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ラストチャンス?!50年に一度の御開帳「正寿院」快慶お帰り/風鈴まつり

 京都府宇治田原町に位置する正寿院で、秘仏「十一面観音立像」が特別公開されています。50年に一度の秘仏は2040年開扉だが、特別に御開帳!!鎌倉時代の姿を間近で見られる最後のチャンスかもしれません。
 200年以上ぶりの修復を前に、古色に包まれた仏像を拝観できるのは今だけ。通常非公開の内陣に入り、観音像を間近で鑑賞できるだけでなく、快慶作の重要文化財「不動明王坐像」も合わせて見ることができます。本記事では、正寿院の歴史や仏像の特徴、御開帳の詳細情報をお届けします。この機会に、秘仏との出会いを果たし、歴史と文化に触れる旅に出かけてみませんか。(2026年からは1年ほどかけて仏師による修復が行なわれるそうです。)

▼正寿院の詳細

 寺の詳細は次のNOTE参照。本NOTEは2025年の御開帳の模様です。

2019年ぶり参拝です。

南山城には慶派の仏像が多く、快慶作の仏像が二体ある。その1つが「正寿院」で、醍醐寺三宝院やアメリカの美術館にある快慶の不動明王より印象深い不動明王坐像である。ちなみに、この寺の本尊は50年に一度しか御開帳されないという秘仏の「十一面観音菩薩」が安置されているが、これはもう見仏できないかも(前回の御開帳は1990年だったので、次は2040年。)。また、宇治田原の「三社祭」を巡った。平安時代に藤原秀郷(俵藤太)が平将門の乱を平定した功績によって領主となったことを祝ったのが始まりとも言われるお祭で御栗栖神社・大宮神社・三宮神社を指す。

私のじゃらん旅行記より

▼本堂内陣

  • 弘法大師坐像

  • 不動明王立像

    • 護摩により

  • 石仏・役行者坐像

  • 石仏・不動明王立像

  • 金剛界式大日如来坐像

  • 秘仏・十一面観音立像

    • 後述

  • 快慶作・不動明王坐像

    • 後述

→秘仏「十一面観音立像」台座に像の観音

◆ 開催期間
2025年4月1日(火)〜11月30日(日)

 50年に一度という大変貴重な機会として、秘仏「十一面観音立像」の御開帳が行われてている。普段は厚く御扉を閉ざされ、内々陣にも入ることができないこの仏像が、約8か月間にわたって一般公開される。

◆ 特別拝観内容

  • 普段は非公開の内々陣に足を踏み入れ、十一面観音立像を至近距離から見仏

  • 拝観料:1,000円(限定のお菓子付き)

 この特別拝観では、通常は目にすることができない内陣に入って、観音像とほぼ同じ高さの目線で、細部までじっくり見仏できます。
 さらに、拝観者には祈祷された特別御札と、地元の職人がこの御開帳のためだけに手作りした限定のお菓子が授与されます。

◆ 見仏

  • 鎌倉時代後期の仏像彫刻の傑作

  • 現在まで長らく「秘仏」として大切に守られてきた

  • 檜かカヤの木造

  • 小さいが優美、後述する不動明王坐像の仏師・快慶と十八番!截金が膝あたりにもよく残っている

  • 保存状態は極めて良好で、彩色の残り具合、仏像背面の装飾なども確認できる

  • 左手には十一面観音の特徴である華瓶を持っている

  • 台座に像というのが面白い

  • 火災を唯一乗り越えたため「厄除け観音」とも

    • 過去に正寿院は火災に見舞われた歴史があるが、その中でこの十一面観音立像だけは奇跡的に焼失を免れた

      • 戦国時代と江戸中期に大きな火災に遭った

      • どちらも落雷によるもの

      • 江戸中期には全焼してしまうが、その際に当時の住職や地域の方が炎の中、扉をこじ開け観音様を運び出した

      • 非常に大変な思いをされたと思います。観音様の足元から下の台座とよばれる蓮華や象はその際に焼失し、お寺の再建時につくり直されたため、足元から上とは色が異なっている

    • この出来事から、地元では「災厄から守ってくれる仏様」として篤く信仰されてきた

  • 200年以上ぶりの修復前の御開帳

    • 今回の御開帳は、約200年以上ぶりの修復に先立って行われるもの

    • 今回を逃すと、次にこの「鎌倉当時のままの姿」を目にすることはもうできないかもしれない

    • 修復後には表面処理や再彩色が施される可能性もあるため、古色に包まれた今の姿を拝めるのはまさに「最後のチャンス」

 横顔からも慶派・院派あたりだろうと思わせる美仏だなと。

▼快慶作・不動明王坐像@重文

 奈良国立博物館から里帰りされていました!!

◆ 快慶(かいけい)とは?

快慶は、鎌倉時代の代表的な仏師で、運慶と並んで「慶派」の中心人物です。彼の作品は力強く生き生きとした表現が特徴で、特に武将や僧侶のようなリアルな人物像や、迫力ある仏像を多く手がけました。鎌倉時代は武士文化が栄えた時代で、こうした写実的で力強い仏像は当時の人々に大きな影響を与えました。

◆ 不動明王とは?

不動明王は、仏教の護法善神の一つで、厳しい表情と剣や縄を持つ姿で知られています。悪を断ち切り、信仰者を守る「怒りの仏」として広く信仰されてきました。坐像とは、文字通り「座っている姿」の仏像で、動きのある立像と比べて安定感があり、静謐さも感じさせます。

◆ 正寿院の快慶作・不動明王坐像の特徴

  • 重要文化財に指定されている、歴史的にも非常に価値の高い作品です。

  • 造形は快慶らしい写実性と躍動感にあふれ、強い力を感じさせる表情やポーズが特徴。

  • 近くで拝観できるため、細かい彫刻の技術や表情のニュアンスをじっくり鑑賞できます。

  • 正寿院の十一面観音立像の拝観とあわせて見ることができる、見逃せない仏像です。

  • 赤目で顔は正面ではなく少し向かって右を向きこちらを見ている

  • この造形は愛弟子・行快作の不動明王坐像にも受け継がれている気がするのだが

▼写真館

→本堂側

 本堂に行きます。

 本堂裏です。

境内に戻ります。

→客殿

 この客殿の天井画は、本堂の内陣の天井の写しなんだそうだ。

▼オマケ

→みんなの声


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