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世界のどこかで音を買う 〜海外旅行CD屋さん巡りのススメ その①

はじめに

 世界情勢的に、旅好きには辛い日々が続きます。仕方のないことではありますが、そろそろ旅に出たい時期。以前のように比較的自由に旅に出られるようになったら、あなたはどこへ行ってどんなものを見たい・体験をしたいですか?
 私だったら、こんな旅がしたい。海外旅行初心者で音楽好きの私がおすすめする、趣味に偏っているけど楽しい旅の訪問先があります。

 それは、現地のCD/レコード屋さん。海外旅行でCD屋さんに立ち寄るのは、本当におすすめです。なぜなら……。

  • 現地(ローカル)の人の生活圏でありつつ、比較的治安が良い

  • 料金が決まっているものなので買い物が楽

  • 人見知りや言語への不安があっても、現地の人(店員さん)と話しやすい

  • CDを買って帰れば、旅の思い出になる

 今や、音楽なんて配信でも聞けるご時世。それでも、旅行先のCD屋さんに行くのは楽しいものです。
 そこで今回は、海外旅行でCD屋さんに行くのがいかに楽しいか、どんな準備をしたらいいのか……などを、私の思い出や実際に出逢った音楽のご紹介も交えて、書いていきたいと思います。

※なお、このエッセイの内容は以下の通りです。客観的な統計や最新情報と異なる場合がある点ご了承の上、お楽しみ頂けると幸いです。

  • 本エッセイは、海外旅行初心者/語学は堪能ではない/人見知り/音楽好きの私の経験則に基づいて書かれています

  • 私や、私が出会った人たちの個人的な主観に基づく発言を含みます

  • 旅先はヨーロッパが主です

  • コロナ流行前の旅行の経験を元にしています

  • 私が旅行先で探すことが多いのは「現地で流行っている音楽」です


海外のCD屋さん事情をほんのりと

 それではさっそく、海外のCD屋さん事情を簡単に覗いてみましょう。

◆日本の大都市のようにたくさんお店があるとは限らない
 少し前の調査結果(2017年)ですが、実は東京は世界一のレコード屋さんの店舗数を誇る街。国別でも8位にランクインしています(※)。
 そのノリで、「今度の旅先は大きな街だから、適当に歩いていればCD屋さんが見つかるだろう」と思っていると、意外と見当たらないものです。
※参考:
The World’s Most Remote Record Store, And Other Cool Stats(2017年 Discogs)

◆お店が開いていないことがある
 これはCD屋さんに限った話ではないのですが、路面店(個人経営のお店等)は普通に日曜日や昼の休憩時間にお店を閉めていることが多いです。更に営業時間が短いことも多く、「せっかく足を運んだのに入れなかった」というのも海外旅行あるある。
 とは言え、こればっかりはお国柄。郷に入っては郷に従えの気持ちで、事前に調べておいた方がいいですね。

◆売っているCDが自由に試聴できることも
 日本の場合、試聴出来るのは試聴機に設定されているCDのみということがほとんど。
 一方で海外の場合、試聴機にCDのバーコードを読み取らせるだけで試聴可能になるものが多かった印象があります。試聴機にCDが備え付けられていないな……と思ったら、バーコード読み取り型かなと思って操作してみましょう。

◆国内の物価に関係なく、CDの金額はだいたい同じ(ヨーロッパの印象)
 実は、その国のCDを現地で買っても、金額的には日本とそこまで変わらないことが多いです。そして、国内の物価問わずだいたいどこの国でもCDの金額は同じ。一方で、たまに600円くらいで昔のアルバム(新品)が安売りされていることもあります。

◆店員さんに話しかけると張り切ってくれる
 これは国を問わずですが、CD屋さんで働いている人は基本的に音楽好き。音楽について相談してみれば、色々教えてくれる人も多いはずです。だって、好きな分野で頼られたら、誰だって嬉しいですから。ただ、日本の場合は忙しい店舗が多く、じっくり話が出来る雰囲気ではないのがもったいない……。
 この点、海外のお店は規模が小さくお客さんとの距離が近いのと、海外からの観光客に話しかけられる出来事のレアさが相まって、割と店員さんが親切に張り切って対応してくれることが多い印象があります。


思い出話① @フィンランド


 フィンランドと言えばメタル。メタルと言えばフィンランド! ヘルシンキには、メタル専門店が多数あります。
 しかし、私がヘルシンキに行けたのは日曜日。路面店のメタル専門店は軒並みお休みで、ローカルの雰囲気を楽しめそうなお店には行けませんでした。ショーウインドーを眺めて、メタルっぽさを味わうだけでした……。残念。
 その代わり、百貨店の地下にある家電売り場の隅っこにあるCD売り場に行きました。なぜかその時は、なんとなくアイアン・メイデンが押されていました。

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上:デパート全景  下左:棚  下右:購入したCD


購入したCD(一部)のご紹介

Kyösti Mäkimattila & Varjokuva / Tähti

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Isac Elliot / Follow Me

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 フィンランド旅行に持って行ってよかったもの、それは顆粒だし。オーロラを見に行く場合、土地柄的に食事の味がとても薄くなる&日中暇で空腹を感じやすいので、特に重宝しました。

 それでは、今回はこの辺りで。(👉➁へ続く


※本エッセイのシリーズはこちらのマガジンにまとめてあります。

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© 2022 Aki Yamukai

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