「簡単な手術」のはずだったのに|5歳の息子が1日に2回全身麻酔を受けた日
前回の記事はこちらです⬇︎
子どものアデノイド手術。
耳鼻科では比較的よく行われる手術で、
先生からも
「そこまで心配しなくて大丈夫ですよ」
と言われていました🌱
私ももちろん不安はありましたが、
無事に終わって退院する未来しか想像していませんでした🌟
でも実際は違いました。
術後、病室に戻ってから長男の身に起きたのは、
想像もしていなかった出来事でした。
◼️個室希望だったのに…
手術の前日入院。
個室を希望していましたが空きがなく、
結果的に誰もいない二人部屋を使わせてもらえることになりました😊
とても快適でした✨
前日は特に検査もなく、
病院のプレイルームで遊んだり、
入院中限定でゲームを解禁したり、
100円ショップで買った迷路や謎解きをしたり。
長男も思った以上に楽しそうで、
私も少し安心していました☺️
「意外と入院生活いけるかもね」
なんて話をしていたくらいです🌿
◼️手術当日
そして手術当日の朝。
長男は私と看護師さんと一緒に歩いて手術室へ向かいました。
でも手術室に入った瞬間、
長男の表情が変わりました💦
・大きな機械
・たくさんのスタッフさん
・独特の雰囲気
それまで平気そうだった長男も、
さすがに怖くなったようでした😣
本来なら自分で手術台に寝転がる予定でしたが、
座るのが精一杯。
先生たちも優しく声をかけてくださいますが、
緊張しているのが伝わってきます。
◼️振り向けなかった
酸素マスクをつけて、
眠くなる薬を吸い始めました。
「スーハースーハーしてね」
と言われて頑張る長男。
少しずつ目がとろんとしてきて、
そこで私は退室しました🚶
本当は最後まで見ていたかった。
でも長男の顔を見たら、
私の気持ちまで持っていかれてしまいそうで。
振り返ることができませんでした💦
◼️手術は成功
手術自体は約30分。
麻酔が覚めるまで約1時間。
トータル1時間半ほどで呼ばれました🏥
手術室へ行くと、
ベッドでまどろむ長男がいました🌱
その姿を見た瞬間、
張りつめていた気持ちが少しだけ緩んで、
涙が出そうになりました😣✨
先生からも
「無事終わりましたよ」
と説明を受けます。
さらに摘出したアデノイドも見せてもらいました。
私は正直もっと小さいものを想像していました。
でも実際は思っていたよりずっと大きい💦
ピンポン玉くらいの大きさがありました🏓
これが気道を塞いでいたのかと思うと、
そりゃ息苦しかったよね…
本当によく頑張ったね。
何度もそう声をかけました。
◼️突然始まった大量出血
病室へ戻って30分ほど経った頃です。
長男の鼻から血が出始めました🩸
最初は術後だからかなと思いました。
でも明らかにおかしい。
鮮血が止まりません。
ぽたぽたではなく、
だらだらと流れ続ける状態。
すぐにナースコールを押しました。
看護師さんも先生に連絡してくれましたが、
返ってきた返事は
「術後だから様子見で」
というものでした。
でも、
どう見ても様子見レベルじゃない💦
30分以上経っても止まらない。
ティッシュは一箱なくなりました。
私も看護師さんも、
明らかにおかしいと思っていました。
◼️処置室へ
再度先生へ連絡してもらい、
今度は別の先生が来てくださいました。
その先生も、
「チューブを入れた時に鼻の中が傷ついたのかも」
と説明しながら圧迫止血を試みます。
でも止まりません。
結局、耳鼻科の処置室へ移動することになりました。
私は処置室の前で待機。
そしてその時、
中から長男の声が聞こえてきたんです。
「いたいーーー!!」
「やめてーーー!!」
必死に泣き叫ぶ声でした。
◼️私は耐えられなかった
その声を聞いた瞬間、
張っていた糸が切れました。
待合室にはたくさん人がいました。
それでも私は泣き崩れてしまいました。
苦しそうな声がずっと聞こえる。
でも助けてあげられない。
代わってあげることもできない。
ただ待つしかありませんでした。
◼️そして告げられたこと
30分ほど処置を続けても出血は止まりませんでした。
その後、先生から説明がありました。
おそらく摘出した患部からの出血。
非常に珍しいケースだけれど、
静脈が傷ついている可能性がある。
このままでは危険なので、
もう一度全身麻酔をかけて止血手術を行う。
さらに、
血液が喉へ流れ込むと窒息の危険もあるため、
場合によっては集中治療室で管理することになるかもしれない。
そう説明されました。
頭が真っ白でした。
でも今も目の前で出血は続いています。
まずは止血しないといけない。
私は再手術をお願いすることにしました。
※この続きでは、
・再手術を待つ間に私が考えていたこと
・集中治療室の説明を受けた時の本音
・再手術後の長男の様子
・「普通の日常」がどれだけ有難いか気付いた話
を書いています。
正直、この時の私は冷静ではありませんでした。
処置室から聞こえてくる長男の叫び声。
ずっと止まらない出血。
そして先生から告げられた
「もう一度全身麻酔をかけます」
という言葉。
頭では理解しているのに、気持ちが全く追いつきませんでした。
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