徳川/狩野/皇族の宝物に超満足「正法寺」石清水八幡宮の仏像【京都ツウシリーズ/京都八幡シリーズ】
年に数回公開するツウの寺で、尾張徳川家に嫁ぎーの!皇族が来る!石清水八幡宮の仏像は快慶作か快慶工房のものだろう!って、レアな説法印だ・・。口から阿弥陀仏を出す空也上人もいるし、玉座の部屋には二条城、名古屋城天守閣に筆を入れた絵師の作品が!!妻が大満足の寺!!!
本堂内の雰囲気、金の残り具合、内陣と外陣に描かれているものなど、京都で一番素晴らしいかもと思った。言い過ぎか、10本には入る!!!そりゃそうか、日光東照宮の内陣を手がけた絵師だもんな。
本NOTEは京都府八幡市の正法寺です。京都の正法寺は色々ありますね。順に、西京区の大原野、南山城の和束町にもあるし、まだあると思う・・・。
変更履歴
2025/05/20:初版
▼HP
▼アクセス
京都府八幡市八幡清水井73
▼見どころ
源頼朝の御家人で石清水八幡宮の社家・志水氏の祖となった高田忠国が開基。志水氏の菩提所で、徳川家康の側室お亀の方徳川家康の側室「お亀の方」の菩提寺。境内公開日が限られていて、この日は中に入ることができませんでしたが、徳川家ゆかりのため鐘楼が金ぴか。境外のお堂に「八角堂」があり、本尊「阿弥陀如来」が安置されている。
→由緒・歴史
通常非公開(八幡市HP、公式HPでチェック!)
徳川家康の側室・お亀の菩提寺
重要文化財の本堂、唐門、大方丈など、文化財の宝庫
本尊・阿弥陀如来の脇侍が大和坐なのも注目
素晴らしい阿弥陀三尊には間違いない
法雲殿の全長約5mの阿弥陀如来坐像@重文は、石清水八幡宮の八角堂から移された
説法印の阿弥陀如来坐像@重文が安置されており、寺では快慶作という説明が。。
確かに快慶が作りそうな顔だが、真作なら墨書があるかと思うし、全体のバランスを見ると疑わしい・・
正法寺は、室町時代に後奈良天皇の勅願時となり、その後、徳川家康の側室でのちの尾張藩主・義直の母「お亀の方」の菩提寺として知られています。
— 八幡市観光協会 (@KankouYawata) May 17, 2024
重要文化財の本堂や唐門、大方丈をはじめ、狩野派の襖絵や全長4m80cmにも及ぶ木造阿弥陀如来坐像も特別公開されます。
時間:10時~15時 拝観料:700円 pic.twitter.com/XIiuaZ5VlR
歴史です。
1191年、源頼朝の幣礼使として、鎌倉幕府御家人・高田蔵人忠国により開祖
3代目の宗久が出身地の清水に因んで「志水(しみず)」と改姓し、寺は志水氏の菩提寺となる
1546年、後奈良天皇の命で勅願寺となり発展し、天台宗から浄土宗に改宗
1630年、本堂、大方丈、唐門をお亀が寄進し、国の重要文化財
志水家の娘・お亀が、徳川家康の側室になり、尾張徳川家初代・義直の母となったため、尾張藩の厚い庇護を受けた
江戸時代前期の寺院建築が現存し、仏像、絵画など数々の有形文化財を所蔵している
本堂内の保存状態は良く、金や内陣・外陣のデザイン、阿弥陀三尊の状態も頗る良い







→山門・参道


→参道横:千体地蔵





→山門・参道「唐門@重文」
正面に唐門がある。つまりのところ、皇族や武将など権威・権力者所縁の寺である。


→有料拝観へ!
結構、駐車場はあるので安心ですが、平日は保育園などで込むかもと思ったり。










→鐘楼


→大方丈庭






次の写真は昔の写真です。台風で折れたようです。で岩を入れて、25の岩で二十五菩薩を表現している。

最後に今の庭園。

→XX


→宝物館「法雲殿」快慶作?石清水八幡宮の説法印の阿弥陀如来坐像

入った瞬間びっくりした!想像していたものと違い過ぎる・・・。
阿弥陀如来坐像については次の通り
全長約4.8メートル
結跏趺坐で、穏やかな表情で、両手は胸の前で中品中生の「説法印」を結んでいる
鎌倉時代の作で、国の重要文化財に指定されている
像自体の高さは約2.8メートル、檜材で、漆に金箔で覆われていたようだ
高さ約4.8メートルにもなる光背には13体の化仏を配し、金箔が残っている
墨書など、作者は謎だが、快慶か慶派と説明があった
元々は、石清水八幡宮本社近くにあった八角堂に安置されていた
八角堂は、鎌倉時代はじめに、順徳天皇の発願により建てられた、隅切り八角形の仏堂で珍しいが、状態は良くなかったようで、仏像も残念ながら保存状態は、どちらかというと良くない

