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私はなぜ、何度も鍵を確認してしまうのか? 還暦の気づき(有料:100円)

私には還暦を迎えて、ようやく気づいた「らしい」ことがある。
それは「私は長年、ずっと鍵の確認を繰り返していた」という、実に地味な、でも私にとっては切実な問題へのきわめて納得がいく答えだった。

家を出るたびに、「鍵をかけたかどうか」が気になって戻る。車に乗っても、発車してからドアロックを再確認しに戻る。これはもう、毎度のことだった。いまいまもそれは続いている。

若い頃からずっとこの癖があり、自分でもこれは正常ではないなと思っていた。
そこで文献などを調べ、「強迫神経症(OCD)」という言葉に行き着き、病院に行ったわけではないが「ああ、私はそういう“神経症”持ちなのだろう」と、納得した。

「鍵をかけたか不安になって何度も戻って確認する人」は、精神科医の世界では典型的な強迫性障害のパターンとして知られているらしい。
なので私はそれを信じて疑わなかったし、親族や仲の良い友達にはそう説明していた。

ところが、である。

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