俳句をプレゼントされた喜び
誕生日のお祝いに、親しい友人から二句の俳句を贈られました。
形あるプレゼントももちろん嬉しいものですが、「文学」という形で届けられた友人の想いに、これまでにない深い喜びを感じています。
一句目は、
「冬麗(ふゆうらら)七十一の声響く」
かつてアナウンサーとしてマイクに向かっていた私にとって、「声」を詠んでくれたことは何よりの喜びでした。年齢を感じさせない、生き生きとした響きを掬い取ってくれた友人の眼差しに、心の琴線が震えました。
二句目は、
「その笑顔凛と咲きたる寒椿」
「凛」という言葉は、私が最も大切にしている響きです。寒さの中で毅然と咲く寒椿に私の笑顔を重ねてくれたことに、気恥ずかしさを覚えつつも、胸の奥が熱くなるのを感じました。
品物を選ぶ時間も尊いものですが、相手を想い、言葉を紡ぐ時間はさらに深い慈しみに満ちています。自分のために詠まれた句は、送り手の心がダイレクトに伝わり、受け取る側の魂にまで響くのだと知りました。
俳句を学ぶことは、人への思いやりを育む、素晴らしい道なのだと改めて実感しています。
今日は記事を読んでいただいて、ありがとうございます。明日も日常や身近な話題をお伝えします。お楽しみに。

