再建か、死か──美学のための覚悟
1. 20日間、私はずっと「死」の隣を歩いていた
正直に言います。このプロジェクトの間、私は何度も「消えてしまいたい」と思っていました。
学年末テストの重圧、動かない物流、届かない声。
「17歳のブランド」なんて響きはいいけれど、中身はただ、部屋の隅で無力さに震えている子供です。
なぜ、そこまでしてこのブランドを形にしたかったのか。
それは、既存の「男」や「女」という安っぽい記号で私を分類しようとする世界から、自分を切り離すための「境界線」が必要だったからです。
2. バトラーが教えてくれた、この「苦しみ」の正体
哲学者ジュディス・バトラーは、ジェンダーは「行為の反復」だと言いました。
私がこれまで感じてきた息苦しさは、社会が求める「正解の振る舞い」を演じ続けなければならない強制力への拒絶だった。
このネクタイは、その「強制」に対する、私なりのたった一つの反抗です。
細く、鋭く、無機質なこのライン。
それは、私のO脚や、隠したい体型、性的対象として見られることへの嫌悪感……そのすべてを「不可侵な美」へと塗り替えるための、鋭利な刃物です。
3. 「2,200円」に込めた、私の生存証明
届いたネクタイを首に巻いたとき、質感が肌に触れ、初めて呼吸が深く吸えた気がしました。
今まで持っていたどの服よりも、この布切れ一枚が、私を「私」にしてくれた。
2,200円。
これは商品の価格ではありません。
私のこの20日間の絶望と、そこから這い上がった「思想の重さ」です。
「安く売ってファンを増やしたい」なんて、さっきまでの私は嘘をついていました。
本当は、この価値がわかる人にだけ、私の「魂の欠片」を渡したい。
4. 3月31日。完売しなければ
「3月31日までに完売させる」
この数字は、ビジネスの目標ではありません。私の「言葉」が、この現実社会でどれだけの強度を持っているかを確認するための、冷徹な実験です。
もし完売しなければ、私の美学はただの独り言として消えるでしょう。
でも、もし一本でも誰かの手に渡るなら、それは私の「病み」が、誰かの「武器」に変わった証拠です。
5. あなたの中に、私はいませんか
これを読んでいるあなたも、何かの「記号」に押し込められて、息苦しさを感じていませんか。
誰にも侵されたくない聖域を、必死で守っていませんか。
このネクタイは、私の救いでした。
そして次は、あなたの「境界線」になるために、ここに置いておきます。

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20日間、一緒に歩いてくれてありがとう。
旅の終わりは、ここから始まります。
さらにCodémueを広めたりして収益化を重視するのではなく自分の考えやCodémueらしさを皆さんとともに作り上げたいと思っています
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