春分の京都旅行「高瀬川を眺めて八坂神社御旅所まで」
大河ドラマ"光る君へ"第25回「決意」観ました。
帝と左大臣の間で板挟み。中間管理職の悲哀に溢れていた藤原行成。本当に可哀想でしたね。だって彼は三蹟の一人に数えられた天才能書家であって調整に秀でた政治家ではありません。そうそう。Amazonプライムビデオ『岸辺露伴は動かない』を何気なく視聴していたのですが、渡辺大知さんご出演されていたのですね。狂気的な役柄で温和な行成とは大違い。またひとり好きな俳優さんが増えました。
兄弟の不始末のせいで内裏を追い出され剃髪することになった不遇の中宮定子。あまりに可哀想な運命に最初は同情していたのですが、職御曹司に移られてからはなんといいますかガッカリしました。鴨川の氾濫で多くの人が亡くなったのに、楽しかったあの頃に戻りたい、なんて宣う脳内お花畑。やはり中関白家にとって民衆は虫けら以下なのでしょう。「悲劇のヒロイン」から「傾国の美女」へ転落した瞬間でした。"光る君へ"では白楽天の詩がたびたび登場しますが、なんと白居易(白楽天)の長恨歌に「傾国の美女」が出てくるのです。脚本家の方々は文献をかなり読み込んでいるようなので、もしかしたら次週以降に伏線回収があるのやもしれません。本来人を愛することは大変素晴らしいことです。しかし中宮定子の愛はあまりに身勝手で帝のお仕事には無関心のご様子。蛙の子は蛙。彼女が描く華やかな世界に民は存在していないのでしょう。
ちなみに実際の中宮定子は「傾国の美女」にカテゴライズはされておりません。歴史書にそのような記述は見当たらず、彼女の無意識な悪女っぷりはドラマの演出であることを注記しなければなりません。定子ファンの皆様、気を悪くされないでくださいね。
『あなたの知らない京都旅~1200年の物語~』二時間スペシャルになんと藤原宣孝役の佐々木蔵之介さんがご出演されていました。番組初登場なんだそうです。TVerで7月4日まで視聴可能となっているので気になる方はぜひ観てみて下さい。本当に56歳?って思うほどのイケメンでしたよ。
では旅の続きに参ります。前回は衹園四条駅から四条大橋まで歩きました。

四条小橋から眺める高瀬川です。
京都のメインストリートにありながら、夜の喧騒を忘れたかのように静かな時が流れていました。

時刻は8時50分。
今回も目的地の開館時間に合わせて出発。中途半端な時間帯で小雨だったせいか通行人はまばらでした。オーバーツーリズムと呼ばれている今の時期。もしかしたら早朝のほうが外国人観光客と遭遇する確率が高いかもしれません。私と同じ思考の混雑を嫌う人って海外にも結構いるんですよね。

八坂神社御旅所の東御殿に着きました。

こちらは八坂神社御旅所西御殿になります。
毎年七月十七日神幸祭から二十四日還幸祭まで八坂神社の三基の神輿が奉安される場所です。こちらで一週間神様が宿泊を致します。祇園祭の開催期間中に多くの参拝者が見に来られるので、おそらく京都で一番有名な御旅所ではないでしょうか。
以上になります。次回は大通りを離れてある神社へお参りします。
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あとがき
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