つながらない勇気
つながり続けるのって、
なんだか疲れるなぁ。
深夜に帰宅して、
ただ、ぼんやりと
SNSを眺めていると
そんなふうに思う
ことがあるんです。
友達は多い。
知り合いも
たくさんいる。
SNSでもたくさん
つながっている。
飲み会にも、
ランチにも行く。
それなのに、
誰とも深く
つながれて
いないような
気がする。
表面的な
会話ばかりで、
本音を言える
相手がいない・・・
「孤立したくない」
そう思って、
無理につながろうと
している。
「人とつながり
続けなきゃ」
そんなプレッシャー
のようなものを
感じている・・・
職場ではなんとなく
孤立していると感じて、
つい自分を責めてしまう。
本当は、
深いつながりが
欲しい。
そんな表面的な
つながりに
疲れていたり
しませんか?
そんなあなたに、
実は、
江戸時代の鎖国が、
教えてくれることが
あるのかもしれません。
鎖国では、
約200年間も孤立した後、
開国して世界と
つながりました。
その間、日本には、
独自の文化が
成長しました。
だからこそ、対等に
つながれたんです。
孤立している中でも、
浮世絵、歌舞伎、
俳句といった
日本独自の文化が
深く発展して
いったんです。
無理につながり
続けなくても、
全然大丈夫でした。
孤立した分の時間で
「自分」を
育てることが、
本当のつながりへの
第一歩だったんです。
だから、表面的な
つながりなんかより、
深いつながりの方が
大切なんです。
孤立って、実は、
本当のつながりのための
準備期間なのかも
しれません。
そんなことを、
日本の歴史が
教えてくれています。
それでは、鎖国って、
実際にどんなもの
だったんでしょう。
まず、鎖国の仕組みは、
1639年から約200年間、
日本は外国との交易を
ほぼ停止しました。
オランダと中国のみ
との交易に
限定していました。
キリスト教を禁止し、
外国人の出入国を
禁じました。
つまり、世界に対して
「つながらない」
という驚きの決断を
したんです。
200年もの間、
孤立して大丈夫
だったのか?
と不安に思うかも
しれません。
でも結論から言うと、
これが最高に
「大丈夫」
だったんです。
日本が滅ぶことなど
ありませんでした。
むしろ、
この孤立の時間が、
日本独自の文化を
育てることに
なったんです。
たとえば、浮世絵!
葛飾北斎の
「富嶽三十六景」
(ふがくさんじゅうろっけい)
歌川広重の
「東海道五十三次」
(とうかいどうごじゅうさんつぎ)
これらは、
日本独自の美意識から
生まれました。
構図、色使い、
題材・・・
全てが世界にはない
日本独特のものでした。
海外からの情報が
なかったからこそ、
内側を深く
掘り下げられたんです。
海外と比較しない。
海外の評価は
気にしない。
ただ、自分の中に
あるものを深める。
そうやって、独自性が
育っていきました。
歌舞伎もそうです。
江戸時代に庶民の
娯楽として
発展しました。
海外の演劇と
比較することなく、
日本独自の様式を
作り上げたんです。
俳句も同じです。
松尾芭蕉が
活躍したのも、
この時代です。
「古池や 蛙飛び込む 水の音」
17文字というとっても
短い形式の中に、
深い世界を表現する。
これも、
日本独自の文化です。
孤立の時間が、
深さを生んだんです。
海外とつながって
いなかったからこそ、
自分たちの中に
あるものを深く
掘り下げられたんです。
一人の時間が、
独自性を育てて
くれたんですねぇ。
鎖国の間、
日本では独自の
文化が花開きましたが、
1854年にペリーが来航し、
日本はついに開国しました。
約200年ぶりに、
世界とつながったんです。
その時、日本には独自の
文化がありました。
浮世絵は、
西洋に渡りました。
そして、西洋で
高く評価されたんです。
「ジャポニスム」
という言葉が
生まれたほどに。
フランスの印象派の
画家たち、
モネ、ゴッホ、ドガ—が、
浮世絵に
影響を受けました。
ゴッホは、浮世絵を
模写したほどです。
孤立の中で
育った文化が、
後になって
世界を驚かせたんです。
実は、
これと同じことが、
現代の私たちの
人間関係にも
言えるんです。
私の娘の上司である、
50代の女性管理職の
話をさせてください。
彼女は
「友達は多いけど、
誰とも深く
つながれていない」
と悩んでいたそうです。
職場の仲間、SNS、
飲み会・・・
常に誰かと
つながってはいましたが、
疲れ果てて
いたそうです。
ある時、思い切って
一人の時間を
作ったそうです。
昔から好きだった
書道を再開したらしいです。
そして、週末のたびに、
一人で書道教室に通う。
誰とも
つながらない時間!
