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金森雄三の業務日誌1 亜鉛華単軟膏の塗り方

金森雄三の業務日誌1 亜鉛華単軟膏の塗り方

*このコンテンツの内容は、フィクションです。
登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありませんが、医薬に関するテーマについては「出典・参考資料」を提示し、根拠に基づいた内容を心がけております。
コンテンツの情報を活用される場合、ご自身で根拠の確認をお願いいたします。

〇月〇日
10歳の女の子(患者さん)を連れたおかあさんが来局しました。
処方せんを見ると、初めて受け付ける皮膚科のクリニックのです。
お薬は、抗アレルギー薬の飲み薬、ステロイドの軟膏、亜鉛華単軟膏とオリーブ油が出ています。

よく処方せんをチェックすると「亜鉛華単軟膏」のところに「貼付」となっています。
門前のクリニックは消化器内科が専門の内科で、皮膚科関係の処方はあまり経験がありません。
亜鉛華単軟膏の処方量は「30g」となっていますので、何かに塗って貼り付けることは想像できましたが、先生から特別な使い方の指示がでているかもしれません。母親に聞いてみると、先生から貼り方を聞いた気はするが、もう一度詳しく教えてほしいとのこと。念のため、クリニックに電話し、先生から使い方を教えていただきました。

先生が母親に説明したのは、「リント布に亜鉛華単軟膏を2~3㎜にぬり、そのうえに滅菌ガーゼでカバーする」でした。

亜鉛華単軟膏は、あせも、皮膚のただれ、症状の軽い炎症などに使用され、収れん、皮膚の保護、炎症をやわらげる作用がある塗り薬です。
ちなみに「収れん」とは肌を引き締めたり、発汗をおさえる作用のこと。
この薬は、注意するべき副作用や相互作用はほとんどありませんが、きれいにふき取るのが大変です。しっかりふき取ろうとすると皮膚に刺激が加わってしまいます。

洗う時にオリーブオイルまたは泡の石鹸で優しく拭き取ります。
処方せんのオリーブ油は、もちろんこの「拭き取り用」です。

今日も、勉強をさせていただきました。感謝します。
以上

次回は、「金森雄三の業三日誌2 コタロー抑肝散加陳皮半夏をカプセルか錠剤でほしい」です。

[出典・参考資料]
・亜鉛華(10%)単軟膏 添付文書
https://www.info.pmda.go.jp/go/pack/2649710M2092_2_07/?view=frame&style=XML&lang=ja

・困った! 固まって落とせない亜鉛華軟膏
ナース専科
https://knowledge.nurse-senka.jp/500553

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