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早慶戦の裏側で。私たちが日本テニス界の「データの民主化」に挑む理由

はじめに:歴史が動く、早慶戦の真っ只中で

本日6月13日、伝統の早慶戦の第1日目(ダブルス)が終了しました。 会場に足を運んでくださった方、あるいは画面の向こうでリアルタイムに動くスタッツ(データ)をご覧になった方もいらっしゃるかもしれません。

私たち「SMARTENNIS(スマートテニス)」が手がける、国内初となるスタッツ連動型ライブ配信。今回の早慶戦は、私たちの事業の運命と人生をかけた、前例のない挑戦の舞台です。

直前まで続いた配信テスト、予期せぬトラブルとの戦い……まさに綱渡りのような日々を経て、今こうして初日の配信を終えた夜、こみ上げる想いを形にしたく、パソコンに向かっています。明日14日のシングルスでは、さらに進化した詳細なスタッツ連動型ライブ配信をお届けする予定です。

この配信を見て「一体、どこの会社がやっているんだ?」と興味を持ってくださった方へ、あるいはこれからの日本テニス界を一緒に変えていく未来の仲間へ向けて、私がこの事業に命をかけている理由をお伝えさせてください。

弱点を補う日々から、自分らしさの追求へ

少し、私個人の話をさせてください。 今から8年前、私は自分のキャリアに深く悩んでいました。当時は営業職でしたが、自分には適性がないのではないか、いつまで得意ではないことをやり続けるのだろうかと自問自答を繰り返す毎日。自分の弱点ばかりを補うことに必死で、心がすり減っていました。

転機となったのは、大学院への進学です。そこから人生の新たな兆しが見え始めました。 軸となったのは、幼い頃から打ち込んできた「テニスへの恩返し」です。

「自分らしく生きるにはどうしたらいいか」を問い続けた8年間でした。巡りに巡って、大学院へ進み、いつの間にか大学テニスのコーチになり、修士号を取り、自分の会社を立ち上げ、独立し——まさに一つの集大成とも言える、この早慶戦の舞台を迎えています。

起業し、テニスを仕事にするなんて、当時の私は微塵も思っていませんでした。しかし今、私は人生で絶対に忘れられない最高の瞬間のなかにいます。

日本テニス界の危機と、大学テニスから生まれる「希望」

私がこの事業に強い執念を燃やしているのは、単なる自己満足やエゴだけではありません。今、日本テニス界は静かな、しかし決定的なピンチを迎えていると感じているからです。

先日の全仏オープンでは、24大会ぶりに男子シングルス本戦の出場者が0人という結果になりました。私たちはこの現実を、冷静に、そして真摯に受け止めなければなりません。テニスは、究極の「頭を使うスポーツ」です。体格やフィジカルで勝る海外の選手に対しても、頭を使い、粘り強く試行錯誤して勝つ。これこそが日本テニスの真骨頂であるはずです。

しかし、絶望ばかりではありません。 今、まさに大きな「希望」も届いています。直近のウィンブルドン前哨戦のATP250シュツットガルトで、早稲田大学出身の島袋将選手がツアー初のベスト8に進出し、同時にウィンブルドン本戦への繰り上がり出場が決まったというニュースが日本中を駆け巡りました。

大学テニスを経てプロになった彼が、こうして世界の舞台で躍進している。もちろん、すぐに芽が出たわけではありません。大学を卒業してからも、血の滲むような「試行錯誤」を幾度も重ねて、ようやくたどり着いた世界の舞台です。

今の日本テニスに足りないのは、この「試行錯誤」の量、そしてそれを国全体で支える仕組み(インフラ)です。

また、これは私個人の主観・見解も含まれますが、テニス界で育った優秀で頭の使える人材ほど、テニス界に留まらず、他の業界へ流出して活躍しているのではないかという課題感も強く抱いています。このままでは、仮に1人の天才選手が生まれたとしても、それは一過性の奇跡に過ぎず、国として勝ち続ける「再現性」がありません。

データは「勘と経験」を他者に伝えるための言語である

「データ活用」と言うと、決まって「テニスはデータがすべてじゃない」「現場の勘どころや経験の方が大事だ」という声が上がります。

私は、それに対して明確に「否」と言いたいです。 私がやりたいのは、現場の勘や経験を否定することではありません。むしろ逆です。指導者や選手が持つ素晴らしい「勘や経験」を、他者やチームにうまく伝えられないことこそが、日本テニスの最大のボトルネックだと考えています。

データは、決して一人歩きさせるものではありません。 選手が自分の「勘」をデータという客観的事実とすり合わせ、自分の強みや課題を「言語化」するための手段なのです。感覚の具現化や言語化ができなければ、次の世代の再現性のある強化・育成など不可能です。

大会の裏側。学生たちが自らの手でデータを入力し、インフラを動かしている。


今回私たちが提供している試合分析ソリューション「スマートテニス」は、まさにコーチや指導者のコーチングを支援するサービスとして、私が大学院の修士課程を通じて研究・開発を重ねてきた結晶です。


グランドスラムに匹敵するマッチスタッツ
弊社独自の指標である「ポイントレート(積極性)」

まずは今回の早慶戦を通じて、データが取れる環境を「当たり前」にする。それが、私たちが目指す「データの民主化」の第一歩です。

明日のシングルス、そしてその先にある未来へ

私たちは今回、慶應義塾体育会庭球部を通じて、「ライブ配信システム」「スコア速報システム」「試合分析ソリューション」を引っ提げ、この早慶戦という最高の舞台でお披露目をしています。

明日のシングルスでは、さらに解像度の高いデータと熱狂をお届けします。ぜひ、私たちのシステムを通じて、新時代のテニスの観戦体験、そして選手たちの「試行錯誤の軌跡」を目撃してください。

この前例のないDXインフラの常設化・スポット展開を軸に、私たちはこの夏、サマーキャンペーンを打ち出し、一気に勝負をかけます。

では、一体どうすれば日本テニス界で本当の意味での「データの民主化」を進めることができるのか?その具体的な戦略や、私たちが描くデータ分析アプリの未来については、次回のブログで詳しくお話ししたいと思います。

この泥臭くも壮大なビジョンに、もし少しでも心が動かされたなら。 今すぐでなくても構いません。中長期的に私たちの歩みに注目し、いつか「一緒にテニス界をひっくり返したい」と手を挙げてくれる仲間が、この文章の向こうから現れてくれることを心から願っています。

まずは明日、人生をかけた戦いの第2幕(シングルス)へ。 画面の向こうで、お待ちしています。

📢 明日(6/14)の早慶戦・シングルスをリアルタイムで体感する

国内初のスタッツ連動型ライブ配信と、一球ごとに連動するスコア速報をぜひこちらからご覧ください!

🔗 【慶應義塾体育会庭球部】早慶戦特設・スコア速報ページ
  https://www.keiotennis.com/

🏆 【早慶戦開催記念】サマーキャンペーン実施中!

今回、早慶戦のインフラとして導入された「ライブ配信・スコア速報・試合分析」のDXソリューションを、常設型・スポット型のプランであなたの大会やチームにも導入いただけます。

🔗 2026年早慶戦開催記念:大会運営支援DXサマーキャンペーン特設サイト
  https://www.smartennis.net/summer-campaign2026


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