開などは『FLESH&BLOOD』につながるところがあります。
古代エジプトに興味がある方はぜひこちらも読んでみてください。
電子化済みです。
『FLESH&BLOOD』ドラマCD情報
『FLESH&BLOOD』は、長編シリーズとしてドラマCD化もされています。
主なキャストは以下。
ジェフリー・ロックフォード(CV諏訪部順一)
東郷海斗(CV福山潤)
ナイジェル・グラハム(CV小西克幸)
ビセンテ・デ・メンドーサ(CV大川透)
アロンソ・デ・レイバ(CV遊佐浩二)
クリストファー・マーロウ(CV三木眞一郎)
ただ、2026年現在はプレミア価格の中古品しか流通していません。
※運が良ければ駿河屋などの中古ショップで手に入ることがあります。
まとめ
松岡なつき先生の代表作『FLESH&BLOOD』は、史実に基づいて進んでいく壮大な海賊ファンタジーです。
世界史の中でも中世ヨーロッパが好きな方は楽しめるはず。
海賊事情、船旅事情の描写は特にリアルです。
長編シリーズなので長く楽しめるのも嬉しいですね。
また新作が出たら追記します。
