【薬屋のひとりごと 第37話】湯殿にこぼれる“伏線”と、30人の宦官が語る後宮の不穏な気配
今回の舞台は湯殿―ただの風呂じゃない
年季明けが近づく小蘭のために、子翠と猫猫が立ち上がった。
小蘭の未来への一歩
年季明けが近づく小蘭。
かつては噂話ばかりしていた彼女が、今は手習い所一期生として一生懸命に勉強中✏️「わたしにもできる仕事、あるかな…?」
そんな小蘭に、子翠がすすめたのは“湯殿”という場所でした
千人が入れる広さの大浴場 でもここは、ただのお風呂じゃない 立場も年齢もちがう女たちが、湯けむりのなかで本音をこぼす―― 後宮という小さな世界の「人間模様の陰陽」が見える場所。
湯けむりの向こうに
小蘭の未来を広げるきっかけにと、子翠が案内したのは湯殿。
広大な後宮の大浴場には、身分も立場も違う女たちが集い、
ふと本音がこぼれる。
猫猫は自家製シャンプーを持参し、小蘭の髪を洗ってあげる。
はじめてのシャンプーに小蘭は犬のように頭をフルフルして、
水気をとばす。
農村育ちの彼女には、湯より水ふきの方が落ち着くかもしれない——
湯殿は、誰かの未来が動き出す場所でもある。
湯けむりにほどける距離
子翠の案内で、猫猫と小蘭は妃専用湯場へ。
緊張しながらも、香油を手にマッサージを始めるふたり。
ところが妃たちは、意外にも穏やかな表情でそれを受け入れる。
それは、“お手つきがない”妃だからこそ。
知らない下女に背をゆだねる――
そんな何気ないやりとりにも、後宮の繊細な力関係がにじみ出る。
静かな湯けむりの中で、女たちの距離がほんの少し近づく。
ふと、妃の肌に目をとめた猫猫。
そっと脱衣所へ向かい、“糸”を一本、手に取る。
言葉少なに、糸を指に巻き――
静かに、優しく、余分な毛を絡めとっていく。
「痛いけど、カミソリよりずっといいわ」 彼女の表情が、ふっとほどけた。育った場所で、自然と身についた手の技。
緑青館仕込みの“糸の手”に、猫猫の職人魂がそっと宿る。
湯けむりの先に見えた“ツテ”のかたち
マッサージは、いつのまにか大人気に。
湯殿でのこのひとときが、小蘭にとって 初めての“ツテ”になるかもしれない。
「いつか、これが自分の仕事につながるかも」 そう言う彼女に、
子翠が元気よく「おーーー!」と応える。
その横で、猫猫はひとり、 (……紅娘に、なんて説明しよう)
と頭を抱えていた。
でも、ふと思う。
これが、子翠の言っていた“ツテ”なんだろうな、と。
後宮で生きていくための、人との縁を結ぶ小さな一歩。
湯けむりの向こうに、 “未来”が、少しだけ見えた気がした。
湯けむりの中の噂と真実
翡翠宮の一角で、 猫猫は湯殿でのマッサージについて、
玉葉妃と紅娘に相談をしていました。
紅娘はあきらかにご立腹。
その空気に、猫猫もちょっとたじたじ…。
けれど―― 玉葉妃は、そんな空気をくるりと変えて、おもしろがるようにこう言うのです。
「いいじゃないの。 湯殿ってね、油断してると、思わぬ話が飛び出すものよ。 宮中の噂話とか。面白い話があったら、ぜひ聞かせてね」
情報通の子翠に負けない“聞き耳力”のある玉葉妃。
誰もがほっと力を抜くその空間に、思わぬ真実が潜んでいると知っている。
実際に湯殿の一角で、こんな会話が飛び交っていた。
「玉葉妃はご懐妊らしいよ」 「お腹の子、男の子?女の子?」 「生まれるのはいつごろか」
もう後宮では、玉葉妃の噂はとっくに広まっている様子。
そして、次に聞こえてきたのは——
「梨花妃も懐妊…なんて話もあるみたい」
さらに、もっと気になる声も。
「もしかしたら楼蘭妃も懐妊してるんじゃない?」
奇抜な衣装が定番だった彼女が、
最近はゆったりした服で外出も減っているという。
楼蘭妃は子昌様の娘で、“帝が通わぬわけにはいかない”上級妃。
もし本当に懐妊していたら——
上級妃4人のうち、3人が妊娠という前代未聞の事態に。
めでたさの影で、静かに火花が散る予感。
それもまた、後宮の現実なのかもしれません。
宦官30人増員の裏側
「最近、後宮に新しい宦官が30人も入ったらしいよ」 そう話すのは
噂好きの小蘭。
「え?今はもう宦官になる手術ってやってないんじゃ…?」 猫猫の疑問に、答えたのは子翠。
「だから“元奴隷”なんだって。他国では今も男性を虚勢して奴隷にする国があるらしいよ」
――衝撃的な事実に、思わず言葉を失う猫猫。
異民族の奴隷たちが後宮へ…?