いや~快慶の双璧である運慶が説法印の阿弥陀如来坐像@国宝を造っており、そこと比較すると快慶作!と言いたいのは分かるが、若干、怪しい気がした。ただ、仏像から徐々に遠のき目が合う場所で見仏すると、顔の表情を見ると確かに快慶かもなと思ったりする。近年、大阪の金剛寺(私のNOTE)では運慶作?快慶作?と言われていたが、修復時に快慶の愛弟子・行快作とわかり、速攻国宝になったので、もしかしたら?はあるかも。運慶工房ではなく快慶工房なのは確かだ。
ちなみに快慶作説は次の人のブログを読んで、そこから来たのかとも思った。そうなんですよね~長谷寺(私のNOTE)の十一面観音立像は何回か焼けているのですが、快慶作の時代があったんですよね。そして、快慶の弟子が長谷寺式十一面観音立像を作っているんですよね~。なんか納得した。
本像は石清水八幡宮の古記録より検校という役職にあった祐清が造立し、その年代は建保年中(1213~1219年)という。祐清の譲り状に「丈六堂寺用料」とあるのが八角堂のことをさしており、それが快慶らによって再興された長谷寺十一面観音像に関する項目の前にあることから(同文書の項目は基本的に年代順になっている)、本像の造立が長谷寺像再興の1219年よりも前であることの傍証となっている。
作者についての記録はない。この頃、石清水八幡宮関連の造像を多く担っていたのは院派仏師であるが、本像の雄渾な作風から慶派仏師ではないかと推測されている。願主の検校祐清と快慶の間に接点がある(快慶が石清水八幡宮に奉納した八幡神画像に祐清の名が記されている)ことから、本像の作者は快慶ないし、その周辺の仏師ではないかと考える説が有力となっている。
→本堂から大方丈と庭




→本堂
本堂は重要文化財。本堂正面の寺号「正法寺」の扁額は後奈良天皇の宸筆によるもの。本堂は鎌倉時代のもので、屋根の金は「逆輪(さかわ)」と言われるもの。お亀は尾張徳川家に嫁いだので金がじゃんじゃんあったようだ。仏像と同じく、歴史的に素晴らしいものの裏には「カネ」があるということだ!

本堂の軒先にある「逆輪」は全国で唯一正法寺にしかない「金に輝く飾り」である。
内陣は写真NGなので出せないのが残念だが、素晴らしい状態・雰囲気である。これ国宝になると思います。
本堂の本尊は阿弥陀三尊である。阿弥陀三尊なので、本尊は阿弥陀如来坐像で、脇侍は大和坐りの観音菩薩・勢至菩薩で、鎌倉時代の作と推定されている。この阿弥陀三尊は院派か円派かな~と感じた良い仏像。
本堂右には、お亀の方や徳川家の位牌があり、左は法然上人像となっていた。
本堂内陣は、日光東照宮の内陣を手がけた絵師によるもので、当時の彩色がそのまま残っている。
地垂木、飛檐(ひえん)垂木の先端に取り付けられるのは通常金具ですが、ここでは木製の箱状の飾りに金箔を貼っており、木が造り出す柔らかな表情がお亀さんを偲ばせます。
→大方丈から小方丈/書院
賓頭盧さんと・・・口からなんか出している・・・説明を受けた・・・「空也上人」です!!い、意外過ぎる・・レアすぎるのが安置されているとは、顔は斜めを向いているのだが玉眼だ。ただ口から阿弥陀を6体ではなく1体だけになっているのは、戦で火を放ち焼けたからなんだそうな。。
→小方丈/書院と書院庭園
バサバサバサ~と何かが池に飛び込んだ。正体は鴨だった。石清水八幡宮に近いので!?よく鳥が休憩に来るようだ。



書院裏側の山際に作られた池泉座鑑式庭園。男山へと続く斜面に並んだ石組みです。小方丈と住職居間からも楽しめるようになっており見応えがある。

一番奥の部屋です。写真の向こう側の御堂が檜皮葺から銅板などに変えたので、前などにより鉄分が池に流れ濁ったようで、昔は澄んでいたようだ。江戸時代前は、あのお堂は無かったので、向こう側の庭まで見れたよう。

→大方丈
https://bunka.nii.ac.jp/heritages/detail/122814
横3部屋×奥2部屋で計6部屋で構成されている。
寺でお馴染みの松の大木などを描いた襖絵が飾られており、上段の間に描かれた煌びやかな大障壁画である「琴棋(きんき)書画図」は、狩野派の絵師によるものと推測されているそうだ。
京都府指定文化財である小方丈および書院から望む庭園は京都府指定名勝です。他にも彫刻や古文書など豊富な文化財があり、唐門に掲げられた山号「徳迎山(とっこうざん)」、境内の法雲殿には、南へ約一キロメートルのところにある八角堂にかつて祀られていた巨大な阿弥陀如来坐像が安置されています。
→拝観入口



▼メディア情報
5:00くらいから庭園風景
桜の時期は他力本願。
これ以降は本NOTEの下にあるコメント欄で追記します。
▼旅行記
京都八幡市の通常非公開寺院で秘仏公開!石清水八幡宮の仏像たち/継体天皇即位の場所◆京都八幡②大阪枚方①◆|やんまあ@旅行記
▼セットで行くところ
石清水八幡宮周辺ブラリ!真如寺&等持院◆◆京都八幡②大阪キタ⑤京都上京⑧右京⑮|やんまあ@宿・食 (note.com)
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