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yueise
心には余白を、お弁当箱には密を
「言葉には余白が大事」とか「心にゆとりを持たせましょう」とか、よう言うやん?
小説の行間にグッときたり、カフェの何もない空間に洗練さを感じたり。それは分かる。大人の余裕ってやつやね。
でもな?お弁当箱の前に立った瞬間、その「余白美学」は崩壊すると思うのよ。
朝、眠い目こすりながらオカズを詰めて
「よし!」と一歩引いて見たとき。そこにぽっかりと空いた不穏な隙間を見つけた瞬間の焦燥感。
「蓋閉めて運んだ瞬間、中身がシェイクされて大惨事になる!」という恐怖。言葉の余白は風情があるけど、お弁当の余白はただのホラーやん?
そこからはもう必死よ。心に余白なんか1ミリも残ってへん。緑の救世主ブロッコリーをねじ込んでみたりチーズちくわをピックで刺し、最終兵器のアンパンマンポテトに頼ってでも、隅々まで
ギチギチの密にする。全てを埋め尽くしたときの謎の達成感、なんなんやろな?
人間関係も仕事も、ちょっとくらい隙がある方が生きやすい。それは綺麗事やなくて真理やと思う。私の心にだって、たっぷり余白(というか、ただのズボラな隙)がある。
それなのに、たかが数センチのプラスチックの箱を前にしたときだけ、私たちは一流の建築家みたいに目の色変えて「1ミリの妥協も許さん!」と必死になる。
でも、このアンバランスさこそが、めちゃくちゃ「人らしさ」やと思わへん?
全てのことに完璧を求めてたら息が詰まってまうけど、普段がゆるっと余白だらけやからこそ、
お弁当箱っていう手のひらサイズの宇宙に全力の情熱を注ぎ込める。そのおかしな熱量の差が、
なんとも愛すべき人間味やんか。
私の心には、明日もたっぷりズボラな隙をあけておく。でも、明日のお弁当箱だけは1ミリの容赦もない超満員御礼。このアンバランスを楽しんで
いきましょ😊
それでは🍡
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