もし30人もいるとすれば、
何か大規模な事件や討伐があったのかもしれない。
子翠はただの虫好きに見えて、実はかなりの情報通でちゃんとした教育をうけてきたようにみえる。
後宮の外の世界のことまで知っている、その賢さが怪しく光る✨
いったい、何者か・・・・?
お湯くみ係の「噂の宦官」は…イケメン?
「そういえば……お風呂のお湯くみって、新人の宦官の仕事だったよね?
その宦官、かっこいいらしいよ! 見てみたいな〜
」 そう言う小蘭に、子翠がひとこと。 「いいの? 宦官だよ」
「まあ……壬氏様ほどじゃないと思うけど!」と即答する小蘭。
蛙の事件を思い出し、ふと左手を衣でぬぐいながら、 へきへきした顔の猫猫の視線の先には―― 里樹妃とその侍女頭の姿が。
宦官の増員という異変と、彼女たちの何気ない会話。
その裏にあるきな臭い動きと、今後の展開につながるのかも、、、
翡翠宮での忠告と、誘われた湯殿
翡翠宮の休憩中。
猫猫と一緒にいた三姉妹の侍女たちの空気が、なんだか重い。
「……外にお友達が多いのも、ほどほどにね」 そう釘を刺された猫猫。
とくに、末っ子・赤羽と同い年であることから、
「先輩が他所の子とばかり仲良くしていたら、寂しくなるでしょう?」
という忠告まで。
確かに最近は、子翠や小蘭と過ごす時間が増えていた猫猫。
そのことに、ちょっぴり思い当たる節もある。
「でしたら今日、湯殿に一緒に行きませんか?」 猫猫の提案に、
「仕事だと思って行ってらっしゃい」と背中を押され赤面する赤羽。
渋々ながらも、湯殿行きが決定――!
湯殿は、心の距離を縮める場所
湯けむりが立ちこめる後宮の大浴場。
そこにいたのは――子翠と小蘭。
「この子が、猫猫のお友達?」 興味津々のふたりに囲まれて、
赤羽はちょっと不信顔。
「害はありません。たぶん」 猫猫のフォローで場は和むけれど、
すでに雰囲気は“いつもの賑やかさ”に。
最近は、小蘭の話を聞いて マッサージに興味を持つ下女も増えてきたらしい。 だが赤羽は―― 下着姿になるのをためらっている様子。

そこへ手をワキワキさせて迫る子翠と小蘭。
「恥ずかしがることないよ〜。十分、立派じゃない」
「……立派ってなによ!、つつましやかなほうがいいじゃない!!」
と小蘭を指差す赤羽。
ムムッとなる小蘭の顔。 ……あ、これ、敵認定入りましたね。
でも、たぶん。 湯殿って、こうして “心の距離がすこしずつ縮まる場所”。
香油の先に待っていた“出会い”
マッサージと脱毛をこなす猫猫・赤羽・子翠の3人。
慣れないながらも、赤羽は香油を妃に塗りながら施術に挑戦中。
「塗りたくるように。鶏肉に香味油を塗るみたいにね」 猫猫らしいアドバイスに、赤羽も少しずつ調子を掴んでいく。
そんなとき、ふと目に入ったのは――
またもや転びかけている、おどおどとした少女と、その侍女頭。
「……里樹妃?」 まだ15歳の彼女は、上級妃でありながら、どこか頼りない印象のまま。 見かねた猫猫は、静かに手を差し出す。
「どうぞ。」
でも、毎回、残念なことにむけられる目は――
人を化け物を見るような視線、、、
そろそろ、ちょっとは慣れてくれてもいいのに。
湯けむりの奥に見えた、ひとりの妃の悲しき素顔
猫猫がそっと手を差し伸べた、上級妃・里樹妃は
まだ15歳の、あどけなさの残る少女です。
彼女の手を引き、石台に寝かせて丁寧にお手入れをする猫猫。
その姿にふと重なるのは――里樹妃の過去。
幼くして先帝に嫁がされ、政治の道具として後宮へ。
やがて先帝が亡くなり、彼女は出家。
けれど運命に引き戻され、再び「妃」として宮へ戻ってきたのです。
怯えがちで頼りなく見えるその姿の奥に、
どれほどの重さを背負ってきたのか。
そばにいるのが、元毒見役の侍女でよかった。
そう思わずにはいられない、猫猫でした
湯上がりに広がった、ひとつの噂
施術を終えたあと、里樹妃が
「よかったら、お礼に。冷たいジュースを。」
その言葉に、小蘭は「やったー!」と遠慮なくごちそうになることに。
湯上がりのほてった身体に、冷たい飲み物が染み渡ります。
ふと、猫猫が聞きます。
「ところで、里樹様はどうして大浴場にいらしたんでしょう?
