京都No.1花の寺「三室戸寺」西国三十三所!光仁天皇勅願or大神神社の三輪氏「十八神社」【京都宇治シリーズ】
西国三十三所で京都の花の寺の代表格。GWあたりはツツジ、6月は紫陽花で有名で、紅葉も良い。8:30に自動で門が開いて入山する。時期により拝観料が違うので要注意。アジサイの満開の頃には、本堂前の蓮も咲き始める時期なので二度おいしいかも。
収蔵庫修理中
令和5年3月まで拝観はできませんのでご留意ください。
花の寺のイメージが強いですが、西国三十三所です。西国三十三所の理由は天皇ゆかりの寺でもあるからかな。
770年、光仁天皇が宮中に毎夜金色の霊光が射すのを見て、大変喜びになり、御室戸寺として建立した。その後、光仁天皇、花山天皇、白河天皇の離宮になったため、「御」の字を、「三」に替え、「三室戸寺」と称するようになったとさ。所謂、恐れ多いので表記を変える!という神社仏閣アルアルですね。
なお、意外なことに、白河法皇は熊野詣の際には、ここで17日間の護摩供修行をされたので、熊野検校宮の入峰に際しては、17日間の御修行をするようになったとか。
ということだが、異説がある。その存在が「十八神社」である。この神社は大神神社(私のNOTE)から勧請したようで、神がいる山から転訛したのではという説がある。
階段にアジサイって長谷寺と同じですね。
って、、これも・・トレンドか・・。
では三室戸寺です。
変更履歴:2011年/2013年/2022年
変更履歴
2025/07/09:初版
▼HP
▼アクセス
京都府宇治市莵道滋賀谷21
▼祭神・本尊と脇時
千手観音
▼見どころ
三室戸寺の由緒・歴史をどうぞ。
770年頃:創建
光仁天皇の勅願により、南都大安寺(私のNOTE)の僧・行表禅師によって創建されたと伝えられています
伝承によれば、光仁天皇が毎夜宮中に差し込む金色の霊光の源を探させたところ、宇治川の支流である志津川の渓流に千手観音像が出現。この観音像を本尊として、「御室戸寺」と称されました。
当初は「御室戸寺」と呼ばれましたが、光仁天皇、花山天皇、白河天皇の三帝がこの地に離宮を置いたことから、頭文字の「御」を「三」に替え、「三室戸寺」と改称されたといわれています。
平安時代:隆盛と巡礼地の確立
桓武天皇は、最初に出現した千手観音像を胎内に納め、白壇木で二丈一尺の千手観音像を造立し、大悲閣を建立しました。
寛平年間(889年 - 898年)には、三井寺(私のNOTE)の開祖である智証大師円珍がこの寺に滞在し、法灯を掲げ、寺門を中興しました。
花山法皇が離宮を設け、西国三十三所観音霊場の第10番札所と定めました。
『源氏物語』にも登場するなど、貴族の信仰を集めました。
11世紀末頃の西国三十三所巡礼に関する最古の史料とされる、行尊の巡礼記には、三室戸寺が最後の巡礼地(三十三番目)として記されています。
中世~近世(13世紀~19世紀):戦火と再建の繰り返し
度重なる兵火により焼失と再建を繰り返しました。
文明年間(1469年 - 1487年)には現在地に移転したとされています。
1573年(天正元年):織田信長と敵対した足利義昭に味方したため、寺領の多くが没収され、衰退しました。
1639年(寛永16年):道晃法親王によって復興されました。
江戸時代後期:現在の本堂は1814年(文化11年)に再建されました。
1704年(元禄17年):三重塔が建立されました(後に1910年に兵庫県から移築)。
近代~現代(19世紀末~現在):花寺としての発展
1910年(明治43年):現在の三重塔が兵庫県佐用町・高蔵寺から移築されました。
1960年代以降:紫陽花、ツツジ、ハスなど、四季折々の花が楽しめる「花の寺」として整備され、多くの参拝者や観光客が訪れるようになりました。特に「あじさい寺」として全国的に知られています。

▽参道・お堂・仏像






入るとすぐに「新羅大明神」を祀る社が現れた。祭神はスサノオの息子「新羅明神(五十猛神)」で、滋賀・三井寺(園城寺(私のNOTE))から勧請したようだ。

4月はツバキが素晴らしいですね!6月になるとアジサイになります。ネットの写真を見て期待して参拝すると、アレッという時があるが、ここは期待通りですね。先に本堂へ!



西国三十三所を指す山門があります。なかなかの仏像が安置されています。ただし、2022年は宝物館は工事でしばらく見れませんので、仏像好きは事前にHPでチェックを!




