オスマンさんの生態
以前ちらっとblogに書いたが、お隣にもトルコ国籍の方が住んでいる。最近、茶柱付きのラッキーチャイをごちそうしてくださった方だ。わたしがこちらに越してくる以前から話はよく聞いており、夫がときどきえらく遅い時間まで拘束されたと嘆いていたので、おしゃべり好きな印象があった。
そんなお隣さん、名前はオスマンさんという。ちなみに、トルコの男性で多いファーストネームは、オスマン、ムスタファ、モハメットらしい(夫調べ)。どれも聞いたことがある名前だ。明かしたとて匿名性があること間違いなしなので、呼びやすいよう記した。
わたしの友達を紹介してほしいと夫伝いに打診されており、そのためわたしと仲良くなりたがっていたと聞いた。候補がいなさそうなので、紹介の件は早々にお断りした。
夫も常々言っているが、トルコの男性は全般的に少々ガサツなイメージがある。わりに日本人と似た感覚を持ち合わせているのではと思う夫ですら、ものを置くとき、落としたり投げ気味だったりする。
いつも家の鍵を閉めているのに、帰宅時に外でわたしの名前を呼んだと同時、はいはい〜と鍵を開ける前にドアノブをガチャガチャ激しく回したりもする。何度注意しても必ずやるので、わたしが慣れたほうが早いなと思っている。
そして、お隣のオスマンさんだが、そんなどころの騒ぎではないのである。いつも夫を尋ねてくるときも、まずキッチン前の通路に面した窓をすごい勢いでノックする。すぐに応答できない場合はインターホン連打、そして玄関ドア連打からのLINE電話、最後はふつうの電話、あたたたたーっと北斗百裂拳さながらの呼び出しようである。
料理をしている際はいつも連打ノックにわっと驚き声を上げるし、応答できない場合の“すぐ”は、たった2秒間のことである。そして、連打系は各5回以上、大阪人のわたしも驚くせっかちさんだ。
先日、オスマンさんを尋ねてきたお友達が夜にひと騒ぎしたことがあった。後日、わざわざわたしにも詫びを入れてくれたのだが、その際受け取ったチョコレートは、コンビニかスーパーのバレンタインで売れ残ったゴディバ、しかも割引シール付きだった。
正直、こういう経験はあまりいないのでかなり驚いた。日本語が読めないことも一瞬考えたが、◯%OFF表記だったのでそういう問題ではなさそうだった。わたしだったら割引シール付き売れ残りゴディバではなく、いっそ普通にアルフォートにするかもななどと思いを巡らせた。
今朝、洗濯物を干すときに見たオスマンさんの車は、後輪が車止めブロックに乗り上がった状態で駐まっていた。いつもわたしに驚きを与えてくれ、語尾が全部「〜でしょう」のオスマンさん。そのすべてが気になりすぎて、今後も目が離せない。
