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丹波から蚕って秦氏?「犬頭神社/服織神社/籰繰神社」京へ犬頭!皇室へ安産祈願献上【愛知シリーズ/三河シリーズ】

三河国は古くから養蚕が盛んな地域で良質な絹糸を生産しており、奈良・平安時代には税物として納めていた。犬頭神社で繭が生まれ、籰繰神社で糸にされ、服織神社で反物を織ったという神話が残っている。三河国の絹糸は「犬頭糸」ともよばれ、『今昔物語』に「参河の国に犬頭の糸を始むる語」という説話があるように、都(京都洛内)でもよく知られていたようだ。
 籰繰神社は丹波王国から移った人々から成り立ったとされるのも含めて、出雲や秦氏が流れてきたと思うのは私だけか?その答えは、菟足神社に行けばわかる。豊川稲荷もある地ですしね~。

 本題に行く前に、「籰繰神社」は「わくり」と読むサイトや人が多いですが、公式HPでは「わくり」となっています。神社や神様は「清らか(穢れない)=濁らない=濁点はつかない」「地名=神様と同じは失礼=濁らせる=濁点がある」と覚えればよいですね。

 では、丹波の神社仏閣に興味がある方は次をどうぞ!(丹波と丹後は元々1つで、一時期別れたが、くっついた歴史がある。)

変更履歴

2025/09/08:初版


▼犬頭神社:愛知県豊川市千両町糸宅107

→由緒

  • 640年頃、創建

  • 祭神は保食大神

  • 古くから養蚕の神として信仰され、神社の由来について「千両の犬頭の糸」の昔ばなしが伝わっている

  • この犬の頭を葬った所に社を創建したのが犬頭神社

  • 犬の尾は今の大崎町に葬り、足は一宮町の足山田に葬ったと伝えられている

  • 犬頭神社で生産された繭は、後述する「籰繰神社」で糸にされ、「服織神社」で織り上げられたとか

  • 養蚕が盛んで、年貢を千両ずつ納めたところから「千両町」 という名が付いたとか

  • 「犬頭糸」 という絹糸の名称は今でも使われ、境内には 御神木の桑の大樹がある

  • 927年に完成した『延喜式』、『今昔物語集』に犬頭という社名の記述がある
    →参考:https://www.city.toyokawa.lg.jp/shisei/koho/kohotoyokawabacknumber/23nen/230101go.files/ufile_munic_19488.pdf

  • 延喜式などでは「犬頭大明神」とされ、下千両村の産土神として信仰を集めていたようだ

  • 1691年、領主・松平和泉守乘邑が社号額を奉納

→境内/本殿

→メディア情報

犬頭の糸 【むかしばなし】
むかし、千両の村に役人がいました。妻に蚕を飼わせていましたが、どうしたことか蚕がみな死んでしまいました。このことに腹を立てた役人は家を出て行ってしまい、妻は貧しくさびしい日々を送ることとなってしまいました。そんなある日、桑の葉を食べている1匹の蚕をみつけ、これを大事に育てていましたが、飼い犬がこの蚕を食べてしまいました。驚き悲しんでいると、犬の鼻の穴から白い糸が出てきたので、これを引っ張ると糸はどんどん出てきて、4000から5000両ほど枠に巻き取ったところで犬は死んでしまいました。ある日、妻の家の前を通りかかった役人は、家の中に雪のように白く光沢のある糸がたくさんあるのを目にしました。妻からこの話を聞いた役人は、自分の薄情を恥じて妻のもとに留まるようになりました。その後、犬を埋めた跡に植えた桑の木に蚕が鈴なりにまゆを作り、美しい糸が限りなくとれました。この話が都に伝わり、それ以来三河国は犬頭糸を蔵人所へ納め、天皇の衣類を織るのに使われるようになったといいます。                      
            (『とよかわのむかしばなし』より)

https://mito.or.jp/mito-intro/toyokawahistory/4-6/4-6-11

千両の銅鐸 【県指定有形文化財】
犬頭神社は宝物として銅鐸を所蔵している。この銅鐸は、明治36(1903)年に千両町から財賀町に通じる通称「才の神」とよばれる峠付近で偶然発見されたものである。大きさは高さが56.9㎝、重さは9.15㎏ある。その形態から外縁付鈕式銅鐸とよばれるもので、やや厚手のつくりである。鈕及び鰭と身の裾に近いところに鋸歯文(のこぎりの歯の形をした文様)を配し、身は斜格子文様の入った帯を縦横に配した袈裟襷文を飾っている。弥生時代中期後半に製作されたと考えられ、三河地方出土銅鐸の中では最古の銅鐸とされている。 (桜ヶ丘ミュージアムで保管・展示)

