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まだ固めんといて

ゆで卵ってな、殻をむいた瞬間が「完成」やん? 完璧に固まってて、見た目も綺麗。

でも、そこから「やっぱり目玉焼きにしたい!」って思っても、もう無理。あとは食べられるのを待つだけっていう、状態やねんな。

でもな、フライパンの上でジュージューゆーてる、まだ固まりきってへん卵を見てみて。

「あ、やっぱりオムレツにしよかな」

「いや、ご飯に乗せて親子丼風にしたろ」

「ちょっと焦げそうやから、チーズ入れてごまかしたれ」
 
って、その場のノリでなんぼでも方向転換できるやん?

その「ゆらぎ」があるから、失敗もスパイスになるし、思わぬ名作が生まれたりするんよな。

「完璧じゃない」っていうのは、言い換えれば「伸びしろしかない」ってこと。

ボウルの中で白身と黄身が混ざりきってへんグラデーションの状態が一番、見ててワクワクするし、可能性に満ちあふれてる。

「もっとこうしようかな」って悩み続ける、その「未完成」な時間がずっと続いていく。それが一番幸せな形なんかもしれへんな。

「完成」させてしもて0からやり直すんは疲れるけど、「ずっと調理中」やったら、毎日違う味を楽しめる。

フラフラ揺れながら、その時その時の「ええ感じ」を楽しんでいけたら最高やね!

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