1万円の枕を買って気づいた。本当に欲しかったのは、自分への許しだった。
先日、新しい枕を買いました。
お値段は1万円ちょっと。
以前の私なら、絶対に買わなかったと思います。
「枕に1万円なんて高すぎる。」
そう思って、きっと安いものを探していたはず。
ものを買うとき、
あなたは何を基準に選んでいますか。
値段でしょうか。
実用性でしょうか。
それとも、「これが欲しい」という
自分の気持ちでしょうか。
私は長い間、
「安いもの」や「必要なもの」を基準に
選んできました。
生活に必要なものは買う。
でも、自分のために少し値段の張るものを
買おうとすると、
必ず手が止まってしまっていました。
「もっと安いものがあるかもしれない。」
「本当に必要なのかな。」
「少し贅沢じゃない?」
そんな言葉が、
考えようとしなくても頭に浮かんで…。
自分の「欲しい」という気持ちよりも、
「必要かどうか」を優先し。
「無くても大丈夫」
そうやって、自分をどこかで納得させてきました。
以前の私は、お金に対して
いつも漠然とした不安を抱えていました。
「将来のためにもっと稼がなければ。」
「老後のために貯めておかなければ。」
そして、
「私が我慢しなければ。」
「いつ、お金がなくなるかわからないし」
そんな漠然とした将来への不安。
不足感や焦り。
これを原動力にして、私は仕事を選び、働き、
日々の買い物もしていたのだと思います。
自分のためにもっといいもの買ってみたら?
と言われても。
私は、このお金に対する不安を
なかなか緩めることができなかったのです。
お金に対するこの感覚。
これもまた、ずっと昔から、
私の心の中にあったものです。
子どもの頃、私の家はお金に苦労していました。
金策に走る親。
泣いている母。
お金が原因で、
家族がバラバラになった時期もありました。
私にとって、お金は安心ではなく、
「家族を壊すもの」でした。
だから、お金持ちになりたいとも思わない。
でも、お金がなくなることも怖い。
そして大人になってだいぶあとになって。
色んな自分の内側を見つめて、
記憶のなかで親と向き合う中で。
自然と、お金に対する恐れも
少しずつ和らいでいったように思います。
そして最近。
私は自分のために一つの枕を買いました。
ここ数年、肩こりと首こりがひどくて。
朝起きると首肩の痛みはもちろん、
最近は頭痛もあって。
首も肩も支えてくれる、いい枕ないかな。
そんな軽い気持ちから。
探してみると、
安いものなら数千円、
高いものは一万円を超えるものまで!
枕の世界もずいぶん広いんですね!
そして、一番いいなあと思ったのは、
一万円を少し超えたもの。
高い!
以前の私なら、きっと買わなかったでしょう。
「枕で1万円?高すぎる。」
「無くても困らない。なんとかなる。」
そうやって、自分を納得させて。
でも今回は。
ネットを見て、
ポチっと、あっという間に購入していました。
「買ってみたい」
「心地よく眠りたい」
その気持ちを、素直に、そのまま受け入れられた。
以前の私なら、
我慢してもっと安いものを選んでいたはずです。
私はようやく、
「自分のためにお金を使っていい。」
「心地よく暮らしていい。」
そんな許可を、
自分に出せるようになっていたみたい。
自分への許し。
こう書いてみて。
自分を罰する気持ちが、
心のどこかであったのかもしれない。
そしてそれが、ようやく、ほどけてきたのだと。
ふと、そう思いました。
「自分を許していいんだ」
この実感が、
静かだけど、確かに、心の中で温かく、在る。
私にとってお金の問題は、
自分の存在意義や存在許可とも
つながるようなものだったのかもしれない。
もしかしたらお金の問題は、
ずっと、私に自分を許すことを
教えようとしてくれていたのかもしれません。
私に必要だったのは、お金そのものではなく、
「私は心地よく生きていい。」
「私は自分を大切にしていい。」
そんな許可を、
自分自身に与えることだったのだと、
今、思います。
これが、もしかしたら
お金を使うことの本質なのかもしれません。
私たちは、お金のことになると、
「節約しよう」「我慢しよう」と考えがちです。
それももちろん大切なこと。
けれども、
もし、お金について、心のブロックがあるな、
と思うなら。
一度、心のうちに
目をむけてみるといいかもしれませんね。
あなたが、自分を大切にしていくために。
本当の気持ちがわからない。
変わりたいのに変われない。
そんなときは、何かを足すよりも、
自分の感情に耳を澄ませることが
必要なのかもしれません。
本音がわからなくなってしまったわたしが、
感情を取り戻すためにやった、
実践ワークをまとめています。
自分の気持ちを見つめていくことで、
人は変わります。
自分の気持ちと向き合いたい時に。
ヤンさんは、こんな人
変わりたい、苦しいのをやめたい。
その想いは、自分の本質。
可能性であり未来を創る力。
このnoteでは、
頑張りすぎてしまう人、
生きづらさを抱える40代50代が、
自分らしく生きていくためのヒントを書いています。
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