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■【注目銘柄】8月14日(金)日米株10選|アドバンテスト・サトー・アプライド・ネットフリックス

配信:やましゃん@投資

5分で読み切れる。装置の最高益で、AI投資が本物であることが確定しました。数字の出た10銘柄だけを追います。

忙しいビジネスパーソンへ。5分で読み切れる「これだけ読めばOK」ダイジェスト。Bloomberg・CNBC・株探・財経新聞・Yahoo Finance・Investing.com など一次情報を横断して厳選。★マークは 投資家視点のコメント です。方向感ラベルは売買の推奨ではなく、材料の受け止め方を示すものです。

■ 日本株

①【アドバンテスト(6857)】方向感:強気——13日に一時7.20%高、6月下旬の水準を回復

13日の東京市場でアドバンテストは大幅高となり、一時は前日比2,490円(7.20%)高の3万7,040円を付ける場面があった。7月下旬からの急落分をほぼ取り戻し、6月下旬の水準まで戻している。同日は東京エレクトロンと2銘柄だけで日経平均を約460円押し上げた。米国市場で前日までにAIインフラ関連の好決算が相次いだことが、半導体検査装置への需要期待につながった。

★ 投資家視点: 押し目を作ってからの戻りが速いのは、下げの理由が業績ではなく需給だったためです。同日の米国市場引け後にアプライドマテリアルズが過去最高の四半期を発表しており、装置の受注が実際に伸びている裏づけも取れた。上値の重さより、下がったときに買い手が現れるかどうかを見る局面です。

(出典:財経新聞 https://www.zaikei.co.jp/article/20260813/865635.html / Yahoo!ファイナンス https://finance.yahoo.co.jp/quote/6857.T

②【東京エレクトロン(8035)】方向感:強気——アドバンテストと2銘柄で日経を約460円押し上げ

東京エレクトロンは13日、アドバンテストとともに日経平均を約460円押し上げる寄与度上位となった。同日の東京市場では指数寄与度の大きい値がさ半導体株に買いが集中し、イビデン、キオクシアホールディングス、TDK、村田製作所といった電子部品にも物色が広がった。米アプライドマテリアルズが同日引け後に第4四半期の売上見通しを102億5,000万ドルと市場予想の95億4,000万ドルを大きく上回る水準で示している。

★ 投資家視点: 装置各社の見通しは、同じ顧客の設備投資計画を映すので方向がそろいます。アプライドが四半期で1割超の増収を見込んでいる以上、日本の装置株にも同じ追い風が吹いている前提で見るのが自然。問題は、その前提がすでにどこまで株価に入っているかです。

(出典:財経新聞 https://www.zaikei.co.jp/article/20260813/865625.html / MarketScreener https://www.marketscreener.com/news/applied-materials-forecasts-quarterly-revenue-above-estimates-ce7859ded98ef320

③【サトー(6287)】方向感:高騰注目——第1四半期営業益45%増、20億円の自社株買いを発表

自動認識ソリューションのサトーは13日、大幅反発となった。第1四半期の営業利益は34億3,000万円で前年同期比45.3%増となり、2027年3月期通期の営業利益予想を従来の117億円から121億円(前期比9.6%増)へ引き上げた。新型プリンターがけん引したメカトロ販売の増加に加え、中東情勢の悪化や価格改定を見越した前倒し需要でサプライ販売が伸びた。あわせて100万株・20億円を上限とする自己株式の取得を発表し、取得期間は2026年8月13日から2027年2月26日までとしている。取得上限は発行済株式総数の3.1%にあたる。

★ 投資家視点: 上方修正の中身に「前倒し需要」が明記されている点は、素直に喜べない部分でもあります。将来の売上を先に取っているだけなら、次の四半期は反動が出る。それでも自社株買い3.1%という規模を同時に示したことで、会社側が株価水準を割安と見ていることは伝わりました。

(出典:財経新聞 https://www.zaikei.co.jp/article/20260813/865604.html / Yahoo!ファイナンス https://finance.yahoo.co.jp/quote/6287.T/news