最初は
寂しかったそうです。
「こんなことしてて
いいのかな」
そう思ったことも
あったそうです。
半年後、書道教室で、
同じ価値観を持つ人と
出会ったそうです。
その人とは深くつながれた
みたいなんです。
「孤立の時間が、
本当のつながりを生んだ」
そう言っていたそうです。
鎖国が私たちに教えてくれた、
まさにそのまんまだったんです。
このように
孤立の時間で
「自分」
を育てることが、
本当のつながりへの
第一歩だということ
ではないでしょうか。
表面的なつながりより、
深いつながりの方が大切!
だから、無理に
つながり続けなくて
いいんです。
「孤立 → 独自性 →
本当のつながり」
この順番こそが、
自分を壊さずに
人と深く出会うための、
江戸時代から届いた
知恵なんです。
江戸時代の日本は、
約200年間、確かに
孤立しましたが、
その後、世界と
つながりました。
独自性が
あったからこそ、
対等に
つながれたんです。
あなたも同じ
なんですよ。
今、孤立していると
感じているのであれば、
それって悪いことでは
ありません。
それは、あなたの独自性を
育てるための充電期間なの
かもしれません。
その後にきっと、
本当のつながりが
生まれます。
最後に、あなたには
今日、
「私の独自性リスト」
を作ることを
試して欲しいんです。
ノートでも、
何かの裏紙でも、
スマホのメモでも、
何でも構いません。
次のように
書いてみてください。
【私の独自性リスト】
一人の時間で深めたいこと:
⚪︎ 書道
⚪︎ 読書
⚪︎ ・・・?
昔から好きだったこと:
⚪︎ 絵を描くこと
⚪︎ ピアノ
⚪︎ ・・・?
もう一度やってみたいこと:
⚪︎ 登山
⚪︎ 料理
⚪︎ ・・・?
それぞれ3つだけ、
書いてみてください。
これって、別に人と
つながるための
ものではなく、
「自分」
を深めるための
ものなんです。
誰にも
見せなくていいです。
評価されなくても
いいです。
ただ、あなたが
「これを深めたい」
と思うものを
書いてみてください。
書くだけで、
あなたは気づきます。
「あっ、私にも
独自性がある」
「一人の時間で、
深められるもの
がある」
そう実感できる
はずです。
そして、その中から
一つだけ選んで、
今度の週末にでも、
実際に一人で
やってみてください。
書道教室に行く。
美術館に行く。
山に登る。
何でもいいんです。
誰とも
つながらない時間を、
あえて作る。
それだけです。
そんな時間が、
あなたの独自性を
育ててくれます。
◎大切なこと
これって、
人とつながることを
否定するものでは
決してありません。
なので孤立し続ける
必要もありません。
ただ、
「つながり続けなきゃ」
というプレッシャー
ようなものから
自由になっていい、
ということなんです。
一人の時間で
「自分」
を深めた後で、
またつながれば
いいんです。
その時、表面的な
つながりではなく、
きっと深いつながりが
生まれるはずです。
「私の独自性リスト」
を作るだけで、
世界が変わります。
「つながり続けなきゃ」
と思っていた世界が、
「一人の時間が
あっていい」
に変わる。
きっとあなたの心が
軽くなるはずです。
孤立は、
終わりではなく、
新たな始まり。
あなたの独自性を
育てる時間です。
鎖国は、決して
遠い昔の話では
ありません。
「孤立 → 独自性 →
本当のつながり」
という知恵は、
今も有効なんです。
さぁ、あなたは何を
「独自性リスト」
に書きこみますか?
そんな小さな一歩が、
明日のあなたを、
ほんの少しだけ
変えてくれる
はずです。
今日も最後まで
お読みいただき、
ありがとうございます。
