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万年筆とヒトへの進化の関係

 毎度どうも。Yandeeeです。
 ついこの前、万年筆に沼ってからもうすぐ2年になりますが、さしたる目的も必然性もないままにいろんな万年筆を集めて来ました。日本、ドイツ、アメリカ、台湾、中国などなど、あまり高価なものには手を出せていませんでしたが、それなりに数は増え、それぞれの特徴に感動し、見えない沼の底におののいております。
 さて、本格的に万年筆にハマりだして2年弱、noteに投稿を始めてから約3ヶ月が経過し、どうしても欲しかった万年筆がいくつかありますが、そのうちの1本をついにお迎えしたので、そのお話を。

 私には、昔から、コレいいなぁ→コレほしいなぁ→なんでコレ持ってないんだろう→コレ持っていなければいけない、という風に妙な強迫観念にとらわれることがありました。そんな中、皆さんの記事を読んでいくうちに、イタリア製万年筆(いわゆるイタ万)に興味を持ちまして、いつもの強迫観念ルートに乗っかってしまった訳ですね。イタ万として、真っ先に候補に挙がるのがアウロラですね。オプティマとか88とか、綺麗な模様の軸に惹かれますよね。
 で、見つけてしまったのです。コレというヤツ。ヴィスコンティのホモサピエンス。デザインはどちらかというと地味な黒一色ではありますが、キャップのところの2本のリングや、クリップがおしゃれで、何よりレジンとシチリア島にあるエトナ山で採掘された玄武岩を混合した素材であることに興味を引かれました。一般的なブロンズとの組み合わせも惹かれたのですが、現物を置いているところがなかなかなくって、いろいろ探し回った結果、日本橋の大手百貨店で現物を見つけて、試筆させてもらいました。せっかくの機会なのでアウロラのオプティマ(F)も。オプティマの鮮やかな赤の軸がイタリアっぽさを醸し出しています。以前、別のお店でオプティマの試筆をさせてもらったときには、硬くてちょっと引っ掛かる感じでしたが、こちらは滑らかな書き味で、日本製に近い字幅というか、持参したペリカンM600のEFとほぼ同じかちょっと細い感じ。悪くないです。
 で、書き味なんですが、オプティマとは全くの別物。こちらはひたすらに滑らか。ニブはFですが、MとかBのようにしなやかで滑らかでした。その日は決断できずに帰りましたが、強迫観念が最終段階まで展開してしまったので、翌日お迎えすることになりました。さすが一流百貨店の店員さんです。若干挙動不審だったこともあり、私の顔を覚えていたようで、「ホモサピエンスですよね」と。 ヴィスコンティのインクがなかったので、ペリカンのブラックとともにご購入となりました。

 さて、早速開封です。
 試筆の時にも思いましたが、ずっしりとした重量感があり、サイズも大きいです。特にキャップの部分が重たいようで、キャップありで約51g、キャップ無しで約30gでした。キャップはポストすることもできますが、しない方が書きやすいですね。

 大きさで言うと、伊東屋・ロメオの1本差しペンケースにギリはいるくらい。まあ、さすがに持ち歩くことはないと思いますが。

伊東屋ロメオのペンケースに
&Liebeさんの6本差しペンケース

 さて、書いてみましょう。ペリカンのブラックを入れて、ウチの滑らか系万年筆、Montblanc 146、Pelikan M600、セーラー・プロギアとの比較です。字幅は、それほど大きな差はありませんが、プロギア(F)が一番細いかな、続いてペリカン(EF)、ビスコンティ(F)、モンブラン(不明)の順でしょうか?どの万年筆も滑らかな書き味であることは間違いありませんが、個性というか特徴は異なりますね。プロギアは、紙の凹凸が一番大きく感じます。ペリカンは、プロギア同様に紙の凹凸を大きく感じますが、紙との抵抗感が小さく、サラサラとした乾いた印象を感じます。モンブランは、紙の凹凸がペリカンよりも小さく(細かく)感じられ、紙との抵抗感はペリカンよりある感じで、するすると滑らかではあるが、ペン先が走って行く感覚といえばいいのかな。で、ホモサピエンスですが、紙の凹凸がほとんど感じられません。コレは、MやBニブの滑らかさとも異なる感じです。柔らかい絨毯を踏んだ時のように、ふわっと紙に着地して、まさにぬるっと紙の上を滑っていく感じといえばいいのかな。結構しなるニブだと思います。

 という訳で、清水の舞台よりも相当高いところから飛び込む勢いでしたが、ペリカンに続いて一生ものと言える憧れの万年筆をお迎えしました。今年はこれで最後の買い物になって(多分)、といいつつ、先に記事にした父の万年筆の復活とか、またキャップレス一族が増えたとか、冬休みに記事にしていきます。
 ちなみに、ホモサピエンスで、最初に書いた文字は、”2”です。ウチは、購入したらまず、メンテノート+落書き帳に、買った日と製品名を試し書きするので。今は、いくつかのペンで書写をするのがひたすら楽しいです。

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