④【弁護士ドットコム(6027)】方向感:要注目——13日は18.9%高、クラウドサインが牽引し4-6月営業益37%増

弁護士ドットコムは13日、18.9%高の3,150円となり、東証プライムの値上がり率ランキング上位に入った。電子契約サービスのクラウドサイン事業が牽引し、4-6月期の営業利益が前年同期比37%増となったことが評価された。同日の値上がり率上位はグロース市場やスタンダード市場の小型株が中心で、プライム市場からの上位入りは目立つ動きだった。

★ 投資家視点: 電子契約は導入した企業が使い続ける積み上げ型のビジネスで、伸びが確認できると評価が一気に変わります。プライム市場で19%動くのは需給が薄い証拠でもあるので、初動に飛びつくより数日の値持ちを見たい。SaaS系の再評価が始まるなら、同業にも波及します。

(出典:株探 https://s.kabutan.jp/news/n202608131021/ / Yahoo!ファイナンス https://finance.yahoo.co.jp/quote/6027.T

⑤【アシックス(7936)】方向感:決算注目——本日14日に決算発表、363社が集中する山場

アシックスは本日14日に第2四半期の決算を発表する。同日は荏原製作所を含む363社が決算発表を予定しており、7月24日から続いた決算集中期間の最終日にあたる。市場では注目決算のひとつとして位置づけられている。

★ 投資家視点: 363社が一度に出す日は、個別の内容より「全体としてどちらへ振れたか」が翌週の相場観を作ります。円安が続く環境で輸出型の会社が想定レートをどう置き直すか、そこに前倒し需要や在庫の話が出てこないかが読みどころ。決算集中期間の最後は、翌週の材料難を先取りする形で振れやすい日でもあります。

(出典:株探 https://kabutan.jp/warning/?mode=5_1 / Yahoo!ファイナンス https://finance.yahoo.co.jp/news/detail/2b1831cc2fc62145f12acac6dc55d8c35589ac47

■ 米国株

⑥【アプライドマテリアルズ(AMAT)】方向感:強気——売上91.2億ドルで四半期最高、次期見通しは102.5億ドル

アプライドマテリアルズは13日の引け後、2026年8月期第3四半期の決算を発表した。売上高は91億2,000万ドルで前年同期比25%増と四半期として過去最高。GAAPベースの1株利益は3.17ドル、非GAAPベースでは3.50ドルで41%増となり、いずれも過去最高となった。非GAAPの営業利益は31億ドル、営業利益率は34.0%、粗利益率は50.4%。営業キャッシュフローは30億4,000万ドルで、自社株買い4億4,000万ドルと配当4億2,000万ドルを株主に還元した。第4四半期の売上見通しは102億5,000万ドル(上下5億ドル)、非GAAPの1株利益は4.02ドルで、市場予想の95億4,000万ドルを大きく上回っている。

★ 投資家視点: 会社側は「四半期として過去最大の増収幅」と説明しており、AI向けの設備投資が加速局面にあることが数字で確認できました。株価は6月末の高値739.67ドルから3割弱低い水準にあり、業績と株価の距離が開いている。次に見るのは広帯域メモリー(HBM)向けと中国向け許認可の言及です。

(出典:Applied Materials IR https://ir.appliedmaterials.com/ / MarketScreener https://www.marketscreener.com/news/amat-applied-materials-expects-fiscal-q4-revenue-range-9-75b-10-75b-vs-factset-est-of-9-55b-ce7859ded981f520

⑦【ネットフリックス(NFLX)】方向感:要注目——3.85%高、パーシング・スクエアが新規出資

ネットフリックスは13日、3.85%高となった。パーシング・スクエア・キャピタル・マネジメントが同社株に新規の持ち分を取得したことが判明し、買いを集めた。同社は年間のアップフロント広告契約が前年比でほぼ倍増したことも明らかにしており、オリジナル番組とライブスポーツへの広告需要が背景にあるとしている。直近の年間売上高は451億8,000万ドル、純利益は109億8,000万ドルとなっている。

★ 投資家視点: 著名投資家の参入は話題になりますが、株価の根拠になるのは広告契約がほぼ倍増したという事実のほうです。会員数の伸びが鈍る局面で、広告という第2の収益源が実数で立ち上がってきた。ライブスポーツの放映権という重い投資が、回収段階に入りつつある証拠でもあります。