金剛宮にも湯殿はあるはずでは?」
その問いに、里樹妃は少し目線を落とし、
そして――ぽつりとつぶやきました。
「……出るの。あの宮の湯殿には……その……幽霊が……。」

その瞬間、周囲の空気がふっと静まりかえります。
誰もが息をのむように黙り込み、湯けむりの奥に目を凝らす。
次回にむけ、気になるポイントは
まず、30人もの宦官が増員されたこと。
その中でみた髪で顔をかくしている宦官が
どのような影響を及ぼすのか気になります。
もし、翆玲がいたら、猫猫との直接対決になるのか???
そんな氣すらしますよね。
湯殿で噂になっていた楼蘭妃の懐妊。
帝のお通いがあるので可能性はある、、、
上級妃3人が、懐妊って、すこし怖いですね、、、
そして、里樹妃のいる金剛宮にでる踊る幽霊の正体とは?
再び猫猫が大活躍すること間違いなし!
次回、『第38話踊る幽霊』をみなさまと一緒に追いかけていきたいと思います。
youtubeでも解説してます
【スタッフ】
原作:日向夏(ヒーロー文庫/イマジカインフォス刊)
キャラクター原案:しのとうこ
総監督・シリーズ構成:長沼範裕
監督:筆坂明規
副監督:中川 航
脚本:柿原優子・千葉美鈴・小川ひとみ
キャラクターデザイン:中谷友紀子
美術監督:髙尾克己(ARED) 色彩設計:相田美里
CGI ディレクター:永井 有 撮影監督:鈴木麻予(T2 studio)
編集:今井大介 音響監督:はた しょう二(サウンドチームドンファン)
音楽:神前 暁・Kevin Penkin・桶狭間ありさ
アニメーション制作:TOHO animation STUDIO×OLM
製作:「薬屋のひとりごと」製作委員会
【キャスト】
猫猫:悠木碧
壬氏:大塚剛央
高順:小西克幸 玉葉妃:種﨑敦美
梨花妃:石川由依 里樹妃:木野日菜
小蘭:久野美咲 子翠:瀬戸麻沙美
ナレーション:島本須美
【アニメ公式HP】 http://kusuriyanohitorigoto.jp
【アニメ公式X(旧Twitter)】 @ kusuriya_pr
【アニメ公式TikTok】https://t.co/IUm6rUecdx
©日向夏・イマジカインフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会
#薬屋のひとりごと #TheApothecaryDiaries #悠木碧 #大塚剛央
-----------------------------------------------
TOHO animation
Portal Site:https://tohoanimation.jp/portal/
Official X(JP):https://x.com/TOHOanimation
Official X(EN):https://x.com/tohoanimationen
Official TikTok(JP): / tohoanimationch
Official TikTok(EN): / tohoanimationen
-----------------------------------------------
TOHO animation STORE
通販サイト :https://tohoanimationstore.com/shop/
公式X(旧Twitter):https://x.com/TOHOanimeSTORE
-----------------------------------------------
★著作物について★
動画で掲載している画像などの著作権や肖像権等は全てその権利所有者に帰属致します。
各権利所有者様や第三者に不利益がない様配慮しておりますが
動画に問題がある場合は、各権利所有者様本人からご連絡頂けましたら幸いです。
★動画について★
⚠当チャンネルの動画は投稿者が手動で作成しており、自動生成された動画、繰り返しの多い動画ではありません。
各動画にはそれぞれ違いがあり、独立した価値を持っています。
⚠The videos on this channel are manually created by the contributor, and are not automatically generated or repetitive videos.
Each video is different and has an independent value.
★誤字や情報誤りなど★
動画は出来る限りの文献を確認して制作しておりますが、間違った内容を記載したり誤字や誤発音をさせてしまう事もあります。間違っていた際は教えて頂けると大変嬉しいです。作品のつくり手の方への感謝と敬意を込めてチャンネルを運営していきますので、今後とも宜しくお願い申し上げます。
まとめ制作にあたり、5hの使用許諾に基づいた適切な引用を行っています。
https://5ch.net/matome.html
動画に関しては以下の方及びガイドラインを遵守しております。
文化庁
「http://chosakuken.bunka.go.jp/naruhod...
YouTube ガイドライン
「https://www.youtube.com/intl/ja/about…