途中に茶屋がある。


ハードな階段ですね。左手に坂があるのでそちらから行くと少しましかと思います。階段途中左手にトイレがあります。



階段を上りきると「宇賀神」の石像がある。伏見稲荷大社の祭神・ウカノミタマが宇賀神で、人間の顔に胴体が蛇という珍しい神様です。奈良に行くと結構出会います。そちらも秘仏です。

なぜ?宇賀神なのか?は公式HP参照ください。しかし、若干、秦氏関係もあると思わせる逸話などが多い気がするのは私の思い過ごしか・・。


→本堂
本堂です。現在の本堂は1814年に再建されたもの。本堂周辺には蓮があちこちに育てられています。さすが花の寺ですかね。ツツジとアジサイは庭園ですね。





本堂前に狛兎こと「福徳兎」があります。手を入れるところから卵型の石があり、その石が立てば、願いが叶うとか。

三室戸寺のある地域は、古来より、菟道(うじ)と称され、宇治の中心地でもありました。 仁徳天皇の弟、菟道稚郎子は宇治天皇とも称され、一時皇位についた可能性もあります。 この菟道稚郎子は応神天皇と宇治の豪族、和邇氏の娘との間に生まれた皇子で、宇治の本拠としていたので、こう呼称されていたのでありましょう。
https://www.mimurotoji.com/history/statue.html

なぜ?若貴のものがあるかと思ったら、横の「宝勝牛」のようです。大きく開いた口中には石の玉があり、これを撫でると勝運がつくといわれている「宝勝牛」が本堂前にある。


では、本堂へ!
本堂です。本尊は「十一面観音」ですが秘仏です。内陣には反射板があり内陣などが見れないようになっていました。残念・・。








→阿弥陀堂:四十八願寺、三重塔
本堂右に阿弥陀堂がありますが、それが親鸞の父・日野有範の墓のようで、阿弥陀三尊を安置しているとのこと。いつ見れるのだろうか・・。って、宝物館か??


↑↓10年でこの状態になる。

本堂から三重塔へ。


なかなか素晴らしい三重塔である。山にある寺なので、見上げる形になりますね。紅葉時期は良い感じになるかと思います。


→三室戸寺霊宝殿
2022年は入れなかったです。改修中です。

鎌倉時代作といわれる阿弥陀三尊、釈迦如来坐像、毘沙門天の五躰の像が安置されていて、毎月17日にこの霊宝殿が拝観できるそうです。
→十八神社(いそはじんじゃ)
本堂、三室戸寺霊宝殿より左奥に神社があります。寺の鎮守社のようですが、祭神はオオモノヌシで、そう奈良・大神神社から勧請のようだ。

ちなみに、三室戸寺が再建の際に移動されたらく、今の本堂には元々はこの神社があったらしい。創建は室町時代で、社殿は重文に指定されている。祭神は18柱になるが詳細は不明。


→社務所から本堂
本堂左の社務所で御朱印などいただける。御朱印は神社のみというのがマイルールなのですが、期間限定の御朱印があるようです。





▽しだれ梅園
2023年ぐらいからだったっけ『【新名所】圧巻の梅風景 宇治「三室戸寺」のしだれ梅園【京都花めぐり】』をどうぞ。
「三室戸寺 しだれ梅園」では、紅・白のしだれ梅の先に、宇治の街が一望できる。眺望と咲き誇る梅の壮観な景色は、まさに天空の梅園だ。梅が添えられた「茶そば」や「梅あんみつ」などを楽しめる茶店もあり、広々としたのどかな空間で春の始まりを楽しむことができる。
「三室戸寺 しだれ梅園」の2023年の開園は3月31日(金)まで。開園時間は8:30~15:10。
▽桜
▽ツツジ:例年4月下旬から5月上旬。2万株。
本堂に行く前にツツジを見に行き、そのあと本堂、最後にツツジを見て帰るコースです。



















本堂からの風景






つつじ園・あじさい園の北側の枯山水と池泉回遊式庭園です。





さて、茶屋裏側も行けるようになったので、そちらへ!



先ほどのツツジの谷!?上側あたりを歩いています。






▽あじさい:6月中旬。1万株から2万株







プロ曰く、写真は高台から見下ろすのも良いらしい。
▽蓮酒
▽三室戸の紅葉
▼旅行記▼セットで行くところ
◆京都宇治①伏見山科⑤◆京都のツツジ!三室戸寺&城南宮!
◆京都長岡京②西京③◆楊谷寺&善峯寺のあじさい祭り!三室戸寺&矢田寺も!
▼仏像展
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