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南方熊楠が守らせた“奇跡の森”「田中神社の森」消えた神社が蘇った理由【和歌山シリーズ/和歌山市周辺シリーズ/和歌山紀北シリーズ】

熊野古道の水田の真ん中に、ぽつりと浮かぶ小さな森。それが「田中神社の森」です。一度は神社合祀によって消えたこの場所は、しかし“ある人物の一言”によって救われました。その人物とは、博物学者・南方熊楠。

「神社はなくなっても、森だけは残せ」

この助言がなければ、この場所は完全に失われていたかもしれません。1915年に八上神社に合祀されましたが、熊楠の「合祀されても神林だけは残しておけ」との助言に従い、神社林を残していたため、後に復社を果たすことができました。

 昨日公開した「瓢箪絵馬」がある神社の答えですね。やっぱ瓢箪がここ周辺の推しなんですね。

岡地区の田んぼの中央に位置し、約8アールほどの小さな森である。この森のフジは、南方熊楠によって変種「オカフジ」と名付けられたもので、総状花序(そうじょうかじょ)が短く、花びらの旗弁(きべん)がやや大きく、花は淡い白色に近く、翼弁(よくべん)はこれに反して色が濃い。田中神社境内の背面にあるフジは特に大きく、幹周り1メートルになる。
クスノキの巨樹をはじめとし、モッコク、イヌマキ、シイなどがあり、特異なフジと豊かな自然が残された社叢である。

田中神社の森(岡藤) | わかやまの文化財

変更履歴
2026/05/08:初版


▼HP▼アクセス▼祭神・本尊と脇時

  • 公式HP:--

  • アクセス:和歌山県西牟婁郡上富田町岡403

駐車場があります。今は公園になっていますね。

▼見どころ

→由緒

  • 1100年代: 熊野古道中辺路沿いに、地域の産土神を祀る神社として創建される。

  • 1868年以降: 神仏分離や神社合祀政策により、近隣の 八上神社に合祀される。社殿は失われるが、跡地は鎮守の森として残される。

  • 1900年代初頭: 南方熊楠 が神社合祀反対運動の中で、この森に生育する希少植物の価値を指摘し、保護を訴える。

  • 1958年: 珍しいオカフジの群生地として和歌山県指定天然記念物に指定される。

  • 2000年代以降: 5月中旬から下旬にかけて咲くオカフジの名所として整備され、熊野古道の自然景観を伝える場所として親しまれている。

→境内へ

田中神社の森 は、熊野古道中辺路沿いに残る貴重な鎮守の森で、和歌山県指定天然記念物のオカフジ群落で知られています。博物学者の 南方熊楠がその自然価値を高く評価した場所としても知られています。熊野古道の歴史と自然を同時に感じられる名所です。

八上神社の南東約800mにあたる岡川左岸の水田地帯に位置する。神社の創建年代は不詳であるが、民俗学者の柳田國男は「日本特有の風景」として、熊楠は「熊野三景の一つ」として、それぞれ評価した。1915(大正4)年に八上神社に合祀したが、合祀後も神林だけは残すべしとの熊楠の助言に従い、周辺村落の氏子たちは神林を伐採せずに守り続けた。その結果、第二次世界大戦後に旧社地へと複社することができた。900㎡未満の小さな境内にはクスノキの巨樹、モッコク・スダシイ・イヌマキフジなどが叢生し、平坦な水田地帯にあって視覚上の目印となる象徴的な神林の風致景観を形成している。

田中神社 | 南方熊楠顕彰館(南方熊楠邸)– Minakata Kumagusu Archives

→境内・拝殿・本殿

 ということで一の鳥居に戻るべく一度境内を離れます。

 力石かな・・無理だな・・・。

▽オカフジ

「オカフジ」があります。この藤の違いは、通常の藤は、ツルが左巻きに成長するのに対し、このオカフジは右巻きになっています。この特殊な藤は和歌山のここだけにしかありません。その同じ種類の主類の藤がもう一つ、岡川八幡神社のそばにも、右巻きの藤の大木があり、田中神社が岡川から流れてきたといわれる伝説があります。一般的な藤は花が一度に全房咲くのですが、オカフジや山藤は上から順番に開花していきます。花が白っぽいのが特徴です。

田中神社 | 口熊野かみとんだ

▽大賀ハス

▼メディア情報

これ以降は本NOTEの下にあるコメント欄で追記します。

▼旅行記

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