ARFID 回避制限性食物摂取症〜きっかけ〜
※嘔吐、吐くなどの表現が多いのでお食事前の方、苦手な方、不安になる方にはおすすめしません
2024年 6月上旬
ゴールデンウィーク明けからちらほら嘔吐してる子がいるのは娘から聞いていました。
もともと繊細な性格ゆえに
吐物が自分についたらどうしよう、何かうつったらどうしようとその都度 不安がっていました。
私はまぁ、いつもの事だ。不安な気持ちはわからなくはないけど、そのうち慣れるか忘れるかするだろうと思っていました。
その日仕事を終えて家に帰ると、
隣の席の子が5時間目終わり頃に嘔吐した!でも友達と協力して冷静に対応できた!あんまり嫌じゃなかったわ!と誇らしげに教えてくれた。
すごいね、成長したねー。
なんて答えて、ほらね心配しなくても良かった、子どもはちゃんと自分の力で困難を乗り越えていくもんだと思いました。
異変はその夜寝る前に訪れました。
突然泣きながら
やっぱりあの時めっちゃ嫌やった…その時は大丈夫やと思ったのに…やっぱり無理…気持ち悪い…と、吐き気を訴える娘。
落ち着かせながらゆっくり話をききます。
胃腸炎とか感染したらどうしよう、吐いたらどうしよう…
私は、服とかについたわけじゃないやろ?手も洗ったし帰ってきてうがいもしたやろ?
大丈夫、大丈夫と何度なだめても次々に不安が膨らんでいきます。
なんとか落ち着きを取り戻し ようやく就寝。
翌日は案の定、久しぶりの行きしぶり。もはや韻を踏めます。
新学期は毎年行きしぶりがありました。
今年は担任も持ち上がり、仲の良い友達も同じクラス。変化の少ない新学期で小学校生活初めての行きしぶりのない新学期でした。
ここへきてまた行きしぶりか…と落胆したのを覚えています。
行きしぶりの対応は毎年のことなのでもう慣れた感じはありました。
娘の登校後すぐに私も出勤するので娘が起きる前に大体の家事は終わらせます。朝の時間に余裕を持って対応できるようにイライラしないためです。
朝食後には30分ほどゆっくりテレビを見たりおしゃべりしたり時にはマッサージしたり。リラックスして1日を乗り越えるパワーを充電する時間が必要でした。
低血圧の私にはなかなかハードな朝。8時の通勤電車に乗る頃にはくたくた。全国のお母さんおつかれさまです。
その日、隣の席の子は休んだらしくなんとか1日を終えたようです。
帰ってきてからはまた 不安だった、今日は休んでたからいいけど明日登校してたらどうしたらいい?吐いたらどうする?
前日と同じようにまた何度も何度も聞かれました。
担任に席をかえてもらうようにお願いしてみようか?と聞くと
席はかえてほしいけど、その子にめっちゃ失礼やと思う。吐いたから席かえるとか失礼すぎるやん。
もし席かえてもらっても他の子に理由聞かれたら何て言えばいいの?
真面目な性格の娘は悶々と悩み続けます。
持ち上がりの担任だったので娘の性格はわかってくれてるはず、まわりの子達にもうまく説明してくれるはず、配慮ができる先生なのは知ってるよね?
実際に席を替えてくれるかはわからないよ?でも困ってます!って伝えてみようよ
ようやく担任に相談してみるというかたちなら連絡してもいいと了解を得ました。
毎朝のEテレ視聴のおかげで困っている主人公を助けるサブキャラ的に振る舞えました。グッジョブ私。
自己開示が苦手な私に似たのか一人でがんばっちゃうタイプ。(私には全ての持ちうる感情をど直球、どストレートでぶん投げてくるのに…)
私の子育ての課題のひとつ。
手伝って!や助けて!を言える人になってほしい。
私じゃなくてもいい、大きな声でなくてもいい、誰かに困ってます、と言えるようになってほしい。
次の日娘が帰宅後ニコニコして、
思っていたよりもあっさり席をかえてくれて、まわりにも何にも聞かれなかった!と教えてくれました。
やっぱり担任すてきやな!とハイタッチしました。
2024年7月上旬
しばらく続いている嘔吐の不安(他人の嘔吐にも不安があります)が、前日の水曜日に5年生のトイレ前で吐物を見てしまいとうとう限界がきてしまったようです。
行きしぶりを毎日繰り返しながらもなんとか頑張って登校していましたが、ストレスマックス。かなりの情緒不安定さ。イヤイヤ期の再来かと思いました。
とりあえず話を聞きその日は休ませることにしました。
念のため体温を測りましたが、平熱です。娘も自宅学習はちゃんとすると言っていました。
数日後
食欲は相変わらずあまりありませんが、朝は食パン(6枚切りの1/3)とスープを少し食べました。
でも吐き気があるのと不安が強くてこの日も休みました。
前の日には担任や保健室の先生や友達が話を聞いてくれて気持ちが少し楽になったと言っていましたが…。
さらに数日後
給食前に不安な気持ちになってしんどかったと言っていました。頑張って登校して保健室にも行ったけど一日中帰りたい気持ちでいっぱいだったそうです。
次の日たまたま私は有給を取っていました。朝から休みたい気持ちはあるけど給食を食べずに帰るなら登校できるかも…と言うので4時間目までで早退することに。
2024年7月下旬
夏休みを目前に控えた7月17日。
食欲不振と吐き気、体重が1kg減ったり微熱や下痢が出たりしていたので、消化器系に異常があるのでは?と思い念のため出生児からお世話になっている小児科へ。
自分で先生に説明できる?と前日に聞くといそいそとメモを書く娘。しっかりしてきたなぁ。
受診の経緯を説明し、自分からも話せることを話し診察をしてもらうも異常は無さそう。
先生も困り顔で、繊細やなぁ…と。困ったなぁ…。精神的なもんやろうけど、精神科じゃないから不安に効く薬は出せへんしなぁ…。
はい。承知のすけ。母子共にこまっております。
とりあえず1週間分の吐き気止め(ナウゼリン)を処方してもらい帰宅しました。
その後、私は2学期の個人懇談のため学校へ向かいました。
あと何日かで夏休み、もう授業も復習ばかり。
担任に受診の結果を話し終業式まで休ませることにしました。
教科書類をほとんど、図書室で借りた本、習字セットや絵の具セットを持ち帰り
残りは重たかったから、と娘に終業式に持って帰ってほしいとお願いしました。
終業式当日。
吐く人おらんかな?と不安を抱えていましたが、今日は半日やし大丈夫やって、と励まし登校させました。
しかし帰宅後 娘が泣いて大騒ぎしました。
なんと、クラスに吐きそうになって保健室に行った子がいたそうです。
思いもよらない展開に嫌な思いをさせたことを謝りました。
明日から夏休みで本当に良かった、これ以上はたぶん耐えられなかったかも。夏休みの間にゆっくり休んで体調が戻ることを期待しました。