https://mito.or.jp/mito-intro/toyokawahistory/4-6/4-6-11

これ以降は本NOTEの下にあるコメント欄で追記します。

▼服織神社:愛知県豊川市足山田町滝場31番地

→由緒

  • 公式HPは「http://hataori-jinja.com/

  • 社伝では5世紀に、養蚕機織守護神として、天機姫命を勧請して服織天神を奉斎したとされている

  • 平安時代に記された「三河国内神名帳」には、「服部天神 坐宝飯郡」という記載があることから古社

  • 棟札も鳥羽大明神や鳥羽明神と記されている

  • ハトリという地名は現在中田の一本杉と呼ばれ少しの空き地と何代目かの杉の木が残っている

  • 1605年、武田家家臣・山本四郎左ヱ門が現在の境内に社殿を造営したことがわかっている

  • その昔、犬頭神社 で生産された繭は 籰繰神社で糸にされ、ここで織り上げられたので「  服織(はたおり)」 という名がついた

  • 祭神は天機姫命で、別名は天八千千比売命天衣織女命

  • 機織の神であることから栲幡千千姫命と同一神説がある

あっ、真清田神社(https://note.com/yanma_travel/n/n4b7b84c76c1b)の境内摂社に「服織神社」がある。関係があると思う。真清田神社は尾張氏関係で籠神社の系譜から別れている。後述の籰繰神社を行くと確信してきた。

真清田神社境内「服織神社」には、祭神「天火明命」の母君の「萬幡豊秋津師比売命(よろずはたとよあきつしひめのみこと)」も祀られている。この神は「織物の神」で、「一宮七夕まつり」の主役はここになる。

私のNOTE:https://note.com/yanma_travel/n/n4b7b84c76c1b

→境内

→拝殿・本殿

→摂社・末社

  • 若宮八幡宮  

  • 村荒神

  • 白山大権現

  • 稲荷大明神 

  • 弁才天

  • 年永薬師石堂

→メディア情報

https://www.youtube.com/watch?v=fmbCjupK2gQ

これ以降は本NOTEの下にあるコメント欄で追記します。

▼籰繰神社:愛知県豊川市東上町権現1

→由緒

  • 公式HPは「https://wakuguri-jinja.com/」、インスタは「https://www.instagram.com/explore/locations/1018165727/

  • 御札授与所で安産の御札のセットが用意されている

  • 5世紀後半ごろ、穂国(豊川流域、おもに宝飯郡あたり)を治めていた国造が、丹波の国(私のNOTE)から、保食神と稚産霊神(ワクムスビノカミ)の分霊をこの地に迎え入れたのがはじまり
    →つまりのところ、籠神社の奥宮・眞名井神社(私のNOTE)から伊勢神宮外宮(私のNOTE)に遷ったトヨウケを指しているのでしょうか

  • 社名の「籰繰(わくぐり)」の「籰(わく)」は、糸をまく道具を意味し、「繰(ぐり)」は巻き付けるという意味がある

  • この辺り一帯は、その昔、養蚕が盛んだったと言われており、犬頭神社で繭が生まれ、東上町にあるこの籰繰神社で糸にされ、服織神社(機織神社)で反物を織ったという神話が残っている

  • ということからも「稚産霊神」ってアマテラスの妹神なのかもしれない・・・。

  • 1608年、 三河国の代官・彦坂九兵衛(定次)が、豊川の洪水を恐れ現在の豊川市東上町権現に神社を遷座

  • 江戸時代から皇室へ安産祈願のお札などを献上している

    1. 照宮成子内親王(大正十四年)

    2. 久宮祐子内親王(昭和二年)

    3. 浩宮徳仁親王(昭和三十五年)

    4. 礼宮文仁親王(昭和四十年)

    5. 紀宮清子内親王(昭和四十四年)

    6. 敬宮愛子内親王(平成十三年)

  • 1972年、2024年時点での今上天皇と秋篠宮様が進学したときに、美智子さまから五葉松1対が贈られ、拝殿の向かって左下に植樹した

  • 近年では、雅子様が愛子様をご懐妊された時、2024年時点の今上天皇のご誕生の際にも献上している

  • 神社でお配りしている安産セットは、皇室に奉献したものと同じ

 皇室への献上については、大変明るい方がNOTEしているので、そちらをどうぞ!(https://note.com/nakahara_kanae/n/nfec26c577f5e

→参道

 表参道横に3台ほどの駐車スペース。裏からも参拝できるようです。

→拝殿・本殿

 江戸末期より皇室へ御札献上が始まったと伝えられ、長い献上の歴史のある籰繰神社からお札が献上されたそうな。

→メディア情報

これ以降は本NOTEの下にあるコメント欄で追記します。

▼旅行記▼セットで行くところ

◆愛知⑦◆豊川と岡崎の神社仏閣と名古屋港水族館【愛知シリーズ/三河シリーズ/名古屋シリーズ】|やんまあ@旅行記

未来の旅行記は次に記載されていきます。

愛知の神社仏閣は次のマガジンに追加していきます。

▼仏像展


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