(出典:TradingKey https://www.tradingkey.com/news/market-movers/262102859-market-movers-nflx-20260813 / CNBC https://www.cnbc.com/2026/08/13/stocks-making-the-biggest-moves-midday-nflx-smci-sndk-stub.html

⑧【バーケンシュトック(BIRK)】方向感:強気——18.5%高、通期の売上成長率見通しを15%へ引き上げ

ドイツのサンダルメーカー、バーケンシュトックは13日、18.5%高の42.73ドル近辺まで買われた。2026年9月期第3四半期の売上高は7億1,950万ユーロで前年同期比13%増となり、市場予想の7億1,340万ユーロを上回った。通期の売上成長率見通しは為替影響を除いたベースで従来の13〜15%から15%へ引き上げ、調整後EBITDAの見通しも7億1,000万ユーロ以上へ上方修正した。一方、調整後1株利益は0.74ユーロで予想の0.76ユーロにわずかに届かなかった。

★ 投資家視点: 米国の裁量的支出が鈍るなかで、価格を上げても売れる高価格帯ブランドだけが数字を伸ばしています。利益はわずかに未達なのに株価が18%上がったのは、市場が「値上げが通るかどうか」を最優先で見ているため。消費関連は業種ではなく価格帯で選別する局面です。

(出典:Investing.com https://www.investing.com/news/earnings/birkenstock-surges-on-revenue-beat-higher-fullyear-outlook-4856962 / MarketScreener https://www.marketscreener.com/news/birkenstock-raises-revenue-forecast-on-strong-demand-shares-jump-ce7859d9dd8bff21

⑨【スタブハブ(STUB)】方向感:警戒——14%安、売上33%増でも利益は実質ゼロ

チケット再販のスタブハブは13日、14%安で引けた。4-6月期の売上高は5億7,310万ドルで前年同期比33%増と四半期として過去最高、流通総額も34%増の31億ドルで最高を更新した。調整後EBITDAはほぼ倍増の1億570万ドル、利益率は約6ポイント改善して18%となっている。それでも費用総額が37%増の5億5,360万ドルへ膨らみ、営業利益は22%減の1,950万ドル、普通株主に帰属する純損失は4万ドル(1株あたり0セント)となった。市場予想は1株11セントの黒字だった。年初来では37%下落している。

★ 投資家視点: ワールドカップという最大級の需要をとらえて増収率33%を出しながら、利益が消えました。イベント獲得の費用が売上以上に増えている構図で、次の大型イベントがない期にどう見えるかが問われる。成長率の高さが評価につながらない典型例です。

(出典:Yahoo Finance https://finance.yahoo.com/markets/stocks/articles/stubhub-stock-sinks-ticket-reseller-134212762.html / Investing.com https://www.investing.com/news/company-news/stubhub-q2-2026-slides-gms-surges-34-stock-falls-on-outlook-93CH-4856395

⑩【JDドットコム(JD)】方向感:警戒——8.68%安、減収でも純利益は15%増

中国の電子商取引大手JDドットコムは13日、4-6月期の決算を発表した。売上高は3,464億元(511億ドル)で前年同期比2.9%減となったが、市場予想の3,427億元は上回った。純利益は71億元で15%増加し、こちらも予想を上回っている。アリババ集団や美団との出前サービスをめぐる値下げ競争を抑制したことが利益改善につながった。会社側は電子機器の販売が下期に改善するとの見通しを示している。米国上場株は同日8.68%安で引けた。

★ 投資家視点: 値下げをやめれば利益は戻るが売上は減る、というトレードオフが数字ではっきり出ました。市場が減収のほうを重く見た以上、当面は「シェアを守りながら採算も改善する」という難しい説明が求められる。中国のネット企業はどこも同じ問いを抱えており、この決算はその試金石です。

(出典:Bloomberg https://www.bloomberg.com/news/articles/2026-08-13/jd-com-profit-beats-estimates-after-food-delivery-fight-calms / GuruFocus https://www.gurufocus.com/news/9031425/jdcom-jd-reports-strong-q2-earnings-amid-revenue-decline

■ 本日のキーワード

「装置の最高益でAI投資が確定。評価軸は成長率から採算へ移った」

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